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2005年5月27日 (金)

成果主義(FC東京の場合)

成果主義について書いたが、スポーツ選手こそ実力主義の世界。 FC東京の選手達はどんな目標を持ってシーズンを戦っているのだろうか。

戸田は勢いで(?)15得点なんて公約をしてしまった。(まだ1点だよ。頑張ってくれ。) 石川や茂庭、今野あたりは代表が視野に入っているだろうか? 逆に代表レギュラーの加地はチームでのポジション確保が大事かもしれない(少なくとも去年の夏頃は現実の問題だった)。 馬場やノリオは主力として飛躍すること、近藤はレギュラー確保、と言ったところだろうか?(ユースケ。今がチャンスだ。点取れ!) 増嶋、梶山はワールドユースに向けて期するものがあるだろう。

けど、今最も成果を挙げなければならないのは監督じゃないか? 成績も散々だが、中身もこれまたお寒い。 シンプルなサッカーを指向しているのはいいが、CK時に誰もニアに走りこまない、スローインでいとも簡単に相手にボールを渡す。 最低限の約束事すら欠如した状況は歯痒いを通り越して腹立たしい。

確かに怪我人は多いし、昔からFC東京はこんなアバウトな状態でも勝って来た。 が、こんな状況にまで到ってしまった以上、あらゆる努力を傾ける責任があるんじゃないか!? いつまでも改善されないのは責任を果たしていないから、と言うのは厳し過ぎるだろうか? 好きな監督であるからこそ、いろいろ望みたい。

フロントも同様。 非常事態にも関わらず、しばらく対応が見えなかった。 あるのはPSM情報ばかり。 サポは随分やきもきさせられた。 先週になってようやく方向性が示されたが、内容の是非以前に遅きに失した感がある。

最近は、一般企業でさえ「ファン」を獲得するために、熱心に顧客や投資家へ情報提供する。 そうすることが企業の長期的な成長に繋がる、との考えからだが、サッカーチームのような人気商売なら、なおさら積極的に情報発信する必要があろう。

特にFC東京の場合、今年始めに優勝宣言(モニロダ2005年1月19日参照)をしている。 その優勝に暗雲が垂れ込めてきた以上、補強して優勝を目指すのか、現有戦力で少しでも上を目指すのか、それとも最悪降格やむなしなのか、チームの考え方を知りたい。 そういうニーズを感知して、できるだけ早く見解を示すべきだろう。 そうすれば、ファンの側からも反応が上がり、相乗効果が働いてコミュニケーションがより密になっていくのではないか。

もっともっと愛せるチームになれるはず。

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