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2005年5月29日 (日)

何物にも代え難い 大分vsFC東京 5月28日(土)

shiaigo久々の勝利! 選手と喜びを分かち合うこの瞬間をどれだけ待ち望んだことか。 まさに何物にも代え難い瞬間。 まったく気苦労させやがって(笑)!

ツートップ、いいんじゃない?

ツートップが大きなワンツーで崩したり、中盤の混戦からボールをかっさらった宮沢が素早くサイドに展開したり。 それまでの大きな重石を背負ったような戦い方から一変、軽やかに戦う。

そして後半早々、戸田のセンタリングからユースケのゴラッソなゴール! ユースケと言えば、vs大宮@味スタでも混戦から抜け出して、角度の無いところから突き刺した泥臭いゴールがあったが、今回は戸田からのキレイなセンタリングにシンプルに飛び込んだもの。 王道を行くゴール。 興奮に我を忘れました。

石川の位置が少し下がることによってその前にスペースが生まれる。 FW二人がDFのマークを引き付ける動きをする。 だから、宮沢や今野からのロングフィードやサイドチェンジが石川にたくさん入っていた。 スペースが無いとずっと言い続けてきたが、ちょっとした工夫でスペースは生まれるんだな。

怪我明けの浄も、最初こそ松橋のスピードに乗った突破をファウルで止めざえるを得なかったが、以降はほぼ完封。 調子上がってきた。 藤田のディフェンスも安心して見られる。

無論、問題もまだ多い。 崩すパターンの少なさや持ちすぎ傾向、ピンチでみんながボールに向かってフリーの選手を作っちゃう、など。 また、昨日は相手の調子が今一つだったことも割り引かなければいけない。 けど、とにかくこの勝利を転機にして、捲土重来を期して欲しい。

そんな中、相変わらず心配なのがダニーロ。 ボールを持てば重戦車なんだが、いかんせんオフザボールの動きが悪い。 低い位置でしかボールを持てず、そこからドリブルしても3人がかりの相手に潰される。 一人だけ重苦しい雰囲気を持ち込んだままのような感じ。 まぁ、結果も出てないし、起用のされ方も中途半端だし、仕方ないか。。。 

試合後の挨拶のとき、ユニフォームをスタンドに投げ込む。 決して興奮や喜びから出た行動とは思えない。 最初から決めていたようで、脱ぐのに備えて小林からゼッケン貰おうとしていた(写真)。 このまま退団になるんだろうか? マジメそうで応援したいが、結論を出すなら早い方がお互いのためかも。 正直、どっちがいいのか分からん。

owari-nagoyaとにかく、待ちましたよ。 待たされましたよ。 待ちくたびれましたよ。 思い起こせば、瑞穂でマルケス・中村のカウンターに沈んで始まった連敗。 その日、名古屋ではまだ桜が満開だった(写真)。 その後、約1ヶ月半。 長く苦しんだし、これからも苦しい戦いは続くだろう。 この間の苦しみを無駄にしないためにも、焦らず、慢心せず、昨日の真摯な戦い方を忘れないでやって欲しい。 そして、この喜びをもっともっと味わいたい。

最後に、塩田。 バースデイ完封おめでとう。

番外

昨日は日帰りしたかったが、17時試合終了では大分18:30発の羽田行最終便に間に合わない。 そこで、本数が多い福岡から帰ることにした。(羽田福岡間は世界で二番目に客が多い路線らしい。 だから本数も多い。 ちなみに、一位は羽田新千歳間とのこと。)

在来線特急と新幹線と地下鉄を乗り継ぐこと約2時間。 福岡空港にたどりつき、ロビーで搭乗を待っていると、なにやら正装したゴツい色黒の集団が。 そう! FC東京の選手たちも福岡空港経由で帰るのだった! なんとなくいい雰囲気を感じる。 5月1日も大分空港で選手たちと一緒になったけど、そのときとは大違い。 ユースケは本当にいい笑顔。 今野はずっと携帯を操作していた。 たぶんユータとメールしていたんだろう?

羽田に到着。 吉祥寺行きバス停からは選手たちがバスに乗り込む姿が見える。 そして出発。 マフラーを掲げて見送りました。 暗くて誰か分からなかったけど、手を振ってくれた選手達に感謝!

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