「当たり」の試合 青梅FCvsクラブ・ドラゴンズ 8月4日(土)
昨日は関東リーグ2部青梅FCvsクラブ・ドラゴンズを観に、稲城中央公園総合グラウンドに行ってきた。
関東リーグの試合を観るのは5月12日に保土ヶ谷で東邦チタニウムvsFC町田ゼルビアを観て以来2回目。 (ゼルビアの試合のことはブログに書き忘れた。)
実家のルーツが青梅ということもあり、密かに結果だけはフォローしてきたのだが、実際に試合を見るのは初めて。
青梅FCは、現在関東リーグ2部の7位。 今日、6位の神奈川県教員SCが勝つと、最終節を前に都リーグ降格が決定してしまう。 2002年には関東1部を制し、地域リーグ決勝大会にも出場した。 去年も東京都サッカートーナメント(天皇杯予選)で横河武蔵野FCに勝ったりしたのだが。
対するクラブ・ドラゴンズは流通経済大学の3軍(という言い方で良いのだろうか?)。 FC東京U-18出身の選手(林 佑樹、福田 建)も登録されている。
リーグ首位のクラブ・ドラゴンズと下位に沈む青梅FCとの対戦ということで、一方的な試合になることをおそれていたのだが、良い意味で予想を裏切られた。
真夏の炎天下14時キックオフ。
序盤から、両チーム積極的に攻め合う展開。 青梅がワンツーやフェイントから切れ込んでチャンスを作れば、ドラゴンズもサイドチェンジを使った大きな展開で応戦。 ほぼ互角の展開で試合が進む。
そんな試合で差を分けたのは、やはり決定力。 GKとの1対1を決め切れなかった青梅に対し、ドラゴンズは左サイドの選手が内に切り込みながら右脚を一蹴。 千葉戦でルーカスが決めたような綺麗なゴールで先制。 さらに、素早いカウンターから中央やや右サイドを崩し、折り返しを流し込んであっという間に0-2とし、前半終了。
後半も引き続き一進一退の展開が続く。 2点差を追う青梅もあきらめず、パスを繋いでゴールに迫る。 すると、スルーパスに抜け出したFWが相手DFとの競り合いを制して、わずかに先にボールに触り、そのままGKの脇をすり抜け、ゴールに吸い込まれて1-2。
その後、勢いづいた青梅が攻め込むものの決められず、逆にドラゴンズがカウンターから再び中央やや左を破り、センタリングをヘッドで決めて1-3。
1-3となった後の青梅の攻勢は凄かった。 こぼれ球をほとんど拾い、疲れを感じさせない連続攻撃を仕掛ける。 しかし、シュートが2回バーを叩くが、決めきれない。
4分のロスタイム、最後のCKから頭で1点を返すが、そのプレーがラスト・プレーとなり、結局2-3でクラブ・ドラゴンズの勝利。
ゴール前での冷静さ、集中力が差を分けた。 それこそ、まさに決定力というものか。
ディフェンスもべた引きではなく、むしろ攻撃に人数にかけ、攻守の切り替えも早い、とても見ごたえのある試合だった。
もちろん、寄せの早さ・厳しさ、動き出しの早さ・速さや足元の技術などは、上のリーグとの差は大きいだろう。 けど、相手のプレッシャーを受けた状態や、厳しい姿勢からのパスもラインを切ることは少なく、プレーが途切れないのには感心した。 攻撃が継続するから、観ていてストレスが少ない。
観客はわずか30~40人だったけど、観にいってよかった。
今日は敷島のザスパvsコンサドーレと迷ったけど、クラブユース選手権決勝@三ツ沢に行ってきます。
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