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2008年9月の16件の記事

2008年9月30日 (火)

こんなに酷くて嬉しい勝ちは初めてだ(笑) 札幌vsFC東京 9月28日(日) 写真等追補

写真などを追補しました。

ところで、こちらの方に教えていただいたのだが、札幌・横野選手がこの試合でデビューを飾った。 (現地では気が付かなかった。)

横野選手と言えば、去年のクラブユース選手権のグループリーグFC東京U-18vs札幌ユースでハットトリックを決めた選手。 試合は3-1で札幌が大竹や椋原を擁するFC東京U-18を破った。 ちなみに東京の1点は大竹。

この大会、東京U-18は直前の練習試合でトップチームに勝ったり、関東大会でマリノスユースやジェフユースを蹴散らし、優勝候補の一角として乗り込んだものの、異様に涼しい天候で躍動する札幌に破れ、続いて安田弟や中三の宇佐美を擁するガンバにも破れ、グループリーグで敗退してしまった。 (前評判の高さが硬さを生んだとも耳にした。)

立ちすくんでいると、札幌サポに 「東京は強かった。 札幌は涼しかったから力を出せた。」 と慰められた。

今回の大竹ゴールはそのリベンジ・・・ という訳でもあるまいが、いろんな歴史がある。

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Atsubetsu00

ヤバいくらい楽しかった札幌遠征。 試合内容はグダグダだったけど、それすらも劇的な逆転勝利を引き立てるための演出だったのではないかと思えてしまう。  試合後に会った知り合いに、こんなに酷い勝ち点3は初めて見た! と口走ったけど、顔はニヤニヤしていたと思う。 あぁ、遥か北の大地に刻む5連勝!

Atsubetsu08

札幌は意図の見えるプレーをこなし、ハードワークを惜しまず、気持ちを前面に出して戦っていた。 アンデルソンのポストが機能し、東京のディフェンスを押し下げ、サイドが内に絞って出来たスペースを有効に利用し、チャンスを生んでいた。

引きすぎた東京はクリアボールを拾えず、サイドが上がれないために厚みのある攻撃を仕掛けられず、ボールホルダーの梶山は孤立無援。 それでも、梶 山は異次元のキープ力で縦横無尽にボールを運び、かと思えばフリーで裏に飛び出したり、守備でも労を惜しまずにプレスをかけていた・・・ と、こう書けば どれだけ良かったかと思われてしまうが、実は正反対。 とにかく判断が悪すぎ。 急ぐべきところで待ってしまい、貯めるべきところで簡単に蹴ってしまう。  持ち過ぎて潰される、チャンスに打たない。 しかも、無理なヒールパスやスルーなどの難しいプレーを選択して失敗を連続。 カウンターの基点になってし まう。 空回り状態で、今シーズンでも悪い方の梶山だった。 身体の動きは悪くないが、脳みそがお疲れか。 多かれ少なかれエメも似た状況。

キックオフ後しばらくは浮かれ気分だったゴール裏も、ハーフタイム頃には、ここまで来たのにこれかよ!? みたいな空気になってしまっていた。

Atsubetsu02

日本一諦めの悪い集団 確かに強かったし、サポートも熱かった。

後半に入っても試合の基調は変わらず、羽生の交代でやや動揺したところで、ついに先制点献上・・・。 相手CKを跳ね返すものの、同サイドに繋がれ、もう一度クロス。 これは逆サイドに流れるが、札幌の選手がきちんと詰めて、みたびクロスが池内にドンピシャに合ってしまった。 さらに落ち込むゴール裏。 しかし・・・。

後半に入ってしばらく経ち、札幌もだいぶ間延びしていた。 ブルーノが入り、梶山の位置取りがやや前に移行したことで前でポイントを作れるようになっていた。 サイドも前半よりも上がれるようになっていた。

そして、右サイドを勢い良く飛び出した長友にカボレが相手の股を抜くスルーパス。 間髪入れず長友が放ったクロスにヘッドで合わせたのは、相手DFの間から裏に抜け出したゴールハンター赤嶺!

そして大竹投入。 羽生のアクシデントで交代枠が残り一つになっていたから、大竹と達也の両方を出せないのは苦しいと思ったけど、杞憂だった。

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投入後、わずか1分後のゴール。 大竹はシュートコースが見えた直後にはシュート体勢に入っていた。 (なかなか打たないお兄さん達も見習え!) 札幌 DFは3人いた。 東京から見て右側の一人だけでなく真ん中の一人もナオに引っ張られたのか、大竹に寄せるのが遅すぎた。 そこを大竹は突いた。 ここま で梶山が相手DFにラストパスの意識を植え込み続けてきた効果か!? 冗談はさておき、大竹は見逃さず、コースを狙いつつ、威力も充分なシュート。 本当 に素晴らしい!

Atsubetsu06

札幌も最後まで諦めず、東京ゴールを狙い続けたけど、いかんせん武器が不足していた。 あれだけ良いサッカーを出来ていたのに勝てない札幌。 東京も、かつて内容がいいのに勝てない、という経験をしてきた。

ただし、そんな東京でもこの日の札幌よりは良いメンバーを揃えていたし、かつて東京がぶち当たった壁も、この日に札幌がぶち当たった東京という壁よりも厚く高いものだったと思う。 そこの部分を冷静に見極め、優勝を意識するよりも、上位争いに加われる幸せをかみ締めつつ、目の前の試合を確実に勝っていきたい。 その結果、あるいは・・・!?

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というか、札幌戦の出来だと優勝を語るのは全然早い。 清水戦でのリベンジに向け、まずは内容を立て直していきたい。

Atsubetsu01

スタンドの周りに針葉樹が植わる風景は、本州のスタジアムからは明らかに異質だ。 そして、ピッチの反対側から聞こえてくる札幌サポの声。 空気が乾燥しているからなのか、篭らずクリアに聞こえる。 そんな旅情を掻き立てる厚別は何度でも来たいスタジアムだ(札幌ドームでもいいけど)。

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東京からもいっぱい来た。 それだけの魅力が札幌にはある。

Atsubetsu07

何度でも立ち上がれ。このエンブレムが胸にある限り

札幌とまたJ1で対戦したい。

追伸1

支笏湖でキャンプをするこちらのリーダーさんとか、石垣島からハシゴ?してくるサポとか、素敵な人たちがいっぱいいて最高です。

追伸2

写真を夜追加します。 → しました。

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2008年9月26日 (金)

高円宮杯だぁ!(3) FC東京U-18の戦い 流経大柏戦、前橋育英戦

先週の日曜と火曜は、高円宮杯決勝トーナメントを観にフクアリと臨海に行ってます。

トップチームも多摩川クラシコ、磐田戦と激闘を制してきたけど、ユースも負けずに立派に戦っています。 もう日が経っているし、ごくごく簡単に振り返ります。

ベスト16・流経大柏戦@フクアリ (9月21日(日))

Fukuari00

相手は言わずと知れた昨年の2冠にして今年のインターハイ覇者(市船と両校優勝)。

こちらは昨年のJユースカップ、今年のプリンス関東、クラブユース選手権覇者。

プリンスリーグでは5-1で破った相手とは言え、厳しい試合に。

Fukuari01 Fukuari02

というか、まぁ、相手がどうこう言う以前に、試合開始直後に降り始めた大雨で、だんだん水が浮き始め、前半途中にはグラウンダーのパスがまったく転がらない、ボールがどう動くか予測のつかない、泥んこサッカー、肉弾戦になってしまった。

