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2008年5月21日 (水)

それでもサッカーは面白い 川崎vs大宮、東京ヴェルディvs清水 5月17日(土)、18日(日)

乱闘だの、飲酒運転だの、気の滅入る話題が多いが、サッカー自体の面白さは変わらないのだ。

土曜は磐田戦の帰りに等々力に寄り、日曜は小平と武蔵野に行ったあと、味スタに行ってきた。 0-2からの逆転劇、ハーフライン手前からの直接FK、珍オウンゴールなどなど。 どれもスゴい。 面白い。 水風船だの、軟禁だのはいらないんだよ!

川崎vs大宮 5月17日(土)

Todoroki00

この試合を観て、2004年天皇杯4回戦・川崎vs神戸@等々力を思い出した。 独走で2度目のJ1昇格を決めた川崎とJ1中位の神戸の対戦は、川崎が前半2点先制するものの、後半から登場した藤本がキレキレで神戸が同点に追いつく。 川崎サポは肝を冷やすが、最後はジュニーニョが決めて3-2で川崎が勝利。 等々力から武蔵中原に向かう途中、「J1って凄いね、来年怖いね」 と話すフロンターレ・サポの会話が印象的だった。

で、土曜の試合。 川崎には4年前の試合にも出ていたジュニーニョや憲剛がいて、方や藤本は大宮にいる。 そして、試合展開まで4年前をなぞった。 ただ、結末だけが違った。

前半は完全に川崎のものだった。 ボールを奪うと、相手の陣形が崩れているときはすぐにジュニーニョやテセに渡して急所を突き、相手が引いているときは無理せず、低い位置で数的優位を保ちながらしっかり組み立ててフリーの選手に繋ぐ。 速攻も遅攻も上手い。 変な形で奪われることが少ないから、守備陣にかかる負担も低い。 この日もテセの個人技から相手のオウン・ゴールを呼び、相手のパスミスからジュニーニョがしっかり決めて2-0。

他方、大宮。 デニス・マルケスと藤本のツートップだったけど、デニス・マルケスは受けに戻ってきてパス回しの流れを止め、藤本は裏のスペースに抜け出そうとチャンスを伺うもののパスが出てこない。 藤本は何でも上手い選手だけど、どちらかと言えば他の選手に使われるよりも使った方が生きる選手だろう。 他方、2列目の大悟は消え気味だった。 大悟は試合を作ったり組み立てたりするよりも、試合を決める選手だと思う。 前半の大宮はチグハグだった。

その辺の問題は樋口監督も分かっていたようで、後半の頭にMF2人(金澤と大悟)に代えて、FW2人(吉原宏太とルーキー土岐田)を投入するが、これが大当たり。

吉原と土岐田の二人が裏を狙い、そのケアのために川崎の3バックが下がり、生まれたスペースで藤本を中心にパスが回りだす。 大宮はすべてが好転する。 そして得点が生まれる。

デニス・マルケスの技ありポストから抜け出した土岐田が決めて2-1。 ただ、このシーン。 自分はメイン・アウェー寄りにいて、目の前で見ていたのだが、土岐田は明らかにオフサイドだった。 遥かGスポット(とはもう呼ばないのかな?)のフロンターレ・サポや、他サポの俺までがオフサイド!と叫んでるのに、この周りのフロンターレ・サポはポカーンとしていたのが印象的。 (たぶん、観戦暦が浅いんだと思うのだが、川崎はちゃんと新規客を呼び込めているなぁ、と肯定的に捉えたのだが。)

大宮は吉原と土岐田が入ったことでマークが甘くなったデニス・マルケスも生き生きしだす。 速いパス回しから川崎ディフェンスが崩れたところを横にドリブルで切り裂きながらシュートを決めて同点。

ここまで、4年前と同じ展開。 4年前は苦しんだ川崎が最後に突き放したけど、土曜に最後に大仕事をやってのけたのは大宮の小林慶行。

交代で入ったばかりのMF原田がハーフウェイラインの大宮側で相手を倒してFK。 小林慶行がふわりと蹴ったボールは前に出ていた川島の頭上を越えてゴールに吸い込まれ・・・。

なんというか、今度は自分も周りと一緒にポカーンですよ。 正確なコントロールにも機転にも、あの時間帯で決まったことにも。 ただ、この得点が埼スタの出来事にかき消されたのが残念でしたね。

Todoroki01

ちなみに前半川崎2点、後半大宮3点。 計5点。 全部目の前でした。

東京ヴェルディvs清水 5月18日(日)

調布の不発弾は無事処理が終了したが、清水はフッキの処理を誤った模様。

Verdy_vs_spulse00

正直、ヴェルディは"外国人頼みの○サッカー"と揶揄されやすいサッカーだった。 ただ、それはそれで上手くまとまっていた。 大野はでしゃばらず控えめだが的確なプレーで存在感を示し、福西も相変わらず運動量は少ないけど、ちょっとしたアクセントを付けるのがうまい。 あと、服部は外国人のあしらいが上手ですね。 パスが通らず、明らかに受け手の怠慢なのに、"スマン、スマン"みたいな表情で切り替える。 フッキあたりもしょーがねーな、みたいな感じ。 気持ちよくプレーさせている。

