« 東京マラソンに当選! | トップページ | 天皇杯3回戦・高円宮杯決勝など »

2007年10月 7日 (日)

爆笑平山劇場 FC東京vs横浜F・マリノス 10月6日(土)

序盤は東京ペース。 中盤のプレスの掛け合いから、大島、坂田、山瀬(功治)を中心に中から仕掛けてくるF・マリノスを跳ね返し、東京はサイドや裏を使ってチャンスを生む。

右サイドからはリチェーリが何度も突破を見せ、左サイドでは規郎とルーカスがポジションチェンジしつつ、浄も絡んで面白い攻撃を見せた。 けど、相手を完全に崩すまでには至らず。

30分頃からはF・マリノスにペースを譲るものの、決定的なピンチもないまま前半終了。

後半、混戦から出たボールを受けた功治がドリブルで東京のバイタル・エリアを切り裂く。 左・前方にいた山瀬(幸宏)につなぎ、幸宏は一瞬、内側にコースを取ると見せかけてマーカーの伊野波を内側に牽制し、次の瞬間わずかに外側に開いてシュートコースを確保、左足を振りぬいて塩田のニアを抜く。 このナイスシュートは止められまい。

そもそも功治にボールが出る直前の場面、福西がプレスに行くわけでもなく、スペースを埋めるわけでもなく漂っていた。 功治にボールが出た後で全力で追いかけていたけど・・・後の祭り。

高さで中澤に抑え込まれていた赤嶺に代えて早めの平山を投入。 これで高さで優位に立てた。

そしてゴールシーン。 那須の上から抑えたヘディング・シュートがゴールマウスに飛んだ。 もし小さい選手だったら、額が上を向いて、ボールもバーの上を通過していただろう。 大きくて動けるというのはそれだけで凄いことなんだなぁ、と思う。

このゴールが単なる同点ゴール以上に大きかったのは、これを決めていなければ、終盤、平山があそこまでボールキープと時間稼ぎに精を出すことはなかっただろう、ということ。 きっと点を取りにいってボールを失い、もっとバタバタした終盤になっていたと思う。

リチェーリのアシストも良かった。 那須隼磨と中澤を引き付けてからキーパーが出れない場所にセンタリング。 ちょっと山なりだったけど、平山にはかえって合わせやすかったかもしれない。

福西と交代した浅利は身体を張って仕事をこなした。 スペースを埋めて侵入してくる相手をしっかり抑えた。 二人分の体重を受けながら後頭部を強打したときは、ナオとルーカスが怪我をした2年前の日産スタジアムを思い出して心配だったけど、最後まで仕事を果たした。

ところで、福西だが、東京はかなりの勝ち点を福西のおかげで稼いでいる一方、やはり異物感はなかなか解消されない。 東京の速いテンポを基準にすると、一 人違う時間が流れているようで、それが有効なタメとして作用する場合もあれば、相手のプレスの格好の餌食になる場合もあり、紙一重というか表裏一体。

それぞれの個性をどう組み合わせて、いかにチームとして機能させていくのか。 ナオや規郎、ルーカス、藤山、かつての戸田や宮沢にしても、一芸に秀でてはいるものの、癖のある選手達を束ねていかなきゃならない東京の監督はつくづく大変な仕事だなぁと思う。

話が脱線した。

リチェーリは相手選手ともつれ合いながら着地したときに右足首を挫いて、しばらくプレーしたあとナオと交代。 (博実曰く、怪我の有無に関係なく、予定どおりだったらしい。)

ナオは何度かチャンスに絡み、特に右サイドの平山からのセンタリングにわずかに届かなかったシーンは惜しかった。

そして逆転シーン。 規郎が榎本に詰めてボールを奪い、判断を誤った榎本がエリア外で奪い返そうとするものの、規郎は落ち着いてナオにパス。 ナオも落ち着いてゴールマウスにシュートを決める。 カバーに入っていた隼磨も空しくボールを見送るしかなかった。 2年前の規郎のFKと言い、隼磨はこういうシーンによく登場するな。