Fukuari03

そんな中、大貫くんが肩を痛めてしまう。 一度はピッチに戻るものの、やはり交代。

代わって入った1年生の江口くんを意識して見るのは初めてだったけど、疲れ知らずで積極的な活きのいい選手。

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ハーフタイムになると雷鳴が。 雷警報が出たということで後半開始はしばらくおあずけに。

Fukuari05_2

警報が出た状態で試合をすると、分かっていたのにわざと危険を冒したと見なされ、事故が起きても保険が下りないのだとか。 (保険金目的でわざと交通事故を装っても保険が下りないのと同じ理屈か。)

約40分遅れの15時に後半開始。 雷こそおさまったが、雨はますます激しく。

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熱心に見守る観客。 某所でマナー云々の記事があったが、決してそんなことはなかった。 悪い時は悪いと指摘する自分が断言します。

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凄い雨。 両チームとも繋ぐよりも放り込み。 流経大柏はイエロー2枚で一人少なくなる。

けど、岩渕くんのピクシーばりの空中リフティングドリブルを観られたのはこんな雨だったからこそだろう。

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隣の製鉄所?をうごめく特殊車両。 川の中を進むように見える。

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バックパスとの判定でゴール前数メートルの地点で間接FK。 一度は弾き返すが、直後のスローインを、まだ相手選手がたくさん残っているゴール前に繋がれて、ミドルを決められてしまう。 0-1。

けど、ここから東京が攻勢。 江口くんの3列目からの果敢な飛び出しを相手が倒してしまいPKゲット。

Fukuari11

Fukuari12

山浦くんがきっちり決めて同点!

追いついた後も続く東京の攻勢。 そしてロスタイム・・・。 岩渕くんが雨に濡れるピッチの上をドリブル突進し、相手をかわしてミドルを突き刺す。

このプレーは凄かった。 天候やピッチコンディションや相手など関係ない、すべてを切り裂くゴールだった。

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そして終了の笛。

Fukuari14

流経柏も強かったから、喜びもひとしお。

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厳しい条件の中でも勝利を手繰り寄せる、勢いを超えた凄みを感じた試合。

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ピンボケだけど、岩渕くんのシャー!

Sudo00

カボレ?こと須藤くん

準々決勝・前橋育英戦@臨海 (9月23日(祝))

プリンスリーグ最終戦で対戦した時は一人少ない相手に苦戦。 終盤までリードを許す苦しい展開だった。 けど、最後に逆転を果たし、プリンスリーグも逆転で初めて制した。

前橋育英の応援はブラバン、チアリーダー付きの高校選手権仕様。 チアリーダーを見て、嬉々とする東京サポ多し(笑)。

Rinkai00

この日の東京は本当に身体が重そうだった。 球際での粘り、ルースボールへの出足、切り替えしの動き。

けど、岩渕くんの個人技から東京が先制。 さらに、山浦くんの左サイドからの崩しに、最後はパブロに代わって入った星くんが逆サイドで合わせて東京が2-0。

楽勝ムード? いやいや、むしろ前橋育英の方がたくさんチャンスの手前にまで持っていく。

後半も一進一退の展開。 なかなか突き放せない。 むしろ、押し込まれることの方が多い。 そして、東京の右サイドから持ち込まれ、決められて2-1。 内容を考えると不安な雰囲気に。

けど、ここで粘ったのが岩渕くんと畑尾くん。

Rinkai09

岩渕くんは相手との接触プレーで痛み(相手は2枚目のイエローで退場)、交代の用意もされていたのだが、立ち上がってしばらくプレー。 そして、交代前の最後のプレーで粘ってCKを獲得。 そのCKを畑尾が頭で決める。

Rinkai10

頼りになる男達が仕事をして3-1。 苦しい試合を制した。

Rinkai11

スコア以上に苦しんだ。 けど、制した。 これぞ強さだが、どこまで行けるか。

次は10月11日。 場所は国立。 相手は名古屋U-18。

クラブユース選手権で8-4で倒したが、4失点に畑尾が涙したという試合。

こちらはルーベンと大貫が怪我で、三田啓貴と重松が累積出場停止。 廣木は代表召集のようだ。

流経大柏も、前橋育英も、名古屋U18もリベンジを企ててくる。  柏U-18も、ガンバ大阪Yも、ヴェルディYも敗退する苦しい戦いをここまで来た。

ユースでは結果がすべてではないとはいえ、このチームをもう少し先まで見たい。

臨海へは車で。 帰りは5人でワイワイガヤガヤ味スタへ向かった。

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ファンタジーサッカー 第27節

今節はこんな感じで。

  • GK: 塩田!
  • DF: 大分二人に名古屋の阿部。 そして長友!
  • MF: 久々の遠藤に憲剛、4戦連続なるかの小川。
  • FW: カボ赤コンビ!!!
トップリーグ
fct-fan三鷹

出場選手    システム 4-4-2

FW
カボレ
カボレ
赤嶺 真吾
赤嶺 真吾
MF
小川 佳純
小川 佳純
中村 憲剛
中村 憲剛
枝村 匠馬
枝村 匠馬
遠藤 保仁
遠藤 保仁キャプテン
DF
長友 佑都
長友 佑都
森重 真人
森重 真人
阿部 翔平
阿部 翔平
上本 大海
上本 大海
GK
塩田 仁史
塩田 仁史
ベンチ入り選手
DF ブルーノ クアドロス F東京 1250万 0万 変動なし 0fp 0fp 0fp 0fp 0fp 0fp 0fp
MF 大竹 洋平 F東京 1580万 -170万 ダウン 0fp 0fp 0fp 1fp 0fp 0fp 1fp
FW 鈴木 達也 F東京 1270万 +210万 アップ 1fp 1fp 0fp 1fp 0fp 1fp 4fp

ブルーノ凱旋。 今野の分も頑張れ!

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2008年9月24日 (水)

強豪に至る遠く険しい道 FC東京vs磐田 9月23日(祝)

落日燃ゆ。

Tokyo_vs_iwata01_3

歩みはじめた降格という名の絞首台への道。 磐田はもう引き返せないのだろうか?

その磐田と入れ替わるかのように、上位進出への道を歩みつつある東京。

もちろん、浮かれるのも楽観するのもまだ早い。 これからどんな逆境や苦難が待ち構えているか分からない。 壁を越えたと思ったら、その先にまた次の壁がそびえているかもしれない。

ただ、今までにない手応えを感じていることも、また偽りのない事実。

これまで上位相手に劇的な快勝を飾っても、次の試合ではグダグダの内容になったり、"いい人東京"を演じることが多かった東京。 けど、最近は首脳たちの意思や選手たちの集中力、そして勝つための工夫や仕掛けを感じることができる。

例えば試合終盤の戦い方。

  • 徳永-モニ-佐原-長友
  • 浄-梶山-浅利
  • 達也-平山-大竹

と並べた4-3-3によるプレスは、攻め急ぐ相手を確実に追い込んで無力化していった。 メンバーやフォーメーションこそやや異なるものの、クラシコ前に試した「中盤の城壁」の成果ではないか。

例えば石川。 その熱さゆえ、空回りすることもあるが、ここ数試合は熱さと確実さとか高いレベルで両立している。 とある識者がナオについて 「外から戦況を見極め、役割を明確にした上で投入するといい仕事をする」 と書いていたが、そのとおりだとすれば、ナオの活躍はよく練られたプランがあり、そのプランが機能していることの証左であろう。

このように、勝利に向けた周到かつ柔軟な準備の痕跡が垣間見える。 また、キャンプの頃から一貫して取り組んできたムービングサッカーを含め、チームの土台も徐々に厚く、堅く築かれつつあるように思える。 去年までの努力や試行錯誤も無駄ではないだろう。

