サハラカップ FC東京vs清水 12月18日(日)
日曜は予定どおりフクアリに行って来た。
凄まじい寒さで、ブレス・サーモの下着ですら不発気味。 こんなのは初めてで、2年前の丸亀、今年・元旦の天皇杯、春先の広島並みかそれ以上に冷えたように感じた。 (一番寒かったのは2003年のA3かな。)
試合は序盤、FC東京U-18が人数をかけた分厚い攻撃で圧倒的に攻め立てる。 ツートップの金森、樋口、2列目常盤、永露がポジションを入替えながら猛然と前に迫り、さらに3列目村田も飛び出す。 井澤が実質的にワン・ボランチとしてバランスを取る。 サイドの小川・森村がクロスを入れたとき、中に5、6人も待っているような攻撃には、トップ・チームとは違った迫力がある。
しかし、試合が進むにつれてプレスが緩くなり、丁寧にパスを繋ぐ清水が盛り返す。 特に、前半終了間際にはキーパーと2-1の場面を作られたけど、ここはキーパー権田のスーパープレイでピンチをしのぐ。
後半も引き続き清水ペース。 しかし、伊藤の高さ、田中のボール奪取でピンチを跳ね返す。 前半とは逆に、時間が進むにつれて徐々に東京ペースが盛り返す。 特に、常盤がFWに上がってからは、前線で起点が出来た。
終盤、何度も相手ゴール前に迫るも、シュートを打つタイミングが遅い。 シュートと思ったタイミングにラストパスを選択し、チャンスが潰えると言うシーンが何度あったか分からない。 清水のCBとGKは最後まで冷静で、至近距離のラストパスは通用しなかった。
そして、終了間際のロスタイム。 ゴール前のFKからヘッドで合わせられ、ボールが東京ゴールを点々と転がる・・・
この負け、結構こたえました。 今年、特に後半からユースの試合をかなり見るようになったので、自分でも気が付かないうちにこのチームに思い入れが出来ていた。 あぁ、もう少しこのチームで戦わせてあげたかった。
今年はトップ昇格はなし。 常盤くんのキレのある動きと素早い足の振り。 永露の細かいドリブルとやわらかいパス。 村田のバランス感覚。 樋口の高さ。 伊藤の高さ。 小川の鋭い上がり。 それぞれ一芸ならトップでも通用するかもしれない。 けど、どの選手も線が細いのは確か。 プロだと1年でクビという可能性もある。 大学サッカーも高校出身のうまい選手がいっぱいいて厳しい競争があるだろうけど、やる気さえあれば4年間は続けられる環境。 その間に更に大きく育って帰ってきてくれれば嬉しいなぁ。 特別指定って制度もあるしね。
(FC東京U-18については、こちらとこちらに良い記事がありました。)
フクアリ
巷間言われているとおり、仙台スタジアムそっくりで、非常に見やすい専用スタジアム。
随所にコストダウンの形跡が見えるが、それがむしろ好ましく感じられるのは、財政赤字削減・小さな政府志向の世の中だからだけではあるまい。 日本のサッカー(特に地方における)の発展では、「身の丈」が一つのキーワードだからかな。
| 固定リンク
「FC東京ユース」カテゴリの記事
- 先週はユースの試合を観てきましたので、雑感を!(2011.04.23)
- 東京都クラブユースサッカーU-17選手権大会決勝 2月11日(祝)(2011.02.12)
- 年代「最高」を目指して 高円宮杯 三菱養和SCユースvsFC東京U-18 10月9日(土)、広島ユースvsFC東京U-18 10月11日(祝)(2010.10.19)
- 小平へ! 深川へ! (深川編) 7月9日(日)(2010.07.17)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント