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2005年7月 7日 (木)

ままごとサッカー 川崎vsFC東京 7月6日(水)

「ままごと」で子供が演じる家庭は、当たり前だが本物の家庭ではない。

砂や葉っぱで作った食事に、お買い物で使うのは紙に書いたお金。 「お母さん」が「お父さん」にこぼす愚痴も、親の会話やドラマのセリフを真似ているだけで、本物の悩みではない。 本物の家庭に宿っているであろう愛情も温もりも慰めも苦悩も葛藤も、そこにはない。 文字どおり「ままごと」である。

何が言いたいのかと言うと、FC東京の選手は「サッカー」を演じているだけで、本当の意味で「サッカー」をプレーしてはいないのではないか? と言うこと。

寄せ、パス、ドリブル、シュート(昨日は17本)と、一応サッカーの体裁を整えてはいる。 しかし、それだけではシャドー相手に練習しているのと同じ。

言うまでもなくサッカーは相手がいるスポーツだ。 いかに相手をかわし、騙し、逆を突き、裏をかくかの勝負である。 相手のプレッシャーをいなし、はね除け、無力化する工夫が不可欠だ。 それも個々人の偶発的な機転への依存ではなく、組織としての対応が。

しかし、ウチは今、そういう工夫を全く欠いた状態にある。 まさしく「ままごとサッカー」。

複雑な戦術を駆使しろと言っているのではない。 「シンプルなサッカー」で結構。 シンプルであろうが無かろうが、3バックであろうが4バックであろうが、どんなメンバーを組もうが関係無く、サッカーというスポーツにはそういう要素が内在しているはずである。

昨日の試合でも、攻撃は単に前やサイドに運ぶだけで、相手の穴や薄いところを狙うような工夫がない。 意図的に狭いスペースに寄せて逆サイドにふる、なんてこともしない。 横パスにしても、一人飛ばせばチャンスになる場面でも、必ず途中の選手を経由するからチャンスなど生まれようが無い。

ドリブルでも、急加速して相手のギャップを突けば、優位な状況が生まれるし、ファウルも誘えるかもしれないのに、一対一の勝負をしない。 寄せられたら後ろに戻すだけ。 周りの選手も、囮になって相手のマークを引きつけようともしない。

無為無策が如実に表れるのがカウンターの時。 川崎は3人だけで決定期を作るのに、こっちはシュートまで持っていける方が珍しい。 宮沢が言っていた、まさに「何をやったらいいのか分からない」状態。

そんなサッカー、見たくない。

「ままごと」は日が暮れればおしまい。 即席の「家庭」はその場で解散だが、果たして「ままごとサッカー」の結末やいかに。

余談

昨日の「べるでぃだけにわ~」には、セレッソ戦の時ほど腹が立たなかった。 正確に言えば、最初は「こっちは身を削られる思いをしているのに、お前らはお気軽だな」と腹が立ったものの、すぐに引っ込んだ。

その理由は、次の試合がその「ヴェルディ戦だから」というのもあるが、「もしかしたら、あれはファンの怒りを静めるためにワザと白けさせているのかな」などと勘ぐってしまったからだ。 まぁ、全くの見当ハズレかもしれないが、あれを聞いているうちに、怒りよりも次第に情けなさの方が強くなってきて、戦闘意欲が失せてしまったのは確か。

散々愚痴を書いたように、今はグタグタだが、降格圏を脱することができたら、チームもサポもだいぶ気が楽になるのでは? ヴェルディ戦は冷静な大人の戦いを望む。

そう言えば等々力は99年に初めてFC東京を見た記念すべき場所だったな。

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