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2008年7月15日 (火)

ベールの向こう側 鹿島vsFC東京 7月13日(日)

U-18の控えめな、けど気持ちのこもった勝利の舞を見届け、一路、鹿島国へ。 キャプテン畑尾泣いてた。

Kodaira00

途中、酒々井PAで社長をお見かけしたので、おめでとうと伝える。

Official_tour

東関道を走るオフィシャル・ツアー。 利根川を渡ると鹿島国。。。

鹿島は涼しい、というかヒンヤリ。

Kashima01

スタジアムの前の売店では、多くの東京サポが宴会中。 知り合いにもいっぱいお会いした。

Kashima03

スタジアムに入るとこんな感じ。

Kashima02

霧が不気味に濃くなっていく。 頭の中に流れるのはトワイライト・ゾーンのテーマか、Tubler Bellsか、それをパクった金田一少年の事件簿のテーマ。

さて試合。 (と言っても、短め。)

点差ほど力に差があったとは思わないけど、点差以上に勝負強さに差はあったかもしれない。

鹿島は攻撃の選択肢が多い。 浦和のように個の力でもゴールを奪えるし、柏のような攻守の切り替えの早さからゴールを襲い、ガンバのようにパスも回してくるし、大分のように2列目以降の選手も裏を狙って飛び出してくる。 その中から、冷静にプレーを選択していて、守っている側からするといろんなことに対応しなければならず、大変だ。

個々の粘り強さ、ダメでも攻撃をやり直すしつこさ、かと思えば、カウンターからあっという間にゴールを陥れる俊敏さ。

前半は耐えた東京だったけど、カウンターの応酬から全体が間延びして、ディフェンスが薄くなった後は好きなようにやられてしまった模様。 「模様」というのは、後半、霧がますます濃く低く垂れ込め、向こう側のゴール前で何が起きていたのか、全然見えなかったから。

Kashima00

対する東京。 サイドを使えなかった前週の反省からか、2列目がワイドに張る。 特に後半のエメルソンなど、常時サイドに張りっぱなし。 先週の浦和は3バックだったけど、鹿島は4バック。 アンカーの位置に入った梶山からのパスが途中でカットされてしまう。 あれだけ距離が遠ければ、パスを出した後に反応しても奪えてしまうよなぁ。

サイドを狙う意識自体は良かったと思う。 新井場なども高い位置にいたから、その裏を狙うのはよい。 けど、攻撃が遅いから、裏を突けない。 みんなが梶山に預けるが、梶山からパスが出ない。 というか、他の選手がパスコースに顔を出さず、ポストにも収まらないのでパスの出しどころがない。 攻撃がノッキングを起こし、相手の守備はしっかり態勢を整えて待ち構える。 もっと早くスペースや相手の薄いところを狙って欲しいのだが。

途中までは、同じ負けでも浦和戦と違って爽やかな負けだと思ったのだが、だんだん腹が立ってしまった。 梶山のミスをなじるのもいいが、どうしてパスを出せないのかも考えてくれ。

椋原は狙われていてボールを追いかける場面になるとクロスを上げられる場面もあったけど、正面で向き合った相手のボールを結構止めていた。

長友も持ち前のスピードと粘りで相手にギャップを生んでいたけど、それをチームとして活かしたいな。

徳永は前半の方が良かったな。 左サイドのときの方が意識が慎重だからかプレー選択が確実。 後半は余裕が生まれたのが、却って仇になった感じ。 2点を生んだカウンターの起点になってしまった。

次のガンバ戦はすぐ明日19:30KO@国立。 頑張ろう!

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