で、外国人3人が縦横無尽ですよ。 序盤は耐えて、時折鋭いカウンターを仕掛けていた清水だったけど、外国人トリオの影に怯えたか、高木和道が大したプレッシャーを受けた訳でもないのに、GKの位置を確認せずバックパス。 ボールがゴールに向かって勢いなくコロコロと転がるのを見送るしかない・・・。 和道は去年の東京戦でも綺麗なオウンを決めていたなぁ・・・。

そうなるとますますヴェルディ・ペース。 ハーフタイム直前と直後に1点ずつ取り、さらにフッキが決めて4-0。 清水もオウン・ゴールで一点返すが焼け石に水。 (2日間で3点も生オウン・ゴールを見られるとは。)

清水は決めるべき人がいないのは辛いですね。 新潟はアレッサンドロがフィットしてきて、なんとかエジミウソンの穴を埋めているけど、清水はチョ・ジェジンの穴が埋められない。 実質、岡崎のワントップでは辛いだろう。

あと、いつも思うのだが、健太は毎年中盤をいじくりすぎじゃないかなぁ? と。

2年前は2列目に兵働と淳吾、ボランチに枝村と伊東輝で結果を出し、去年はトップ下がフェルナンジーニョ、左が兵働、右が淳吾、底に伊東輝のダイアモンド型でなんとか結果を出した。 特に、ガンバ西野でさえ持て余したフェルナンジーニョをフィットさせたのは見事だと思った。

で、今年は、トップ下フェルナンジーニョ、左が淳吾、右が伊東輝、底が本田拓也。 ただ、FWが点を取れないから、フェルナンジーニョをFWにしてMFに枝村や兵働を入れたり・・・。

まぁ、怪我や病気や調子の良し悪しもあるのだろうし、何年も連続で同じことをしていてもすぐに対策を取られちゃうけど、ただ、毎年リセットしているようで、積み上げられているのか、ポテンシャルを引き出せているのか、疑問がない訳ではない・・・。

Doi

青い土肥

Verdy_vs_spulse01 Verdy_vs_spulse02_2

今週末、ヴェルディだけには負けられない。

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コメント

ご無沙汰しています。いつも拝見(勉強)させて頂いています。
本文とはまったく関係ないのですが東京の下部組織から幅広くご覧になっている貴方に質問です。
本日付のオフィシャルサイト記事で紹介されていたU-16ウクライナ遠征日本代表のメンバーに選出された廣木雄麿選手について。
一昨年の暮れ、仕事を抜け出して西が丘で「彼ら」の試合を観にいった事があるのですが、その際「ユーマ!ユーマ!」とおそらくわが子に声援を送っているであろうお父様の声が物凄く印象に残っているのです。
その時の「ユーマ!」が果たして彼なのかどうかを猛烈に知りたいと思ったので、こんなコメントを残させて頂きました…。

ユーマくん、この世代では結構多い名前だったりするのでしょうか???

投稿: NERIMA FRENCH BULLDOG | 2008年5月24日 (土) 01:59

>NERIMA FRENCH BULLDOG様
コメントありがとうございます。

遅くなりましたが、ご長男誕生、おめでとうございます!
感動の手記を拝読していたものの、コメントを書きたいと思いながら時間が過ぎてしまい、礼を失してしまいました。申し訳ありません。今日のブログに出てきましたが、長友選手のように、明るく・頑張れる人は素敵ですね!

さて、ユーマくんですが、ご名答のようです。
今日、詳しい方(※)に教えていただきました。
ご覧になった試合はこちら↓の12/27(水)FC東京U-15むさしvsSSSジュニア・ユースと思われますが、廣木雄麿選手も背番号8で出場しています。
http://www.fctokyo.co.jp/home/index.phtml?cont=youth/u_result&stats=u15&year=2006

NERIMA FRENCH BULLDOG様も、そのお父さんの気持ちと通じるものを感じておられるのかもしれませんね。

改めて、おめでとうございます!

(※)http://aoaka-note.269g.net/

投稿: fct fan | 2008年5月24日 (土) 21:37

fct fan様(aoaka-note様)

ありがとうございました。やはりあの「ユーマ」選手でしたか!
ユースの試合をはじめて観戦して親御さんたちのヒートアップぶりに驚いた事を憶えています。なかでも廣木選手のお父様(だと思う御仁)の声は今でも耳に残るくらいのアレで…(笑)

ヨウヘイ選手といいユーマ選手といい、あいつらのメシ代の一部はオレが負担したと冗談半分で語らえるのもビッグフレームスとしての喜びだったりします。いつか味の素スタジアムでその姿を見たいものです。

投稿: NERIMA FRENCH BULLDOG | 2008年5月25日 (日) 07:37

大竹や椋原の活躍はJ、大学、JFLや地域リーグでサッカーを続けている先輩達やチームメイト達が築き上げてきた土台の上にあるような気がします。

東京U-15、U-18の伝統を背負った金の卵達の姿を見るのは、ビグフレの甲斐ってもんですね!

投稿: fct fan | 2008年5月28日 (水) 00:09

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