一昨年のスイス旅行記 2006年7月(モントルー編)
開幕までの繋ぎじゃないけど、溜まっていくばかりの旅行記を少しずつ棚卸し。
今回は積み残しの中でも一番古いネタ。 こちらとこちらの続き、完結編です。
2006年7月10日(月)
レマン湖の西の端の国際都市・ジュネーブから、東の端のリゾート地・モントルーへは、レマン湖の北岸を走るスイス国鉄で1時間強。
道中は田園地帯が続く。 とは言え、アメリカやイギリスとかと違って、基本的に民家が途切れることはほとんどない。
途中でもポルトガル国旗を飾る家が多かった。 確かに、当時W杯で4強入りしていたけど、なんでだろ?
空いてたので列車内部を撮影。
ジュネーブ滞在中、ずっと曇りだったけど、この日は晴れた。 途中、モン・ブラン(標高4,807m)が顔を見せた!
ローザンヌを過ぎ、モントルーの手前でヴヴェイという街を通るのだが、
ここにはネスレの本社がある。
ネスレ本社ビル。 自分がジュビロ・サポだったら感激していたかもしれない?
ちなみに、ネスレ・ジャパンは神戸にあるらしいのだが、海に六甲の山がせり出す景観がヴィヴェイに似ているから、という話を聞いたことがある。 真偽は不明。
で、列車は一路、モントルーに近づく。
きれいな景色
モントルー到着!
モントルー駅。 駅前の道が狭く、十分引けなかった。
モントルーはゴールデン・パスという山岳列車の終着駅でもある。
駅前の街並み
遥か天空にある城が見えるだろうか?
で、進んでいくと・・・
高級そうなホテル。 そして、
なんと、あのモントルー・ジャズ・フェスティバルの開催期間中だったのだ!
湖畔に下りていく・・・
フェスティバルの案内図。 1. オーディトリアム・ストラヴィンスキー、2. マイルス・デイビス・ホールなどの建物
で、プログラムを入手すると、メンバーが凄すぐる!!!
お土産のTシャツとプログラム
ロック・ポップス系がサンタナ、ヴァン・モリソン、ランディ・ニューマン、スティング、モリッシー、ブライアン・アダムス、シンプリー・レッド、トレイシー・チャップマン、マッシブ・アタック、モグワイ、ザ・ストロークス、タージ・マハル・・・。 ジャズ・フュージョン系も、チック・コリア、アル・ジャロー、デイヴィッド・サンボーン・・・。
全部ヘッドライナー級。 年齢は高めだが。 詳しくないので分からないけど、レゲエも凄い人たちが来ていたらしい。
この日のメインはサンタナとネヴィル・ブラザース(!)の競演だった。 ただし、開演は夜21時。 迷った挙句、出張中の身であることを考え諦める・・・(翌日も一応仕事)。
ちなみに、前日はW杯決勝のパブリック・ビューイングもやっていたらしい。
とはいえ、一帯は昼間からフェスティバル状態で、気分は存分に味わった。
大量の露店の合間をリタイアした人や自由人、
そして、お金持ち達が行き交う。
衣類、帽子、アクセサリー、工芸品、絵画いろんな露店があった。
ジャンルもエスニック、ナチュラル、フェア・トレード、アニメ・キャラクター系まで。。。
買い物はゲームセンターと同じように、一旦"Jazz"という仮想の通貨を使う。 両替のレートはユーロに連動。 ただし、ジャズ→ユーロの兌換性はない。 ジャズのコインはお土産で持って帰る人が多いだろうし、収益を上げる策のひとつだろう。
髪を編みこんでもらっている ブレイズって言うんだっけ?
なぜかセグウェイの試乗までしていた。
カレーとビール! (今、こうして写真を見直すと、日本っぽいなぁ・・・)
野外ステージでは学生のジャズ・バンドが演奏中。
これはメルボルンから来た大学生。 オーストラリア訛りで歌うとかわいく聴こえるなぁ(笑)。
こっちはアメリカはミネソタから来た学生達。
この建物がオーディトリアム・ストラヴィンスキー。 全然写真に入りきらず。 建物自体がグランド・ピアノの形をしている。
遠くから見るとこんな感じ。
フレディー・マーキュリー像
FC東京の応援歌でもある♪スモーク・オン・ザ・ウォーター♪の歌詞の舞台はここモントルー。
歌詞に出てくるフランク・ザッパがコンサートやっていたカジノ(たぶん)。
良い景色。
超いい天気。 日焼けした。
優雅だなぁ・・・。
明るいうちにモントルーを後にする。 (と言っても、夏時間制なので遅くまで明るいのだが。)
帰り、ローザンヌ駅で。
スイスっぽい機関車。
この列車はミラノからアルプスを越えてジュネーブまで行くらしい。
帰りもモンブランが見えた。
さて、話は飛んで、帰国便。
天気が良くて、きれいでした。
フィンランドあたりの上空と思われるけど、どこかの星に降り立つような。 地球って丸いんですね。
地平線の彼方に月が。 月が下に見えるというのはなかなか稀有な体験。 (昔、富士山に登ったとき、下から雨が降ってくるという現象に遭ったけど。)
北寄りのルートを取り、いつもなら新潟上空からアプローチするところ、北海道から日本上空に入る。
下北半島の尻屋崎がきれいに見えた。
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