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2005年12月 8日 (木)

J1・J2入れ替え戦 甲府vs柏 12月7日(水)

博実退任発表以来、本音ではネガティブなのに、無理にそれを建設的に捉えよう(捉えたい)と葛藤していたんで、気晴らしが必要だった。 結果的に、なんかもう、凄いものを見ちゃったって感じ。 気晴らしとしてこれ以上のものはなかった。

kose05120700 かつて小瀬にこれだけの中継車が来たことはあったんだろうか?

kose05120701 ゴールラインわずか25m前の間接フリーキック

kose05120702 その時、光が消えた。 「レイソル」って名前からすると不吉だったよね。

kose05120703 喜ぶバレーと集まる報道陣

甲府はよそゆきのサッカーをせず、自分達の戦い方を貫いたね。 普段攻撃的なチームが下手に守ったところで守りきれる可能性は低い。 不運な失点でも食らったら、そこから盛り返すのは至難の業。 けど、甲府は普段の自分達どおり、最初から攻撃的に行った。 だから、一点取られたところでダメージは小さかったんだと思う。

甲府は天皇杯の千葉戦にベスト・メンバーで挑み、善戦した。 中3日のリーグ戦で水戸に0-3で完敗し、仙台に順位を逆転された。 この結果から、千葉戦にベスト・メンバーで挑んだのは失敗だったように思われた。 けど、結果論だけど、千葉戦の経験があったからこそ、今回、甲府の選手達は臆することなく戦えたのだろう。

スケールは違うけど、ガンバも甲府と同様、得点も失点も多いチーム。 最終戦、見事に自分達の戦い方を取り戻して、打ち合いを制して優勝したよね。

甲府

バレーの存在が大きい。 大宮時代は2トップの一角で縦に前に走らされていたけど、あのキープ力、ポストプレーを活かすなら今のワントップの方がいい。 バレーが持って相手を引き寄せるから、後ろもコンパクトにできる。 コンパクトにできるから、守備も攻撃もしなくちゃいけない石原や倉貫、藤田の走る距離が少なくて済む。

積極的な攻撃参加が売り物の右SB杉山は出場停止。 代わりに左サイドの山本が右に回った。 ディフェンス的には、むしろ普段より安定してたかもしれない。 アライールも高さと安定感があった。

左サイドは引退を表明した青葉。 彼のキャプテンシーは凄かった。 客が少なかった頃の小瀬やピッチが近い大宮や三ツ沢では彼の指示がよく聞き取れた。 今年は出番が少なかったようだけど、最後に良い仕事をしたね。

他方、柏はどうしたんだろう。 最初、玉際の出足でペースを握ったように見えたけど、甲府が慣れるに従い、徐々にトーンダウン。 ヴェルディ戦で見せたような躍動感や連携はついぞ見られず。 大野が奮闘していたけど、空回り気味。 矢野も勝負していたけど突破しきれず。

ホームでは見違えるのか? けど、確か日立台での勝率は悪かったはず。。。 その差1点。 アウェイゴール2倍はなく、純然たる得失点差の戦いに。 果たして。。。

代々多摩っこの我が家としては、下総よりも「近い」お隣、甲州に上がってきて欲しい。  

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