ナオにとってはいろいろと思いが詰まったゴールのようだったけど、ナオは決して調子が悪い訳ではないのだから、自信を持って安定してパフォーマンスを発揮さえしてくれればいいんだが。 なんだかんだ言って、ナオの存在感はまだある。 ハーフタイムに会った東京サポの方が、マリノスサポが何年経ってもナオにブーイングしてくれるのは嬉しい・有難いことだと言っていたけど、同感。

右SBで先発の伊野波は特に前半はイマイチ。 裏を取られるのを気にしてか、マークに付くときもボールに寄せるときもプレーにメリハリを欠く。 自信なさ そうで、見ていて不安に感じる。 U-22のときとは正反対。 けど、時間が経つにつれて、どんどん良くなっていったのは不思議。 雰囲気の影響を受ける タイプなのだろうか?

浄が良かったですね。 サイドで相手のプレスを受けた場面でも、相手の走っている方向を見極めてその裏に走り、余裕を持って正確な繋ぎができていた。 単なるクリアだけでなく、攻撃の起点にすらなっていた。

攻撃の起点と言えば、塩田の規郎やリチェーリへのロングフィードは良かったですね。

今野と山瀬(功治)のつばぜり合いは面白かった。 がっぷり四つだったけど、今野ははっきり勝ちたかっただろうな。

そして最後の平山のキープに大爆笑。 粘ってマイボール・スローインを繰り返し、CKまでもゲット。 あれだけで数分消化した。 改めて、大きいというのは凄い武器だなぁ、と。

そしてめでたく逆転勝利!

とにもかくにも、連敗を防いで、相変わらず芝の状態が悪い味スタで連勝できたのは大きい。 相手が調子の悪いF・マリノスとは言え、東京が戦い方を誤らず普通に力を発揮さえすれば、余程の相手でない限り、簡単に主導権を握られることは減った。 それが出来なかったのが、春先のホーム磐田戦や名古屋戦。

今は、たとえ成長がないと言われようとも、自分達の得意なこと、つまりプレスからショートカウンターに徹するしかないと思う。 細かく見れば、同じプレス→ショートカウンターでも、状況に応じて繋ぎもできるようになっているし、個々のレベルがアップしている。

次は名古屋戦。 鹿島に3-0で完勝したと思ったら、5連敗中の神戸に0-5で完敗し、3連勝中の柏に2-0で完勝したと思ったら、連敗中の清水に0-3で完敗する名古屋。 一番読めない相手だが、そんなことに惑わされず、勝ちきろう。

|

« 東京マラソンに当選! | トップページ | 天皇杯3回戦・高円宮杯決勝など »

FC東京2007」カテゴリの記事

サッカー」カテゴリの記事

コメント

リチェーリはやドリブルとそれ以外の選択肢のバランスが良かったように思います。 

この日は浄がどんどん前にきていたので、左サイドは良かったですね。ノリオは自分を生かす術を覚えればもっと左足のシュートがみられるようになると思います。

塩田は、良かったですね!

次は、名古屋。よく分からん相手ですが、ヨンセンが復帰するということで、要注意ですね!

投稿: ロマニスタ | 2007年10月12日 (金) 19:07

ロマニスタ様
リチェーリは試合ごとの波も小さくなってきている気がします。
浄は最近いいですね。シーズン当初の内容だと、正直そろそろ辛いかと思いましたが、クレバーさを存分に発揮していると思います。
密かに、ポスト浄は規郎かもしれないと思っています。
サイドを一手に引き受けるスーパー左サイド。ないかなぁ?

投稿: fct-fan | 2007年10月13日 (土) 22:43

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/106409/16682157

この記事へのトラックバック一覧です: 爆笑平山劇場 FC東京vs横浜F・マリノス 10月6日(土):

« 東京マラソンに当選! | トップページ | 天皇杯3回戦・高円宮杯決勝など »