先制点はカボレがドリブルできるためのスペースを生む形で少し低めに配置した成果である。 磐田のスリーバックがサイドからの突破にあまりにも無策だったとは言え、また、カボレのシュートが出来すぎだったとは言え、狙いどおり裏に抜け、先制点を奪うことが出来た。

2点目はセットプレーの流れからもう一度繋ぎなおし、ナオが右から上げたセンタリングにファーでキャプテン佐原が合わせたもの。 GKキーパーが飛び出せない位置と速さに出したナオのグラウンダーのセンタリングが絶妙だった。 平山もニアに相手DFを引き付けながら潰れてくれた。

3点目は茂庭の成長を感じた瞬間。 1点差に追いつかれ、相手にボールを繋がれていた苦しい時間帯。 この時もプレスを受け、奪われれば一気にピンチになりそうなところ、セーフティーを意識しつつ、冷静な処理でカボレに繋げだ。 そして赤嶺ばりにニアに走りこんだナオが絡み、オウンゴールを生んだ。

4点目は再度カボレの突破力が磐田DFを切り刻み、今度は正真正銘にナオが合わせたもの。 ナオは失点の時、髪をかきむしって悔しがっていた。 けど、俺達のナオヒロは、その悔しさを、具体的にグラウンドで晴らした!

そして5点目は浅利?のフィードから鈴木達也がヨシカツとDFの位置と動きを冷静に見極めて決めたものである。 余談だが、お立ち台インタビューでの受け答えに鈴木達也の聡明さを感じた。 これからもずっと頼む!

勝ちは偶然ではない。 試合前の柔軟な準備と、これまでの一貫した蓄積が組み合わさったもので、裏付けがあるものである。 ただし、ちゃんと準備していたとしても、蓄積があったとしても、すべて上手くいくとは限らない。 運や不運、時の流れが左右する。

昨日も2-0からこちらのミスが絡んで1点差に追いつかれた。 その後も磐田にボールをキープされる時間が続いた。 もし同点に追いつかれていたら、試合は異なった結果になっていたかもしれない。

けど、ここで選手達は多摩川クラシコに引き続き勝利への渇望を見せ、粘って1点差を守りきった。 そして、自分達の力を発揮して磐田を突き放した。 3連勝のあと、下位に取りこぼすことなく突き放す。 東京は一歩、強豪に近づいた。

強豪への道には、これからもたくさんの分かれ道があるだろう。 正しい道を選択しても、そこで満足したり気を抜いたら、すぐに道に迷ったり、元にいた場所に戻ってしまうだろう。 運も左右するだろう。 間違った道を選択しても、遠回りの果てにゴールに近づけるかもしれない。 けど、諦めたら道はそこで終わりである。

東京が近道を選んでいるのか回り道をしているのかは分からない。 けど、目指すところに近づいていることだけは確かだと思う。 決して遠ざかってはいない。 サポーターも決して浮かれることなく、けど希望を胸に持って見守っていきたい。

次の分かれ道。 舞台は札幌・厚別。

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2008年9月22日 (月)

緊張感溢れる戦いの果てに 第14回多摩川クラシコ 9月20日(土)

東京にとっては前年の大敗に一矢報いる劇的な勝利であり、川崎にとっては東京に負けたくない理由が新たに加わったであろう多摩川クラシコ。 こうして歴史が積み重なっていく。

川崎は強かった。 今シーズン途中から本格的に採用し始めた4バックが馴染み、守備が安定した。 (いわゆる"川 崎山脈"が、長身CBを3枚並べたフォーメーションのことを指すのであれば、"川崎山脈"はもはや過去のものか。)

その安定した守備が支えるJリーグ随一の攻撃陣。 前線でボールをキープし、運び、起点にもフィニッシャーにもなれる選手がたくさんいる。 サイド攻撃も中央突破も、ドリブルもパス回しも、速攻も遅攻もセットプレーも得意。 機を見て攻撃参加するボランチやサイドバックを捕まえるのも至難の業。 唯一の不安は、最近ジュニーニョがゴールに見放されていることだろうか。 いずれにせよ、今期東京が対戦する相手で、爆発力は今の川崎が一番だろう。

昨日も前半から多彩な攻撃を展開した。 序盤は黒津とジュニーニョが左右のポジションを入れ替え、ゴールに切り込み、テセもロングシュートや反転からのシュートを狙う。 憲剛が巧みにボールを捌き、ヴィトールジュニオールもアクセントとなり、村上も攻めあがってくる。 そしてシュート力のある谷口の存在。 恐ろしいメンバーが足を止めず、フリーになる意識を持ちながらゴールに迫ってくる。 

けど、東京が先制。 CKをファーで受け、綺麗なボレーを決めた赤嶺。 二桁の大台に乗せた。 あぁ、怪我が軽いことを願っている。

そして今野の一発レッド。 確かに肘が入っているから笛は妥当だろうけど、一連の流れを見れば、身体を寄せていく過程で起きたものであることは明白。 あれがレッドだったら、福西なんてどれだけレッドを貰うことやら。 今野のプレーは相手を倒すことを目的としたプレーとは質的に違う。 (札幌凱旋は叶わない?)

けど、これで東京の選手たちもゴール裏も結束した。 このあと約50分間、川崎の攻撃陣は東京の守備に圧力をかけ続けたけど、東京も我慢して反発し続けた。 平山、鈴木達也、藤山も点を許さないために、勝つために必要なことやった。 城福が言うとおり、守備ブロックは決定的に破られることはほとんどなかったと思う。 川崎の攻撃は徐々にペナルティエリアの周りを横にスライドするだけになっていった。

選手がそれぞれやるべきことをやり続けた結果、ついに逃げ切ることが出来た。 それはサポーターにも言えるのかもしれない。 全員の力で勝ち取った勝利だと思う。

14日(日)に開催されたビグフレ交歓会の締めの挨拶で、城福監督は次の趣旨のことを言った。

  • 我々はまだ何も諦めていない。
  • 選手達も上を意識して緊張感を持ってやってる。
  • 9月の戦いでそのことを他のクラブにも見せてやる。
  • サポもその心積もりでいて欲しい。

個人的に、この宣言はまさに聞きたかったことで、グッと来た。 (手前味噌ですが、ビグフレ交歓会に出かける直前に書いた大宮戦の弊記事をご覧ください。)

今年の新体制発表時に村林社長(当時専務)や城福監督が掲げた目標は、優勝争いに加わることだった。 苦しい夏を経て、今チームはそのギリギリのところにいる。

目標を実現するために必要なことは、目標をぶれさせないこと、必要な準備を怠らないこと、そして選手やスタッフたちが緊張感を持ってそれぞれの役割と責任を果たすこと。 城福の発言は、まさにそのことを指摘していたのではなかろうか。

そして、昨日の川崎戦で、選手たちはそのとおり見事に戦った。

しかしてサポはどうか? 試合展開の中で、あるいはシーズン全体の中で、もっと言えばクラブの発展段階の中で、クラブの目指すところや実際の立ち位置、周りの状況や、目標と現実の乖離を引き起こす理由などを(自分なりに)踏まえ、それに応じたサポートができているか?

