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2008年1月 4日 (金)

高校サッカー観戦漬けの日々 (都立三鷹旋風!?) その2 二回戦、三回戦

1月2日(水)

二回戦矢板中央vs都三鷹、鹿実vs宮城工業@西ヶ丘。

Mitaka_vs_yaita00

混雑でゴール裏の端っこで観戦。 けど、迫力あった。

Mitaka_vs_yaita01

コーナーキック

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ショートコーナー

前半は三鷹、後半は矢板と、風上のチームが試合の主導権を握った。

前半、三鷹は有効な斜めパスから何度もゴール前に攻め込み、ゴール前の混戦を作り出す。 が、決めきれない。

後半は矢板に翻弄される時間が続く。 特に矢板の9番(U-17日本代表・富山)や15番、20番のスピードとキープ力に三鷹のマンマーカーは苦戦し続けた。 けど、複数で囲み、不器用に、しかし粘り強く守りきる。

確かに"?"な笛に助けられたシーンもあった。 けど、ディフェンスが最後まで集中力を切らさなかったことが三鷹の勝因でしょう。

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決勝ゴールを生んだヘッディングシュート! (暗いけど)

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Mitaka01

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喜ぶ三鷹の選手達。

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笛の瞬間。 崩れ落ちる矢板の選手達。
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勝利に沸くメインスタンドとバックスタンド

三鷹応援団のコールリーダーが応援歌を始める前に、曲の名前を叫ぶんだけど、「FC東京」 と叫ぶと、 La Edogawa が始まった。 ♪たたかえー とりつみたかー♪

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矢板中央は強かった。 特に後半、矢板の個の強さと速さに、三鷹のディフェンス陣はゴール前に釘付けにされた。

これまで見た4試合の中で一番三鷹は苦しんだけど、それを跳ね返してワンチャンスを決めた。 苦しい試合をものにし、今後ますます流れに乗る予感がする試合だった。

続く、鹿児島実業vs宮城工業。

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3年前のチャンピオン、2年前も準優勝の鹿実(黄色)。

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鹿実優位かと思ったが、予想に反し、試合は一進一退の展開。

前半、鹿実が縦パスに抜け出して放ったシュートがわずかに枠を外したり、CKからのヘディングシュートが味方に当たったり、何度かのチャンスを決められなかったのに対し、宮城はCKからファーサイドで合わせたヘディングシュートがゴールに吸い込まれる。 いやぁ、高いヘディングだった!

後半も一進一退の展開が続く。 鹿実がなんとか打開しようとするものの、宮城の身体を張った激しく厳しいディフェンスの前になかなかいい形を作れない。

すると、宮城が右サイドからチャンスをつくり、放ったループ気味のシュートがゴールに吸い込まれ、0-2。

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さらに、終了間際にもカウンターで右サイドからチャンスをつくり、鋭いセンタリングを逆サイドあ合わせて0-3。

Kajitsu_miyagi20

宮城が勝った! 先制、中押し、ダメ押しと、こちらも翌日の三鷹戦に向け、勢いに乗る勝ち方だったと思う。

1月3日(木)

三回戦広島皆実vs作陽、都三鷹vs宮城工業@駒沢。

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久々の駒沢へ。 去年、横河武蔵野の試合で、一昨年はサテライトの試合で来た。

まず、広島皆実vs作陽の山陽対決。 どちらの応援団もサンフレッチェの曲をやっていた。 お互い、手の内を知るものどうしらしい。

作陽は去年準優勝。 広島皆実の選手達は元日の天皇杯決勝でサンフレッチェのゴール裏にいたな。 一部の選手達は飛び跳ねていた!

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前半は細かく繋ぐ広島皆実が、後半は大きく左右に展開する作陽が試合を優位に進めるものの、結局0-0のまま80分終了し、PK戦へと突入!

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PK戦を見守る両チームの選手達。

どういう連鎖反応か、作陽の選手達はPKを一本も決められず(しかも全員枠の上に外した)、3-0で広島皆実が勝利。

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喜ぶ広島皆実の選手達と、立てない作陽GK。

引き締まった、レベルの高い良い試合だったと思う。

Hiroshima_minami_2 Sakuyo_3

挨拶する両チームの選手達。

続いて都三鷹vs宮城工業。

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2日連続の試合だったけど、前日よりも三鷹の動きが良かった。

Mitaka_vs_miyagi01_2

いつもは右サイドの広大なエリアを走る20番林がこの日は内に絞ったり、逆サイドに回ったり。 フィジカルの強さを買ってマンマークに付けていた模様。

宮城の選手がボールを持つとあっという間に囲み、ボールを奪取。 ドリブルであれ、パスであれ、素早くボールを前に運ぶ。 迷いなく、きっちり攻めきるカウンター。 とても気持ちいい攻撃。

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1万人を超えた!

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カメラの数も凄い。

先制点。 ふわりと上がったFKに頭で合わせたボールがGKの手をすり抜け、ゴールラインをわずかに割る。 前日も、東京都決勝でも同じようなFKから点を取っていたな。

続いて、バイタルエリアに生まれたスペースへの白井の勤勉な走りこみと玉江の絶妙なパスからGKと1対1となり、2点目!

小さい点取り屋の10番白井、鋭いドリブルの7番北見、パスセンスが光る14番玉江、フィジカル溢れる20番林とかが目立つ中、この日は11番吉野の頑張りが光ったと思う。 吉野が前線で身体を張り、相手DFラインを押し下げるから、白井がボールを呼び込み、北見や玉江がボールを運ぶスペースが生まれていたと思う。

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終盤、平山ばりのキープも。

前日に引き続き、獲物に群がる肉食動物のごとく相手選手のドリブルに粘り強く食らいつき、最後まで守りきった。

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3回戦突破!

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ところで、宮城工業のブラバン。 パーカッションを効かせながら、ウィリアムテル序曲などをやっていて、ほかのブラバンとは一味違って愉快だった。

明日は市原臨海で藤枝東戦。 楽しみだ!

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