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2006年9月 2日 (土)

たまには代表の話

オシム日本、到着即練習=深夜に空港から直行

長旅から間髪入れず練習に入ったことをいぶかしむ報道もあるようだけど、オシムは疑問に対する答えをきちんと用意していた!? (つーか、ZAKZAK、ほかの人ならともかくオシムに絡めて「軍隊トレ」なんて言葉使うなよ・・・)

先週と今週、日経夕刊に掲載された「駆ける魂 サッカー日本代表オシム監督」という連載。 執筆はもちろん木村元彦氏。 大方ベストセラー「オシムの言葉」の短縮版だけど、今週の木曜や金曜は代表監督就任後の内容。

木曜の回では、帝京高校を40年間率いて選手権を6回制した古沼貞雄氏(現東京ヴェルディ1969アドバイザー)の口を通じて、上記の質問に対する答えが語られていた。 (古沼氏も帝京高校を監督として率いていた時、移動日に負荷の高い練習をさせたり、最終日にテストマッチを組んだりしていたらしい。 オシムのように。)

以下、2006年8月31日(木)付日本経済新聞・夕刊20頁から抜粋。

「疲れてるし、ある意味で理不尽かもしれませんが、大事な試合で集中できるように、あらゆる境地を経験しておく必要があると思うのです。今回の新潟のイエメン戦も、選手が発表されてすぐに召集、その日のうちに練習ということで話題になりましたが、私にしてみれば当然の行動。集まれる日がないわけだから」(古沼貞雄氏)

さらに、木村元彦の解説。

オシムが記者会見で言った「日本代表を日本化する」という言葉がよみがえる。自発的な勤勉さは日本選手の原点ではないか。

そして、オシムと幾度も食事する間柄という古沼氏はこう締めくくった。

「オシムさんと一緒にいるとプレーに関する観察眼に驚かされると同時に、選手やスタッフに対する愛情を感じます。」・・・「本当に心から信頼して教え子(田中達也)を預けたくなる人間性ですよ」

金曜で連載は終わったけど、最後の回でオシムが日本代表監督を引き受けた理由を妻アシマが明かしていた。 単純だけど嬉しい理由だった。

伊野波もよい経験を積めるんじゃないかな。 「だるい」だろうけど、頑張れ。

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コメント

コメント、トラバ、ありがとうございました。
木曜日の分を書かれてたんですね(笑)
私もトラバさせていただきます。

投稿: vamos_tokyo11 | 2006年9月 3日 (日) 22:31

返事ありがとうございます。
木・金で住み分けできましたね。

投稿: fct-fan | 2006年9月 4日 (月) 14:00

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» 日経夕刊 オシム 木村元彦 [シュートは撃たなきゃ入らない!]
 検索文字列ではありません。  日経新聞の夕刊に9/1(金)まで「駆ける魂 サッカー日本代表 オシム監督」が連載(10回)されていました。それを書いていたのが木村元彦氏です。  連載の初期段階は「オシムの言葉」に出てくるような氏の経歴が書かれていたり、最近のNumberにあったような、かつての教え子たちの話などが載っていたのですが、ラストの2回(第9回、第10回)の話は、読んだ事のない話もあり、読み応えがありました。文章は短いんですが、とても骨太で「さすが木村元彦」と思わせるものでした。... [続きを読む]

受信: 2006年9月 3日 (日) 22:31

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