前半は、ごくごく一部ではあるが、感情的な野次も耳にした。 すべての野次を否定する訳ではないが、些細なミスをあげつらってブーブー言うだけなら、目の前の事象に条件反射 しているだけで、何も考えていないのと同じことだと思う。 (そういう人に限って、野次の語彙ばかりが豊富で、歌ってない・飛び跳ねてないのは皮肉。)

けど、後半は最高の形の応援が出来ていた気がする。 ゴール裏が一体化し、逆境に立たされた選手たちを熱くサポートできたと思う。 単に盛り上げるだけでなく、意思が統一された応援ができたのは、たぶん2006年のフクアリ(倉トーキョー初陣)以来ではなかろうか? J広しと言えども、東京は胸を張ることができる素敵な応援が出来ていたのではないかと思う。

まだ優勝できる力はないかもしれない。 ACL出場もまだ早いかもしれない。 けど、上位進出を目指し、少しでも長い時間緊張感を持って戦えれば、それがクラブの血となり肉となる。 川崎戦のような経験を経ることで、サポーターの緊張感も増していくのかもしれない。

今後もこの緊張感を保っていきたい、だから、今週の2試合は是が非でも勝ちたい。 この流れで下位チームを確実に叩いてこそ、強豪への道に繋がる。 (よい選手を揃えることだけが強豪への道ではない。)

まだ諦めていないと言った監督にも重い責任が伴う。 怪我の選手や出場停止がいる中であっても、発言に見合った準備をし、戦いの指針を見せなければならない。 そしてピッチで戦う選手たち自身も。

サポーターも緊張感を保って頑張ろう!

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2008年9月21日 (日)

多摩川クラシコについて寝る前にひと言だけ

選手たちは最後までよく頑張った!

アウェイスタンドも一体になって良い雰囲気を作った!

今後も、負けることや、勝つこともあるだろうけど、歴史を積み重ねていきたい。 多摩川クラシコ。

今日をもって、このバナーを外します。

P.S.

赤嶺の傷が浅からんことを願います。 赤嶺のゴールを、みんなで無駄にしなかったよ!

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2008年9月20日 (土)

多摩川クラシコに関する個人的な日記

多摩川クラシコ第2戦当日である。 懸念された台風Sinlakuは関東南岸を駆け抜け、夕立ちの懸念はあるものの、嵐の中の試合は回避できそう。

多摩川クラシコに対して、人工的だとか、いきなり第11回だとか、安っぽいだとか否定的な意見がある。 そういう感想も当然あるだろうが、戦いにおいては、名称よりも当人達がどういう姿勢でこの試合に臨んでいるかの方が重要である。

個人的には、川崎戦は負けたくない理由に事欠かない。

サッカーを見始めた頃にもっとも多く通ったのがJ2初年度の等々力。 初めて観た東京の試合が第一回多摩川クラシコ。 初めて観た東京のホームゲームが第三回多摩川クラシコ。

昔はみんなと一緒に馬鹿やってたのに、最近はお高く止まっちゃってとか。 ブーイングしないことを誇るような、自分達の無謬性を信じているところなんて "浦和っぽい" な、とか。

そして嫉妬。 東京が無くした右肩上がり神話を信じることができ、フロントを信じることができるフロンタサポが羨ましいのである。

右肩上がりだとか、フロントの良し悪しだとかは、あくまで相対的なものであり、また、時とともに移り変わるもの、ということは分かっている。 2001年時点では、逆にフロンタサポが東京サポに対して同じ感情を抱いていたかもしれない。 川崎だって社長が変わったり、現場のアイディアマンが移動になったりすれば、将来どう転ぶかは分からない。

そんな中、先週のサカダイかサカマガの後半戦展望で、混戦極まる今シーズンの優勝候補に挙げられていたのが川崎。 仮に今シーズン、川崎がタイトルを取れば、どうなるのであろうか? 常勝チームができてしまうのか、または、天井を打ったことで下降線を辿り始めるのか。

前者はウザいことこの上ない。 東京サポとしても気持ち的に避けたい事態である。

他方、後者も寂しいことである。

右肩上がりが止まるとサポの心が荒む。 過程でサポの入れ替わりが進み、場の共有が難しくなる(場の共有という点で、味スタよりも等々力の方が条件が整ってはいるが)。 たとえ数年後に再び立て直したとしても、表向きのスタンドの雰囲気が変わっていなかったとしても、その頃にはもはや良いことも悪いことも経験し、降格への恐怖と万が一の時の諦観とを備えた"並"のJリーグクラブとサポーターの出来上がりである。 (頭の片隅に残留までの勝ち点を計算しながら応援するのは、応援に徹しきれない自分がもどかしいのである。) そこから再生するには、本当に降格して這い上がる必要がある(柏やかつての川崎自身のように)。 けど、それとて上手くいくとは限らないのである。

(J1復帰後の)川崎には"常勝クラブ"ではなく、もうしばらく"上昇クラブ"のままでいて欲しい。 チームカラーのとおり、「青い」クラブでいて欲しい。 Jリーグの上位にそんなクラブがあってもいいと思う。 (身勝手な思いだが。) そのためにはリーグを制するのはまだまだ早い気がする。

今日は川崎を引き釣り落とす。 他のクラブではなく、共にJ1に昇格し、お互いを横目で見てきた東京が自らの手でその仕事を果たす。 それが多摩川クラシコの重み。

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ファンタジーサッカー 第25節

前節は目の付けどころは良かったんですけどねぇ。 一人0fpがいて87fp。 久々に順位を上げたけど僅かに留まる。。。

神戸のGKとか、枝村とか。 小川も点取ったし。 けど、神戸のGKが徳重でなく榎達とは・・・。 ちゃんと調べておけばよかった。 カボレも不運で赤嶺は2得点。 この辺のめぐり合わせも難しい。

今節は・・・ ACL組とか、いろいろ考えてもよく分からん。

  • GK: 楢崎
  • DF: 森重、阿部翔平、今期初めて千葉から青木良太にビグフレ交歓会で同じテーブルになった長友!
  • MF: 小川、枝村、坂本に久々の今野! ビグフレ交歓会では昔より人の扱いに慣れていた感じ
  • FW: マルキーニョスにまたまた頼むぞ赤嶺!
トップリーグ
fct-fan三鷹

出場選手    システム 4-4-2

FW
赤嶺 真吾
赤嶺 真吾
マルキーニョス
マルキーニョスキャプテン
MF
小川 佳純
小川 佳純
枝村 匠馬
枝村 匠馬
今野 泰幸
今野 泰幸
坂本 將貴
坂本 將貴
DF
長友 佑都
長友 佑都
森重 真人
森重 真人
阿部 翔平
阿部 翔平
青木 良太
青木 良太
GK
楢崎 正剛
楢崎 正剛
ベンチ入り選手
MF 石川 直宏 F東京 1660万 +150万 アップ 2fp -1fp 0fp 2fp 0fp 4fp 7fp
MF 大竹 洋平 F東京 1750万 +500万 アップ 2fp -1fp 4fp 2fp 0fp 0fp 7fp
FW 鈴木 達也 F東京 1060万 0万 変動なし 1fp -1fp 0fp 2fp 0fp 0fp 2fp

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2008年9月19日 (金)

高円宮杯だぁ!(2) "セクシー"野洲vs市立船橋 9月15日(祝)

深夜なので簡単に。

Yasu00

野洲vs市立船橋を観て3年前の冬の胸の高鳴りをちょっと思い出す。

Ichifuna00

高い首周りで青。 ぴっちり着こなしたらいつぞやのアズーリみたい、なんて言っても同意する人はいなかった(笑)。

2年連続高校総体チャンプの市船が、この日は高校総体初戦敗退の野洲の引き立て役に甘んじる。

先制点こそ譲るものの、徐々に溢れ出す野洲イズム。 後半、ますますその濃度を増していく。

思いっきりがよくてスピーディー。 絶対的なスピードよりも、迷わない、逡巡しない、間を挟まない動きが相手ディフェンスを切り開いていく。 フェイントがこんなにズバズバ決まるのには理由がある。

