戸田&赤嶺ゴール! サテライト新潟vsFC東京 9月17日(日)
東京のサテライト最終戦、新潟vsFC東京@新潟市陸上競技場。
1-1で迎えたロスタイム。 相手が跳ね返したボールをサリが拾い文さんへ。 文さんから右サイドの信男へ。 相手二人に囲まれながら巧みなボール捌きで抜け出してきた信男がグラウンダーの鋭いセンタリングを蹴る。 すると斜めにニアに走りこんで来た赤嶺が相手GKの手先でボールの方向をヒールで変えてゴールに流し込んだ。 千葉戦のようなゴール(ただし、サイドは逆)。
信男の粘り強い動きに新潟サポのため息が漏れること幾たび。 ベテラン3人が繋いだボールを決めた赤嶺の「華麗であり泥臭くもある」ゴールも最高だった。
この日東京は3バック。 後ろは左から昇格決定の森村、中澤、池上。 中盤の底に文さんと浅利。 その前に宮沢。 左に戸田。 右に信男。 ツートップに赤嶺とお披露目の平山。
ミスは多かったもののチームの動きに意図が感じられた。 つまり戸田と信男がサイドを駆け上がり、そこに宮沢からボールが出るというパターン。 さらに平山の懐の深いポストプレーや赤嶺とのコンビプレー(赤嶺が落として平山がズドン)も。 いろいろな攻撃パターンを見られて面白かった。
後半、宮沢の縦一発が相手CBの間を抜け、2列目から走りこんだ戸田が相手GKとの1対1を冷静に決めて先制。 その後ミスから新潟に追いつかれるものの、冒頭の赤嶺ゴールで勝利を飾った。 サテライトとはいえ勝ち試合は本当に嬉しい!
そして森村くん。 3バックにもかかわらず、果敢に攻めにも参加。 相手の逆を突くプレーとか、なかなか小気味いい。 期待しています。
途中交代で退いた二人。 氷で頭を冷やす中澤。 その隣に宮沢。
平山狂想曲
新潟のゴール裏も平山に執拗に野次を飛ばしていた。
サテ出場、U-21代表選出。 何かあるたびにYahoo!のトピックスに登場する平山。
それに対して我々サポはといえば、大志のFW出場に(起用の是非はともかく)祭り状態となり、ユース組の昇格に心ときめかせる。 サテで活躍したのが平山であろうが、戸田であろうが、赤嶺であろうがそこに差などはない。
改めて(マスコミが作り出した)世論との埋めがたい温度差を感じるわけで。
当の平山。 仙台新潟駅で赤嶺、池上とじゃれ合う姿はまだ幼い。 温かい目で見守りたい。
新潟市観光
改めて。 (ジュネーブ、ソウル、山形の旅行記も書かなければ・・・)
おっと、忘れるところだった。 城福ジャパン、アジア制覇おめでとう!
さらに蛇足
トップであろうとサテであろうと、戦い方のコンセプトがあいまいだとダメだということに改めて気がついたこの試合。
甲府戦や京都戦にしても、ナオや戸田を活かしたいなら彼らを走らせるロングボールを出す必要があるし(それを蹴るのは梶山や憂太や栗澤や今野でも構わない。 出来ないなら宮沢を出すしかない)、逆にナオや戸田もずっとサイドに張り付いているだけでなく、引いたり絞ったりする動きがなければ蹴りこむスペースが生まれない。
中央で憂太や梶山のショートパスを活かしたいなら、ほかの選手ももっとボールを貰いにこなければならないし、憂太もパスを出したらもっと動かなきゃダメで、梶山も当てずっぽうプレーを慎まなければならない。
もちろんサイドと中央というのは二者択一ではなくて、いろんな戦い方が出来るべきだけど、共通認識が必要。 まぁ、言われたことを必要以上に真に受けちゃって、マークといえばマーク、パス回しといえばパス回し、と極端に柔軟性が失われることもある選手達だから、その辺のさじ加減は難しいんだろうけど。。。
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