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2008年3月21日 (金)

「電流」と「抵抗」と「電圧」について(乱文失礼) ナビスコ杯 清水vsFC東京 3月20日(木)

昨日は清水へ。 前日までは電車で行くつもりだったけど、結局、雨に負けて車・・・。 移動自体より、雨具とか防寒具とかお土産とか荷物が増えるとやっぱり車が楽なのだ。

で、大した渋滞にも巻き込まれず清水に着いて最初に向かったのは 「河岸の市」。 と思ったら、駐車場入口には入場を待つ車の列が・・・。 去年まではこんなことなかったのに。

前回は「おがわ」へ行ったけど、今年はみやもとへ。 

Tendon

初めて食べたあなご天丼、おいしゅうございました!

Shodo

書道で「干物」とか「まぐろ」って面白い。

試合は残念でしたね。 清水との差は最終ラインのビルドアップ、攻守の切り替えの早さ、そして、ここぞというところのミスや集中力、判断だと思った。

吉本、いいぞ! モニ、もっと頑張れ!

王様・梶山

試合を振り返って一番鮮烈だったのは大竹のプレーだけど、全体を通した印象は良くも悪くも梶山の存在感だったなぁ、と。

神戸戦の見事な消えっぷり(特に後半)とは対照的に、ここ2試合の梶山はいろんな意味で目立ちまくっていて、あらゆるチャンスとピンチに絡んでいる感じ。 文字通 り中盤の底に君臨しつつ、運動量もかなり豊富であちこち顔を出して、ドリブルやフェイントや長短いろんなパスを駆使しながら試合を組み立てている。 そん な梶山を見ながら思ったのは、ポジションがそこ(底)の割には、プレー選択がちょっとハイリスク・ハイリターンを狙い過ぎだなぁ、と。

昨日は羽生も今野もいなくて、梶山にかかる負担は確かに重かった。 梶山は敵も味方もスペースも見えているし、発想も凄いし、イメージを具現 化する能力も持っている。 カボレやエメルソンでさえ、梶山には一目置いている様子。 けど、いくら凄い選手でも相手に囲まれながら出来ることには限度が あるのだから、もう少し球離れを早くして、その能力を攻撃のスピードアップの方にも向けて欲しかったなぁ、と思う。 「王様・梶山」と書いてみたけど、昨 日の梶山は「裸」でこそなかったけど、ちょっと「薄着」だったように見えた。

本当なら栗澤にもっと頑張って欲しいのだが、昨日はやっぱり前を向いた仕事がなかなか出来なかったうえに、いつもならしないようなミスもあった。 むしろ浅利の方が攻撃に絡んでいたが、先制点の場面ではモニだけでなく浅利も軽かった。

「サイド」

神戸戦あたりでは狭い場所に固執して逆サイドを使えず、攻撃を継続できていなかったけど、昨日は梶山を筆頭によく使えていたと思う。 ただ、サイド チェンジと言っても、チャンスに繋がるサイドチェンジだけでなく、文字通りサイドを変えてるだけの場合も多かった。 もちろん、ドンズマリになってボール を奪われるよりは良いし、ボールキープや攻撃の仕切りなおしとして必要なプレーではあるのだが。

サイドチェンジにせよフィードにせよ、 そもそもロングパスは足元の僅かな狂いが受け手に渡る頃には何倍にも増幅している。 また、滞空時間が長いので、受け手に渡るまでに相手ディフェンスがア ジャストできてしまう場合も多い。 本当に効果的なサイドチェンジというのは、相手が追いつけないくらい高速で、かつ足元や斜めに歪んだ狭いスペースに通す正確さが 必要。 そんなパスを通せる選手は、今の東京では梶山とエメルソンくらいではないか? 多くの場合、サイドチェンジの効果は、敢えて言えばバックパスと大差ない。 (サイドチェンジが悪いと言ってるのではなく、 あくまで効果の面で。)

大切なのは、パスやドリブル、足元やスペース、ニアサイドや逆サイド、前方・後方を問わず、その場その場で最適と思われるプレーを即興的に判断しな がら、リズムを維持していくことだろう。 キャンプの時から城福さんが「電流を止めるな」と言っていたのは、形はどうであれ、少しでも次に繋がるプレーを 愚直に続けていくことだと思った。

「電流」と「抵抗」と「電圧」

そんなことを考えながら思い出したのは、小学校の理科で習った「電流」と「抵抗」と「電圧」の関係(オームの法則)。 筑波大戦のように相手の「抵抗」が小さい時 は、何もしなくても「電流」はスムーズに流れる。 けど、「抵抗」が大きい場合は、「抵抗」をゼロに近づけるか、または「電圧」を強める必要がある。

乱暴だけど、敢えて分ければガンバや一世を風靡した頃の甲府は前者、つまりパス回しで相手の抵抗を無力化するチーム。 イチビャ・オシムの頃の千葉はバランス形。 川崎は一点突破形の高電圧チーム。 鹿島はチーム全体で高電圧をかけ続けるチームか。 浦和は11人のハイ・ボルテージなプレーヤー達の頑張りでチーム全体の電力量を維持しているような・・・。

清水は最終ラインを含めて足元の上手い選手が多く、バランスが取れた良チームだけど、どちらかと言うとここぞと言うときにチームとして高電圧をかけてくるチームだと思う。 昨日の試合でも、しつこく攻撃を継続し続けたこと(電圧をかけ続けたこと)が、結果的にラッキーな笛を招いた。 逆に言えば、昨日のPKの場面のように相手が継続して攻め込んできたとき、プレーをカットできるならカットする。 クリアできるならクリアする。 PK直前のプレーで梶山に繋ごうとしてわずかにずれた吉本にも良い教訓だったと思う。 確かに、繋がっていれば良いパスだったけど。

まだ限定的だけど電流は流れ始めた東京。 けど、相手の抵抗を押し返すような電圧はこれからか。 F5級の竜巻ツイスター・カボレの出現だけでなく、チームとして集中力を維持して、90分間の総電力量を増やしたい。

あ、東京の若き稲妻・大竹についてはまた次回。 下の写真はFKの場面です。

Otake

(梶山が何ボルトかは計測不能。 むしろ絶縁体。)

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» ナビスコカップ第1節清水戦採点 [明日は明日の風が吹く]
清水 3-1 FC東京  FC東京ホットラインで、1点目のPK取られたプレーが出てましたが、あの臭い芝居に引っかかる主審がどうかと思うよ…。前半が1-1だったら、勝つチャンスもあっただろうに。 リンク: F.C.TOKYO 平山のヘディングで追いつくも、その後試合巧者の清水に2失点を許し初戦は勝利で飾れず.  梶山がいい意味でも悪い意味でも目立っていたというのは、「fct fan」のknさんが言う... [続きを読む]

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