躍動的で奔放なプレーの数々。 けど、無秩序な訳ではない。 互いに連動した理に適ったプレーで相手ゴールに襲い掛かる。

イメージどおりにボールが運ばれる爽快感と予想外のプレーが交わるスリル。 その様はまさにセクシー。

Yasu_vs_ichifuna00

"あのSexyをもう一度!" なんて横断幕が似合うチームが高体連にある事実を喜びたい。

山本監督は東京と試合がしたいらしい。 当たるとすれば決勝。 その希望が叶うことを願っている。

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2008年9月17日 (水)

高円宮杯だぁ! 広島YvsFC東京U-18、桐光学園vsFC東京U-18 9月13日(土)、15日(祝)

先週末もいろいろ楽しいことが目白押しだったのである。

  1. 高円宮杯・広島戦 (+自転車で味スタに移動)
  2. J1大宮戦
  3. ビグフレ交歓会
  4. 高円宮杯・桐光学園戦
  5. 高円宮杯・野洲vs市立船橋

正直言うと1.のことなんかほとんど覚えてない。 けど、2.を除いて何も書けていないまま週の中盤に入るのは精神衛生上よろしくない。 ということで、まず1.、4.、5.から書きます。 もっとも、やっつけ仕事だから質・量ともに残念なエントリになることは確実だが、そこは目を瞑って下さい。

9月13日(土)

自転車で西が丘へ。 歩道をトボトボ走っていく。 そんなことで、着いた時には第一試合のガンバユースvs桐光学園はもう4-0だったのだ。

Gamba_vs_toko

だからこの試合について、いつものこちらをご覧いただこう。 

さて、第二試合の広島ユースvsFC東京U-18である。 今年の成績こそプリンスリーグ中国で広島皆実、作陽に次ぐ3位に終わり、クラブユースサッカー選手権でも同組の三菱養和、浦和ユースに遅れを取るグループ3位で決勝トーナメントに進めなかった広島ユースだが、言わずと知れた名門である。

監督の森山佳郎も、名将への道をひた走っている存在だろう。 ただ、ユースを見始めて日の浅い自分にとっては、2006年サハラ・カップ優勝時のおおはしゃぎぶりに対して、 「またカップ落としやがれ」 と思わず負け惜しみが口を付きそうになって、ぐっと飲み込んだにっくき相手である。

今年の主要タイトルを総なめ中とは言え、東京なんて広島に比べればまだまだひよっ子、相手に不足なし! つーか、リベンジしてぇ~!

で、(あまり覚えていない)試合。

Hiroshima_vs_tokyo00

Hiroshima_vs_tokyo01

Hiroshima_vs_tokyo02

早々に重松くんが切れ込んで東京が先制するも、CKから追いつかれる。

再びセットプレーから岩渕くんが決めてリードするも、なかなか次が奪えない。

Hiroshima_vs_tokyo03

この日も暑くて給水タイムが。

Hiroshima_vs_tokyo04

セットプレーのチャンスもあった。

負ければ敗退の可能性が高くなる広島がとにかく必死であったことは想像に難くない。

後半は広島がペース握る。 特に桐光戦でも(駒野のように)右サイドの高い位置をドリブル突破していた4番の選手(FW登録)が、この試合の後半では小さいのにしっかりポスト役を果たして、広島の攻撃継続に貢献。

そして残り5分のところで左サイドから中にPAに沿って粘り強く突破してきた選手にミドルを決められて同点。 そのまま2-2で終了。

Hiroshima_vs_tokyo05

死力を尽くした。 けど、勝ち点3には足りないものがあった。

Hiroshima_vs_tokyo06

勝ち以外の結果は久しぶりだろうか? この「渇き」はきっと今後の糧になるはずだ。

ところで、「カッボレ~」 の応援歌は須藤くんのなのか?

9月15日(祝)

第一試合は桐光学園vsFC東京U-18。

桐光学園はプリンスリーグ関東で6位で、インターハイはベスト16(流経大柏に1-4で敗退)。 プリンスリーグでの対戦は4-0で東京が雨中の勝利。 果たして曇り空のこの日の結果はいかに。

最近は東京都サッカートーナメント、なでしこオールスター、高円宮杯など、毎週のように西が丘に来ているが、いつも車(か自転車)。 久々に十条経由で来たら、意外に駅から遠くて到着はキックオフギリギリになってしまった。

Toko_vs_tokyo00

前半はゴール裏で観戦。

キックオフ直後こそ東京が相手ゴールに迫った。 しかし、勤勉にプレスをかけ、ボールを持つと個々の選手が高い技術を見せてボールを繋ぐ桐光学園に、徐々に盛り返されてしまう。 また、桐光にはプリンスリーグ関東の得点王瀬沼くんがいる。 とても背が高いけど、足元も上手いし、視野も広く周りを使うのも上手い選手。 桐光学園は良いチームでした。

なかなか前線にボールが収まらず苦しむ東京。 中盤でタメを作り、高い位置にドリブル侵入できる三田啓貴くんの累積停止による不在も効いていたか? 前半は0-0で終了。

後半、阿部くんのCKに重松くんが頭で合わせて東京が先制!

Toko_vs_tokyo01

喜んでゴール裏に駆け寄る選手たち。

Toko

桐光学園の選手たちは失点をすると必ず打ち合わせが始まる。 こういう態度は、やってるサッカーの良さと無関係じゃないのではないか、と思わせる。

さらに、パブロこと山崎くんが右サイドで粘る。 中途半端な相手クリアボールを拾ったのは左サイドの山浦くん! 山浦くんのクロスに再び重松くんが頭で合わせて2-0!

Toko_vs_tokyo02

パブロの突破力と、山浦くんの幅広い動きと両サイドからよいクロスを放てる能力、そして重松くんの決定力が生かされた得点。

その後、岩渕くんがよい動きで何回か決定機に巡りあたるも、決められず。 こういうこともあるでしょう。

Toko_vs_tokyo03

パブロお疲れ様。

Toko_vs_tokyo04

そのまま2-0で勝利。 厳しいグループを見事に首位で突破。 対戦相手に恵まれて、よい経験をしている。 次の対戦相手は去年の覇者、流経大柏@フクアリ! これは厳しいけど楽しみだ。
メインスタンドにいた城福監督は超ワルそうでカッコよかった。 昨年末のサハラカップ大分ユース戦@フクアリにも来ていらしたから、今週末の高円宮杯流経大柏戦にも来るじゃないかな。

第二試合の野洲vs市立船橋については時間切れなので、また改めて。 各方面でレポートされているけど、野洲はヤバかったですね。

最後に、もう一つ楽しかったのは、これまで別々に繋がっていた東京サポどうしで観戦し、十条まで歩いたこと。 商店街をそぞろ歩いて、おでんを立ち食いしたり。 自分もいろんな人にお世話になっているし、少しずつ紹介したり、されたり。 年齢も性別も個性もさまざまな人たちが繋がるのは楽しい。

帰り、吉祥寺の七井橋通りで東京のプロコンを着た人とすれ違って、♪ウィ ア トキョー ウィア トキョー♪ とエールを交換できた。

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2008年9月14日 (日)

ジンクスを破って次の一歩へ! FC東京vs大宮 9月13日(土)

ホーム大宮戦にはろくな思い出がないのである。

  • 2005年

GW最終日。 リーグ戦6連敗後、前田選手会長(当時)の発案で選手全員でしたためた寄せ書きのコピーを観客に配付。 必勝の決意で試合に臨み、昨日のインタビューでも言っていたとおり、ナオがJリーグ通算9,999ゴール目、ユースケが10,001ゴール目を奪うも(10,000ゴールはガンバ(現甲府)の前田)、ロスタイムに森田に同点ゴールを奪われ、連敗脱出ならず。 (ちなみに、弊ブログの開設はその2日後のこと。) 次の千葉戦にも敗れ、しばらく降格を心配するシーズンを送る。

