J代表、アジアでの戦い ACL 浦和vs全北現代、セパハンvs川崎(TV観戦) 9月19日(水)
浦和の試合は三鷹のスポーツバーで観戦。
前半は30分から40分くらいにかけて相手にペースを握られた以外、ほぼ浦和のもの。 だから得点が長谷部のコースを狙ったファインゴールの1点だけだったのは凄くもったいなかった・・・。
決定機は何度かあった。 一番はポンテが抜け出して、ファーサイドには田中と永井が走る3対1のシーン。 けど、ポンテのパスが微妙に長くて、厳しい角度からしかシュートを打てず。
後半も浦和ペース。 2得点目のカウンターは圧巻。 相手のセットプレーのこぼれ球を右サイドで拾った啓太?が中の絶妙な位置に出し、それを拾った誰かが左サイドの達也へ。 闘莉王(なんでそこにいる?)とのワンツーから狭いスペースをDFラインの裏に抜け出し、GKが迫る寸前にシュート。
そうそう見られる攻撃ではない。 こんな試合でこんなプレーをできる浦和は、アジア基準でもトップクラスのクラブだろう。
後半は全北の足も止まり気味になり、このまま無失点で終えられれば良かったのだが、終盤、連続セットプレーから混戦の中を押し込まれて失点。 もったいない・・・。 ポンテに代わって小野が入って、中盤から前のプレッシャーが減ってしまったように思う。
内容の良し悪しに関わらず、手堅く結果を出してくる浦和からさえ、大事な場面での落ち着きを奪い取るのが国際試合なのだろうか。 けど、それも含めて貴重な経験、財産だ。
帰宅してセパハンvs川崎。
ペルシアの高地、広いピッチ、女人禁制のスタンド。 バックスタンドの遥か彼方にゴツゴツした岩山が鎮座する。 そんな、他流試合のような環境の中、川崎サポのコールがこだまする。
川崎らしい高い位置での速いパス回しからの中央突破こそ不発だったけど、サイドや中のスペースを生かした大きな展開から何度かの決定的なチャンスを作った。 決定的なチャンスの数は川崎の方が多かった。
芝はちょっと深い様子で、細かいパスは難しそうな様子。 それに対してセパハンのFWは細かく刻むドリブルから川崎DFを振り切って、何度かいいシュートを放っていたけど、なんとか抑えきった。 寺田の奮闘が目立った。
結果はスコアレスドロー。 けど、川崎はJの代表として十分胸を張れる戦いをしたのではないだろうか? ホームで勝て。
イランでの戦いなんて、他のクラブやそのサポは味わうことのできない極限のシチュエーション下の戦い。 大袈裟に言うと、異なる文化が反発し、研磨し合い、交じり合うことで、個々の選手だけでなく、クラブとして、サポとして、新たな自覚、たくましさ、歴史が作られていくんだと思う。 これまでJリーグ代表は必ずしも満足できる態勢でその舞台に参戦できず、貴重な経験を充分引き出せてこなかったけど、浦和と川崎は違う。 本当に羨ましいなぁ!!!
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コメント
浦和は闘莉王がいないと攻撃が成り立たないですからねwそれにしてもDFとは思えないポジショニングに何度も驚かされます。
先ほど東京の公式ページに練習試合の結果がでてました(vs神奈川大)結果は3-1で勝利でしたが主力組(ルーカス・赤嶺・平山)に得点がなかったのが気がかりです。
投稿: daiki | 2007年9月20日 (木) 23:08
daiki様
確かに闘莉王は鍵を握っていますね。
先月の東京との試合でも、達也と堀之内のゴールのときに闘莉王がファーサイドで詰めていました。
ロングフィード大好きだし、突然フリーで上がっていくし、上がる・下がる途中にボール回しもするなど、かなり変なな選手ですが、啓太がよく面倒を見ていますね。
東京ですが、練習試合はあまり気にせず、強い次の清水相手に力を出していい試合を見せてほしいです。
投稿: fct-fan | 2007年9月21日 (金) 01:28