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2005年9月27日 (火)

根性(とちょっとばかりの蛮勇) FC東京vs大分 9月25日(日)

厳然たる事実

2試合連続のスコアレスドロー。 さらに遡って思い出してみると、

  • 清水戦(1点): 栗澤FK>今野ヘッド>戸田バースデー弾
  • 柏戦(2点): ササ直接FK、阿部ちゃん復活弾
  • 磐田戦(1点): ユータ意表を突くFK>栗澤
  • 名古屋戦(1点): 楢崎のミス
  • 浦和戦(1点): ササゴール
  • 神戸戦(1点)] ユータのフェイント>ゴール

最後に流れの中からゴールを決めたのは柏戦の阿部ちゃん。 270分以上、流れの中から点を取ってない。 後期7試合で7得点。 流れの中でのゴールに限れば、楢崎のミスを含めてもたった4点。 実質3点。 あとはセットプレーから。 残留争いから抜け出せない訳です。

逆に、流れの中で点を取れた時は、柏戦では阿部ちゃんが逆サイドでちゃんと詰めていたし、浦和戦では金沢がゴールライン際までよくルーカスをフォローしていたし、神戸戦ではユータが粘り強くキープしていた。 つまり、どの得点も誰かが汗をかいていたんですよ。 のんべんだらりとやっていたんじゃ、相手のミスからしか点は取れない。 そんなお人好しは名古屋くらいしかいない。

で、試合について

先週末は、FC東京vs大分のほか、京都vs札幌と名古屋vsC大阪を見た。 後でレポートするつもりだけど、J2でぶっちぎりの京都と、6戦負け無しのC大阪。 好調な両チームに共通してることは、どっちも選手がよく動くということ。 特に、後ろの選手が前を追い越す動きや、パスを出した選手がそのまま走り、ボールを受けようとする動き。 で、不調のウチに最も欠けていたのも、そういう動き。

とにかく、動かない! 走らないからフリーの選手がいない。 フリーの選手がいないからパスを出す先がなくなる。 パスを出す先がないからバックパスか、1) 前線へのアバウトなフィード、 2) サイドへのパス、 3) ササへの楔のパス くらいしかすることがない。 しかし、それじゃ、全然得点の匂いがしないんだよな。 冒頭述べた結果が証明している。

1) フィード(と言うか、放り込み)はもともと正確なものではなく、しかも強風の影響があった。 受ける側も積極的にスペースを突く意識が低い(特に規郎)。 あんなんじゃ、相手ディフェンダーと重なっちゃって、通るパスも通らない。

2) サイドにパスしたところで、数人がかりでライン際に追い詰められて、潰されてしまう。 フォローも遅い。

3) ササへの楔も、相手ディフェンダーに前を取られることが多かった。 これはササが悪いというより、パスを出す側と受ける側の意識が合ってないからだろう。

イメージしてみて欲しい。 例えば、藤山や今野や梶山がボールを持つ。 しかし、誰も受けに来ない。 せいぜい前でササや戸田や栗澤がダッシュして、通る可能性の低いフィードを待つだけ。 けど、藤山や今野はそんな高い精度を求められるパスなど出せなくて、ジャーンに預けるだけ。 あとは知らんぷり。 だって、ジャーンから戻されてもまた出しどころがなくて同じことを繰り返すだけだから。 仕方なくジャーンはロング・フィードを蹴るが、たまに戸田か規郎に通る以外、攻撃が途切れる。 梶山の場合、藤山や今野とは違って、無理矢理パスを出すけど成功率はせいぜい30%。 さもなければサイドにドリブルして潰されておしまい。

大分の方がずっとまとも。 1) 一か八かのパスは出さず、たとえバック・パスになってもフリーの選手に出してキープする。 2) ただし、相手に詰められないよう、できるだけ速いパスを出す。 3) マグノ・アウベスやサイドの選手も積極的にパス回しに参加する。 たったそれだけのことで、何度もゴールに迫った。 さらに、藤山とマグノ・アウベスの体格の差を突いたり、マグノ・アウベスと梅田が藤山と2対1の場面を作ったり、余程クレバーだった。 余談だけど、一回加地が根本に完全にぶち抜かれていた。。。

終盤、阿部やユータが入ったことと、2トップにしてササと戸田の距離を近づけたことで、ちょっとはパスが回るようになる。 阿部の積極的にパスを受ける動きとユータのパス・アンド・ゴーはこんな試合における一服の清涼剤だった。 (まぁ、後から出てきたんだから、当然と言えば当然か。) けど、基本は変わらず。

なんで動かないのか。 前の選手を追い越したりしないのか。 カウンターを恐れて持ち場を離れるのが怖いんだろう。 (その割に、相手ボールの時は、どこまでも追いかけていけるのは不思議だ。 今野、梶山、栗澤がサイドに釣られすぎて、真ん中が疎かになっていたよね。) カウンターが怖いということは、どうやってキープするのか、選手達がイメージを持っていないということだし、自分が前に出た時、誰がフォローしてくれるのか確信も持っていないということ。 つまり、どう崩すのか、誰がカバーするのか、チームとしての最低限の約束事が徹底されていないってこと。 それじゃ、リスクを背負えないし、自信を持って戦えない。 シンプルってそういうことなの? 原さん!

けど、今更監督を代えても、シャムスカみたいな当たりくじを引かなければ余計酷くなることは、かつての降格チームが証明している。 戦い方もすぐに改善できるんだったら、とっくにやっているだろう。 根性(とちょっとばかりの蛮勇)を持った個々の選手の頑張りに期待するしかない。 昨日の試合を見た感じでは、ジャーン、茂庭、阿部、ユータ、(たまに今野)くらいかなぁ。

ウェルカム!

池上赤嶺の入団内定。 ユースからの昇格は見送りか? 競争が激しくなるな。 契約非継続の発表が怖いけど。

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コメント

いつもながらの詳しいレポ、ありがとうございます
サッカーをほとんど観ない先輩と一緒に行ったのですが、「相手のほうが観てて楽しいね♪」とさらっと言われてしまいました…
うぅ~ん・・・さすがに何もいえなかったです

投稿: やっち | 2005年9月27日 (火) 20:24

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