  • 2006年

再びGW最終日。 GW連勝で迎えた試合。 前半リードで折り返すも、後半は大宮に一方的に支配される。 なんとか耐えていたが、76分にCK同点にされ、再びロスタイムに大悟の悪夢の放物線によって逆転を食らう・・・。 このシーズンも監督交代を含め、いろいろ苦しむ。

  • 2007年

リーグ戦ホーム最終戦。 アウェイや天皇杯に遠征しないサポにとっては最後の試合。 終わり良ければ全て良し、と行くか? と思いきや、せっかく先制した直後に追いつかれ、レアンドロの怒涛のドリブルゴールを食らって三たびロスタイムの失点により敗戦。 生涯東京宣言をしておきながら鹿島国に移籍した某選手と言えば、この時の腰の引けたプレーが最後の思い出。

また、ブラジルDay改めブラジルフェスタも2004年以降勝ちがない。

  • 2005年

深刻な得点力不足で迎えた9月末の大分戦。 この日もしゃきっとしない戦いぶりでスコアレスドロー。 もっとも、2005年終盤は今・梶ダブルボランチを核とするヤングFC東京が機能。 ササ、阿部ちゃん、ユータ、ノリオなどが躍動して上位いじめを繰り返した。 そして、最終節。 ドリームクラッシャー今野が究極の上位いじめを果たす。

  • 2006年

連敗中に迎えた9月頭の甲府戦。 大木武による"バレー左ウィング作戦"にまんまとやられる。 ジャーンが外に釣り出され、中からもサイドからも切り裂かれて1-3の敗戦。 この試合を含めて6連敗を喫し、終盤ガンバ戦やフロンターレ戦での劇的な大逆転で溜飲を下げるものの、苦しいシーズン終盤を送る。

  • 2007年

川崎に歴史的な大敗をキッス。 多言は無用。

昨日の試合では、こういう悪いイメージを断ち切りたいと思っていた。

また、中断前の勝利を次に繋げ、上位に食らい付いていくために大事な試合だとも思っていた。 少しでも上で戦うことが、サポに適度な緊張感を持続させ、一般のサッカーファンやメディアの関心を東京に向けさせるために大事なことだから。

また、最近感じるのがスタンドの沸点の低さ。 すぐ不穏な空気に満たされてしまうけど、そうならないためにも、結果が欲しい。 何より、城福が目指すサッカーは魅力的だと思うので、勝って上を目指したい。 つーか、やっぱホームでは勝たないと!

前置きが長くなったけど、昨日の試合。

ハーフタイムにブーイングが起きていたけど、決して悪くなかったと思った前半。 大宮のプレスが弱かったとは言え、ボールはきっちり廻っていて、東京が支配。 そこから、前線や中盤から裏に抜け出してボールを引き出す動きと、それに合わせてボールを出す動きとが連動して、何度も裏に抜け出してチャンスを作り出す。 中断期間の成果が感じられたのだが。

けど、先制は大宮。 珍しく長友が千切られてしまい、波戸のクロスに注文どおりファーサイドで長身ラフリッチに合わせられてしまう。

他方、東京はゴールが近そうで遠い。 カボレの2度の決定機は江角とクロスバーに阻止されてしまった。 徐々に攻撃のスピードも遅くなる。 また、エメを中心に細かいミスが多く、味方どうしの意図が合わない場面も多かった。

例えば、相手右サイド裏にボールが出た場面。 カボレと羽生が飛び出すのだが、カボレは羽生にボールを任せ、中で受けようとするが、羽生が中に切れ込んだので、仕方なく自分でボールを拾って持ち上がる。 けど、自ら放ったシュートは力なくGK正面へ。

エメと長友など他の選手同士でもボールを譲り合うシーンがあったし、羽生と浅利がマークを譲り合って相手のドリブル侵入を許してしまう場面もあった。

ハーフタイムのブーイングは、細かいミスが多く、心理的なガッカリ感が積み重なった結果だろうか? それとも、0-1というスコアだけに反応しているのだろうか? 確かに、中断後の割に躍動感は控えめだったけど、ブーイングするほどかと言われると・・・。

そして後半。 「大竹スイッチ」と言えば、こちらの方による見事な命名だが、昨日の後半はまさに 「ナオスイッチ」。

ナオが入ったことで展開が早くなり、大宮ディフェンスにギャップが生じ始めた。 そこに突き入る余地が生じ、俄然赤嶺が輝きだした。 後半早々、浅利と今野がポジションを入れ替える時間帯があったけど、今野の縦への強さも東京の推進力となって、後半の流れを作った。

そして、脚を痛めた羽生に代わって入った大竹も流れを加速させた。 繋いでリズムを作ったり、飛び出して相手に隙を作るという面では羽生が秀でているが、自ら仕掛けて、相手の隙を突くのは、アタッカー大竹が本領を発揮する場面である。 (羽生は大した怪我でなければ良いが。)

けど、それでもまだゴールが遠い。 赤嶺が粘って右のナオに出し、ナオもすかさず折り返す。 赤嶺、梶山と立て続けに至近距離からシュートを放つが、どちらも乗ってしまった江角に弾かれてしまう。 松代の悪夢再来かと思ったら・・・。

ここからは至福の時間帯である。

ナオのCKに赤嶺が合わせてゴール! 大竹がプレーに関与したように見えたが、波戸も残っていたらしく、オンサイド。

さらに、ナオの猛然たるプレスから相手のファウルを誘う。 陽平のFKは相手のハンドを誘い、さらに洋平のFKは・・・。

これは動画で。 一般スポーツニュースでも流して欲しい。

まぐパパさんの動画

いおぞうさんの動画

壁の作り方も良かったですね。 この辺はチームとして成長を感じる部分。 大竹のFKで見事逆転!

その後、鈴木達也が東京デビュー。 この時間帯で何が大事なのか、良く分かったプレーぶり。 つまり、時間と陣地を稼ぐということ、頑張るということ、何より頭を使って相手の反撃の起点を作らないこと。 プレーはシュートやクロスで終え、ゴールラインやタッチラインにボールをやる。 当たり前のことを当たり前にすることが勝利に繋がる。

大宮は懐かしい桜井、そして斉藤を投入。 斉藤と浅利とは社員対決!

終盤、大宮にボールを支配されるものの、ゴールを許さず、逆に終了間際カウンターから追加点、とまるで強豪クラブのような戦いぶりで見事逆転勝利! 久々にホームでスカッとする試合だった。

大宮は前線からの寄せは緩めにして、後ろでがっちり守る戦い方だった。 前半はそれに苦しめられたけど、後半、ナオや大竹が穴を切り開き、赤嶺が大きく開けた。

大宮は、藤本や小林慶行のようなクレバーな選手がおらず、攻撃が淡白だった。 ラフリッチは長身の割に足元で貰おうと下がってくることが多く、得点シーン以外ではそれほど目立たなかった(いや、一回徳永が体を入れ替えられてしまった場面があった)。 デニスマルケスの突破や東京のミスからのカウンターでしかチャンスを作れなかった。 森田とラフリッチのツインタワーにして放り込んだり、または等々力での川崎戦のときのように、土岐田が裏を突いてDFラインを押し下げるような形にすれば、ここ数試合ではむしろ悪い部類に入る東京のDFラインももっとバタバタしたと思うのだが。

涼しくなってきたことで東京も春先の調子を取り戻して本領発揮と行きたい。 (夏の戦い方は来年の課題。 ね、城福さん。) ピッチも想像ほど悪くなかった。 事前練習が出来たことも、味スタ側に感謝である。 (まぁ、お金払っているんだね。 当たり前か。)

ところで、昨日は高円宮杯広島戦が行われた西が丘から味スタまで自転車で移動。 素人が怖いもの知らずで挑戦してみたのだが、いやぁ、楽しかった! 初対面の方を含め、先導・同行してくださった方々に、心より感謝です!

