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2006年8月29日 (火)

今宵、ちょっと素敵なひととき なでしこリーグオールスター 8月27日(日)

日曜は国立になでしこリーグのオールスターを見てきた。

女子サッカーの試合を見るのは日本代表の親善試合(豪州戦)以来2回目。 なでしこリーグの試合を見るのは初めて。

会場に到着し、スタジアムを包むJとは異なる華やいだ雰囲気に気づく。 勝負というより、劇の開演を待つかのような。 それはオールスターだからか、それともなでしこリーグにもともと備わるものなのか。 最初はちょっと違和感があった。

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コンコースにはチームごとにコーナーがあった。 写真はマリーゼのブース。 人気の丸山選手(たぶん)がいて、サインに応じていた。

まもなく試合開始。 選手紹介がよかった。

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選手の名前が呼ばれ、走りながら順番に登場。 そして、お立ち台で一言。  どの選手も笑顔でハキハキ話していた。

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(写真右) Westの山本選手はロナウジーニョの格好(ユニホーム、エクステンション)で登場。 会場の笑いを誘っていた。

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両チームで集合写真

試合が始まると、それまでの華やいだ雰囲気から一転、激しい展開に。

けど、それももっともだろう。 10年ぶりのオールスター。 舞台は国立。 8,000人を超える観客。 選手達も燃えるはず。

序盤はリーグ1位ベレーザと2位レッズレディース(いずれも無敗)を擁するEastが一方的に押した。

けど、先制はWest。 オフサイドをかいくぐってGKと1対1になった大谷選手がループシュートを決めた。

先制後、Westが盛り返し、互角の戦いに持ち込む。 プレスがよく効いていた。 Eastは個人技頼みになりがちだった気がする。

後半、再び抜け出した大谷選手がGKを引きつけて横にパス。 パスを受けた相澤選手が無人のゴールへ蹴りこんでWest2-0。

けど、Eastも反撃。 厚い攻撃から大野選手が蹴りこんで2-1。 その後もEastが反撃を見せるものの結局、そのまま終了。

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女子サッカー。 TVで見ているとスローモーションに見えたが、生で見ると意外にスピードが速くて驚いた。 Westで途中出場した16番の加戸選手なんて速い速い。 (背番号と同じ年齢らしい。)

他方、キック力はさすがに弱かった。 正確なロングパスもあったけど、助走が大きい。 ミドルシュートも少なかった。 ただ、その分ドリブルや細かいパス回しからじっくりエリア侵入を狙うことが多く、スリリングな展開に。

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East、Westともそれぞれのサポに挨拶。 サポもエールで応えた。

最初スタジアムに着いたときは、Jとは異なる雰囲気に少し戸惑ったけど、表彰式の頃には、そのあたたかさが心地よかった。

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East、West両サポが 「毎年やろう・オールスター」 の横断幕を掲げていた。

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受信: 2006年8月29日 (火) 23:24

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