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2008年8月 5日 (火)

優勝って素晴らしい クラブユース選手権 FC東京U-18vs柏U-18 8月3日(日)

表彰式とかの一連の公式な行事が終わって、蓄えていた喜びを一気に爆発させる瞬間が好きだ。

出場した選手達がくしゃくしゃになりながらスタンドに駆け寄っていき、スタンドでは出場できなかった仲間達が雄たけびを上げながら迎える歓喜の時。 この瞬間よ永遠なれ! と思う。

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勝者がいれば、敗者もいる。 喜び、苦しみや辛さ、様々な感情や葛藤を携え、仲間やライバルと切磋琢磨していく。 その一連のプロセスがスポーツの素晴らしさだと思うのだが、この日三ツ沢で見たものは、スポーツの素晴らしい部分が純化した結晶だと思った。

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試合。

Fctokyo_3 Kashiwa

今年は結局Jヴィレッジには行けなかったのだが、プリンス・リーグ中盤からの東京の充実ぶりには目を見張る。 選手がよく動いて、動き出しや動きの途中で躊躇や迷いがないから、展開が良い方向へと転んでいく。 たとえ相手に苦しんだとしても、突き抜けられる気がする。 見ている側としても、ストレスを感じることが少ない。 確固たる戦いが出来ているから、個々の選手の能力の総和を上回る力を発揮していると思う。

確固たる戦いという意味では柏も同じ。

柏U-18を見るのは去年のサハラ・カップ以来だけど、事前にいろんなブログを読んで予習して行ったので、ほぼ、想像していたとおりだった。 つまり、ポゼッション・サッカー。

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登録上は1-7-2と、オシム千葉(や信藤横浜FC)もびっくりの布陣。 実際は、攻撃時は4-1-2-3、守備時は4-1-4-1と常識の範疇に入るが、やはり、そんじょそこらで見られるサッカーと比べると、ちょっと違う、というか異質。 足元が上手く、流動的にスペースに顔を出し、焦らず、延々パスを回し続ける。 これぞ柏U-18。

ただ、中盤の底の仙石(去年は逆三角形の二列目またはダブルボランチ)から、割と早い段階で縦方向に楔や相手の急所を狙ったパスが入ることが増えた気がする。 ポゼッションの数字的には去年の方が上だったかもしれない。 けど、怖さは増した気がする。

また、去年は左SBの輪湖(現・甲府)がSBというよりフォートップの左ウィングだったけど、今年の酒井も、輪湖ほどではないけどかなり上がり目で、さらにその内側に191cmの指宿が存在を示す。

けど、165cmのFC東京右SB1年生廣木も一歩も引かずに頑張っていたし、畑尾や大貫もよくケアしていた。

前半は、双方が時に自分の特色を出し、時に消しあい、お互いにがっぷり四つの展開だった。 ただ、個の突破力や思いっきりの良さ、という面で東京の方が突き抜けそうな予感を感じた。 とは言え、柏の冷静さや厚みも、何かを起こしそうな雰囲気を漂わせていた。 要は、どっちに転んでも不思議ではない展開。

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ハーフタイム。 Jヴィレッジの予選リーグからの全スコア。 ピースしているのは知り合いのお茶目な東京サポ。

東京は、前半からチェイスして、ボールをかっさらってカウンターを仕掛けていた山村と岩渕が後半になっても勤勉に追い続け、惜しいシュートを放つ。

さらに、左の山浦の美しいクロスやロングシュート、右の山崎の突破、そして三田の押し上げからの攻撃参加や大貫の穴を未然に防ぐ動き、藤原と畑尾の対人への強さで東京がリズムをキープ。 柏の選手が一人退場すると、一気に東京ペースへ。

そして、右CKから三田がショートコーナーから再びボールを受け、ペナルティの端を切り込みながらシュート! 相手に当たったボールがゴールに吸い込まれる。

終盤、疲れ知らずの上がりでメインスタンドホーム寄りに陣取った東京サポを沸かしたのが左SBの阿部巧。 

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前線2枚を交代。 岩渕、山村お疲れ様。 代わりに山口、重松。 山口はよく相手に突っかけて、最後の時間を締めた。 いかにもFWらしいFWの重松は、全試合途中出場で見事得点王。

突き放せなかったけど、最後まで集中を切らさず、見事優勝!

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表彰! まず、JFA

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続いてJCY

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アディダス

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得点王は柏の9番工藤と東京の22番重松。 プレゼンターはマリノス水沼。

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MIPは柏の8番仙石。 プレゼンターはマリノス金井。

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MVPは三田! 落ち着き、ここぞというとき効果的な動き。 ヴェルディ戦見たかったな。

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ゴール裏へ!

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理屈じゃないよね。

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もみくちゃ

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ばんざーい!

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監督・コーチ陣

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胴上げ

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カンピオーネ!

よくここまで来ましたね。 現3年生が1年になったとき、ちょうどプリンスリーグに昇格。 以来、一昨年はJユース杯決勝で戦い、去年は下馬評が高かったものの、クラブユース選手権はグループリーグで敗退し、高円宮杯にも出られなかったけど、年末、見事Jユース杯を制した。

やっているサッカーの内容はもとよりだが、合わせて、積み上げてきたものも大きいと思う。 強豪であり続け、高い意識と力を発揮する環境は重要なんだと思った。 (柏はプリンス・リーグに昇格できていないし、一概には言えないけど・・・。)

柏はもっと伸びる余地があった気がした。 ポゼッションを維持しつつ、もっと溜めてからはたいたり、もっと運んでから開いたサイドに渡したり、クロスやロングシュートの精度を上げたり、個々のプレーを磨けば、まだまだ強くなるはず。

ところで、3年前FC東京U-15深川がU-15高円宮杯決勝に進出している。 天皇杯準決勝・大宮vs浦和の前座で行われた決勝戦。 相手は浦和ジュニア・ユース。 (国立のホーム側は大宮とFC東京(NTT関東と東京ガス)が呉越同舟状態だった。)

リンク先を見ると分かるとおり、その試合には、昨日優勝した選手たちが多く出場していたが、浦和の前に完敗を喫した。

けど、3年の月日を経て、逆に追われる立場に立った。 これから高円宮杯、Jユース杯がある。 更なる高みに向けて・・・。

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最後にキャプテン畑尾のシャー。 見事なキャプテンです。

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