三鷹高校おめでとう! 全国高校サッカー選手権大会 東京都大会 決勝 11月17日(土)
第二試合・Bブロック決勝の早実vs都三鷹は凄く面白い試合だった。 どちらが勝っても初の全国。 2年前にも決勝進出して涙を飲んだ(vs修徳)三鷹が力を発揮して勝利。 けど、早実の最後の反撃も凄かった。
試合終盤、2-1で三鷹がリード。 けど、早実が総攻撃を仕掛ける。 入れば同点というシュートがわずかに枠を外れたところで試合終了・・・。 西が丘はかなり寒かったけど、最後まで手に汗握る展開だった。
前半からペースを握ったのは三鷹。 1対1では積極的に仕掛け、ボールを持たない選手もどんどん前に押し寄せてパスを繋ぐサッカーは見ていてかなり面白い。
特に、中盤7番の選手の的確なポジショニングやパス・アンド・ゴー、右SB20番の選手の切り替えしてもスピードが落ちないドリブルは良かったですね。
ところで、20番の選手はハーフかクォーターのようで、観客席の人たちから「オーウェンくん」とか「ジェラードくん」などと呼ばれ、人気だった。
対する早実は前半かなり引き気味。 第一試合・Aブロック決勝の帝京もそうなだったのだが、最近、フロンターレがやっているような変形4バックが増えているのだろうか? 両サイドバックはほとんど上がらず、相手に攻め込まれると、サイドのチェックはMFに任せ、内にスライドする。
どうしても中盤の数が少ないので、ロングボール主体の攻撃になるのだが、ボールを拾えず、ペースを握れない。 それでも分厚い守備で前半は0-0で終了。
そして後半早々。 三鷹がスローインから、相手DFに生じたわずかな綻びをパスで突く。 華麗と呼べるボール回しから抜け出した7番の選手がミドルを決めて三鷹が先制。
その後もペースをペースを握る三鷹。 ゴール正面やや左のFKから放り込まれたボールを20番が頭で押し込んで2-0。
しかし、この時点でまだ20分以上時間は残っている。 徐々に三鷹の中盤で沸き出てくるような動きが見られなくなり、次々と交代カードを4枚切った早実が前半よりも積極的に前に出て、ボールをキープできるようになる。
そして、FKから頭で合わせて2-1。 ここから俄然早実の意気が上がった。 連続セットプレーから何度も三鷹ゴールを脅かす。 早実応援席は総立ち。 何度も惜しいシュートを放つが、わずかにゴールを捕らえきれず、その都度歓声がため息へと変わる。
そして、ロスタイム。 この記事の冒頭の場面で試合終了。
地元・三鷹高校の勝利はかなり嬉しい反面、早実応援団が紺碧の空を演奏しだすと、思わず歌ってしまう自分は早大OB。 センターライン付近は両チームを応援する人が入り乱れて、会話の内容から、前の席は早実OB、後ろの席は三鷹の現役生のようだった。
三鷹高校、おめでとう! 早実、来年頑張れ!
第一試合・Aブロック決勝は帝京vs都つばさ総合高校。
帝京の寄せの早さ(速さ)、プレッシャーの強さの前に、つばさはなかなかチャンスを作れなかったが、時々鋭いカウンターを見せていた。
前半は0-0で折り返したが、最後は帝京が力を見せて2-0で勝利。
西が丘上空を飛行船が旋回していた。
ユニフォームはブラジルvs日本みたい。
両校応援席。
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コメント
都立三鷹は「眠らない街」歌ってましたね。さすが地元。
投稿: inadafctokyo | 2007年11月19日 (月) 00:37
inadafctokyo様
歌ってましたねぇ。そして、歌うと追いつかれないジンクス?も生きていましたね。
三鷹はいきなり開幕戦@国立のようですね。
投稿: fct fan | 2007年11月20日 (火) 02:11