ロードバイクが欲しくなってきた・・・。 東京サポにも自転車に造詣の深い方が多いので、いろいろ教えて貰おうと思います。

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2008年9月13日 (土)

ファンタジーサッカー 第24節

J再開ということは、ファンタジーサッカーも再開である。

せっかくトップに復帰したのに、東京の不調と歩調を合わせて我がチームも不調。 早くもトップ残留は厳しい状況だが、まぁ、続けていきたい。

で、こんな感じに。

  • GK: 最近やたらfpの高い徳重を初めて
  • DF: 相手は浦和だけど敢えて森重。 相手はガンバだけど敢えて阿部翔平。 で、長友
  • MF: 小川、ヴィトール・ジュニオールに、久々好調と伝え聞く枝村、とウチの10番
  • FW: マルキーニョスと、川崎からテセではなく敢えてジュニーニョ(しかもキャプ)とカボ

迷ったら入れていた遠藤、山瀬、憲剛、小笠原辺りを敢えて入れず。 資金余りまくりの第24節。 川崎vs鹿島は5-5(ジュニ、マルキハット)みたいなの展開を希望。

ファンサカ的には長友だけど、試合では徳永にも期待。

トップリーグ
fct-fan三鷹

出場選手    システム 3-4-3

FW
カボレ
カボレ
ジュニーニョ
ジュニーニョキャプテン
マルキーニョス
マルキーニョス
MF
ヴィトール ジュニオール
ヴィトール ジュニオール
小川 佳純
小川 佳純
梶山 陽平
梶山 陽平
枝村 匠馬
枝村 匠馬
DF
長友 佑都
長友 佑都
森重 真人
森重 真人
阿部 翔平
阿部 翔平
GK
徳重 健太

ベンチ入り選手
MF 浅利 悟 F東京 1370万 0万 変動なし 1fp 0fp 0fp 0fp 0fp 0fp 1fp
FW 赤嶺 真吾 F東京 1690万 0万 変動なし 3fp 0fp 0fp 0fp 0fp 1fp 4fp
FW 鈴木 達也 F東京 1060万 -60万 ダウン 0fp 0fp 0fp 0fp 0fp 0fp 0fp

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2008年9月10日 (水)

ユースの試合における野次について

10月18日(土)4時45分追記

10月18日1時44分および2時07分のコメントはいずれも同一IPアドレスからの投稿です。

スパム、荒らしと言っても差し支えず、9月23日7時49分の私のコメントにあるとおり、削除して何ら問題ないと思いますが、読んでも真に受ける人はいないと思うので、敢えて削除せず、掲載し続けたいと思います。

9月22日(月)23:00追記

ヴェルディBlogさんからこのブログへこられた方へ。

リンク元の記事とスタンスが異なると思うので、現在、ヴェルディBlogさんにリンクの削除をお願いしているところです。

本記事の意図については、ヴェルディBlogさんの記事にコメントしたので、そちらをご覧ください。 (現在、承認待ち中。)

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9月24日(水)22:30追記

ヴェルディBlogさんに書き込んだコメント(現時点で未承認)について、自分の見解を示すために、以下に記します。

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弊ブログの「ユースの試合における野次について」という記事にリンクを貼って下さりありがとうございました。ただ、貴記事と私の記事とでは、スタンスに若干ズレがあると感じています。出来ればリンクを外していただければ有難いです。

リンクを貼っていただいた記事で私が言いたかったことは、酒に酔ったり過度に感情的になって、相手選手を嘲笑するような態度、揶揄、野次をするの は、大人としてかっこ悪いから止めようよ、と言うことです。フクアリでは、幸いそういう東京サポはいなかったと思います。判定、審判に対するブーイングや 野次が皆無だったとは言いませんが、別のチームの応援団に比べて多かったとは思いません。また、"罵声"や"絶叫"というほどのがあったとも思えません。 西が丘での広島ユース戦や桐光学園戦でも同様です。このように、貴記事のスタンスと私のスタンスとは明らかな違いがあると思います。お互いの読者をミス リードしないためにも、リンクを外していただければ有難いです。

また、エールの交換について教えていただき、ありがとうございました。メインで見ていた私も興奮して気が付きませんでした。流経大柏に対して申し 訳なかったと思います。このことにも現れていますが、FC東京では、ユース観戦に不慣れなトップチームサポも、新たにユースの試合を見に来るようになって ます。そのためにユースの文化と摩擦が生じることもあります。私が「ユースの試合における野次について」という記事を書いたのも、その問題意識からです。 将来においても、FC東京サポに問題があると感じれば、そのことは遠慮せずに指摘したいと思っています。しかし、こういう形で取り上げられると、正直なと ころ書きづらくなります。この点もどうかご理解のうえ、リンクを外していただけませんでしょうか?重ねてお願いいたします。

最後になりましたが、この間の国立の試合は本当に悔しかったです。けど、だからこそ東京ダービーは大切な試合だと思いました。今シーズンの残り、そして来年の対戦に向けて、お互いに頑張りましょう!

追記終了。 以下、当初のエントリ。

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タイトルそのものズバリです。

高円宮杯ガンバ戦での一部野次、特に脚を攣った相手ゴールキーパーに向けられた数人による揶揄は、正直なところ、聞くに堪えないものでした。 これは個人的な感想に過ぎませんが、同様の趣旨のことをいろんな方がブログに書かれており、同じ感想を持たれた方は多かったのではないかと思います。

これがプロの試合であれば、多少の野次は、共感はしないまでも、理解はします。 選手達はプロとして全責任を負って戦う立場であり、その責任を果たしていないのであれば、非難されて然るべきです。 非難の形として、ブーイングや野次は「アリ」だと思います。

他方、ユースの選手達はプロではなく、また、将来、競技者になるとも限りません。 彼ら自身はプロに劣らない気概で戦っているかもしれませんが、我々はユースの選手達が自己実現に向けて歩んでいる姿を見守っている立場に過ぎません。 観戦する態度も、おのずと抑制的なものになるべきと思います。 無論、サッカーはドラマであり、試合展開によっては大いに盛り上がるべきでしょうが、最初から盛り上がることや目前の勝利だけを目的に観戦するべきではないと思います。 まして、野次でストレスを発散するためにユースの試合を観戦するのだすれば、それは論外だと思います。

野次の動機が、頑張っている弟たちに勝って欲しい、弟たちの喜ぶ姿を見たい、というものであれば、その動機まで否定する気はないです。 ただ、それだけ弟たちを気遣う気持ちがあるのなら、もう少し鷹揚な姿勢で試合を見守って欲しいです。

ユースの試合には、相手選手であっても、痛んだら脚を引っ張ってあげたり、水を分け合ったりする文化があります。 事実、日曜の第一試合では、広島の選手が脚を攣ったら、桐光学園の選手が引っ張ってあげていたし、私は目撃していませんが、ガンバのゴールキーパーは、東京の選手が倒れた時、水を持ってきてくれたそうです。 また、昨年のJユースサハラカップの決勝戦の時、長居競技場の食堂でFC東京U-18の控え選手たちと遭遇しましたが、彼らは東京のマフラーをカバンに巻いた我々の姿を確認するや、実にすがすがしい態度で単なるサポーターに過ぎない我々に挨拶をしました。

そういう良い文化があるのですから、観戦する我々もその文化をリスペクトし、汚さない気遣いがあって然るべきではないでしょうか? 野次っていた人は、そういう文化を知らず、トップの試合と同じ感覚で観戦していたのだと思います。 この機会に、ユースの文化を知って欲しいです。

そういう文化は甘っちょろくて、世界で厳しい戦いを生き抜くには、ユースも大人と区別するべきでなく、ブーイングや野次を控えるべきでない、という意見もあるかもしれません。 (以前、今回と同趣旨のことをブログに書いたら、レッズサポの方から反論がありました。 選手たちはチームを代表して戦っているのだから、ブーイング上等であろう、と。) 確かに、ブーイングや野次の元で試合をした方が、選手たちは鍛えられるかもしれません。 逆説的ですが、ガンバのゴールキーパーは、揶揄された悔しさを糧に、大いに成長するかもしれません。 けど、それはあくまで結果論であって、大の大人が子供相手に野次を飛ばすことを正当化するものではないと思います。

また、これは知人が言っていたのですが、ガンバユースの選手たちの中から、将来東京への移籍話が持ち上がる選手がいるかもしれません。 事実、西が丘には、東京の強化部長も来られていました。 けど、日曜にああいう野次をされた選手が、将来東京に来たいと思うでしょうか?

そういう私自身は、現地に居ながら、機転が利かず、また勇気が足りず、「選手に向けた野次は止めよう」 と言うことができませんでした。 その反省を元に、この記事を書く次第です。 どれだけの人がこの記事を見るかは分かりませんが、思っていることを伝えることができれば嬉しいです。 (余計なお世話かもしれませんが・・・。)

話は少々横道にズレますが、サポーターたるもの、良き社会人でありたいものです。 卑しくも選手という他人に対して 「頑張れ」 と言うのであれば、自分自身も自分の立場で頑張っているべきと思います。 ジミー大西じゃないですが、「お前も頑張れよ」 です。 だとすれば、スタジアムでの態度も、大いに盛り上がるのは結構ですし、多少の毒があっても良いと思いますが、最終的なところでは、社会人としてどこに差し出しても恥ずかしくないものであるべきではないでしょうか?

土曜日の高円宮杯・広島戦では、相手選手への野次や過度なブーイングは控えてみませんか?

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2008年9月 8日 (月)

高円宮杯1次ラウンド ガンバ大阪ユースvsFC東京U-18 9月7日(日)

完勝ではない。 快勝でもない。 楽勝だなんてとんでもない。 それでも、FC東京U-18の底力を感じた試合。 クラブユースサッカー選手権に続く2冠目を目指すFC東京U-18が難敵ガンバ大阪ユースを逆転で下し、見事初戦を飾った!

キックオフ直後はガンバペース。 185cmの右サイドハーフ神門くんの切れ込みやFWとのポジションチェンジを利用した上がり、5番ボランチ水野くんのフリーでの前線への飛び出しなど、多彩な攻めで東京ゴールを襲う。 注目の1年生10番左サイドMF宇佐美くんも左サイドに留まらない幅広い動きでボールを運び、局面でトリッキーなステップやパスを見せる。

東京は、去年くらいからすっかり東京のスタイルとなった前線からの激しいプレスで対抗。 徐々に中盤でこぼれ球を拾えるようになり、押し返す。 ボランチ17番MF大貫くんや右サイドMF7番山浦くんがロングシュートを放ったり、10番FW岩渕くんがフィードに合わせて飛び込んだり、クラブユース選手権MVP14番MF三田啓貴くんが粘り強いドリブル突破を見せたり、クラブユース選手権得点王22番FW重松くんが振り向きざまにシュートを放つなど、チャンスを作る。

前半は0-0か、と思った41分、自陣奥深く攻め込まれ、一度はクリアするものの、すぐに拾われて連続攻撃を受け、右サイドを抜け出され先制を許してしまう。 最初のクリアのとき、前線に残っていた重松くんは割とあっさりガンバの繋ぎを許してしまっていた。 けど、この後の同様のシーンでは激しく相手と競り合っていた。

0-1でハーフタイム。 けど、現地でこちらの方が 「予定どおりじゃない?」 と平然と言い放ったのには度肝を抜かれた。 確かにクラブユース選手権関東大会の決勝やプリンス・リーグ最終戦など、後半に追いついたり逆転する試合が多かったけど・・・。 果たして、後半、試合はその言葉どおりの展開を見せる。

後半開始から、左サイド2年生梅内くんに代わり、8番パブロことドリブラー山崎くんを投入。 山崎くんが右サイドに入り、7番MF山浦くんが右サイドから左サイドに移る。

すると山崎くんが魅せる。 相手に囲まれながら右サイドを疾走してチャンスを演出。 左SB2年生DF阿部くん、右SB1年生廣木くんが上がるチャンスも増え、岩渕の前線でのキープが冴え、三田後半はすっかり東京がペースを握る。 山浦くんのセットプレーも相変わらず良い。

そして、9番ルーベンことFW山村くんを重松くんに代えて投入。 相手ボールを奪うと右サイドからゴール正面へと斜めにドリブル、岩渕くんとのワンツーを受けてゴール正面やや左側から左足を振りぬくと、ゴール右側に決まって同点! 東京イレブン大喜び!

イケイケになる東京。 対するガンバは脚を攣る選手が続出。 交代枠を使い切った後にGKも脚を攣ってしまい、しばし試合は中断。 また、同点ゴールの山村も三田尚央くんに交代。 怪我のようだが残念。 もう一つ残念だったのは、相手選手へのブーイングや野次。 このことについては別途書きたい。)

ガンバのGKは相当痛そうで、ちゃんと蹴れない程。 東京にとってはチャンスなのだが、逆にこの怪我や中断によって、試合のリズムが切れてしまった感じで、東京は攻撃をなかなか継続できず、ガンバのカウンターを許す。 かと言って、ガンバも攻め切れる訳ではない。 暑さもあり、しばらく試合はグダグダに陥ったが、先にリズムを取り戻したのは東京。 山崎のクロスからの混戦を粘って繋ぎ、最後に阿部くんが決めて逆転!

そのまま最後まで冷静に時間を潰して東京が初戦を突破。

気温は34度とのことで、確かに暑かった。 前後半に1度ずつの給水タイムも入った。 ただ、さすがに9月ということで、直射日光はやや弱まっていたし、多少風があったこともあり、34度と聞いてイメージするよりは凌ぎやすかったと思う。 それでも厳しい環境だったことには変わらないけど。

ガンバは個人技も繋ぎも上手いし、瞬間的な爆発力は凄い。 ただ、先発11人+ペンチ入り7人=18人の総合力、そして暑さの中での90分間の戦いぶりという意味で、ガンバよりも穴が無かったのが東京。 だから、ハーフタイムでの「予定どおり」という発言も、決して根拠のないものではなかったのだ。

次の対戦相手は広島ユース。 トップ大宮戦とハシゴ可能なので、来られる方は是非!

今後どうなるか、ますます楽しみになってきた。

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2008年9月 5日 (金)

間もなく高円宮杯開幕! & 応援Tシャツ到着!

来る日曜、高円宮杯全日本ユース(U-18)サッカー選手権大会が開幕する。

全国各地域のプリンスリーグで上位を占めた高校サッカー部とクラブユースとが直接ぶつかる全国大会。 高校サッカー、クラブユースサッカー双方の三大大会の一つを構成し、高校年代の最強チームを決定する大会と呼んでもいいかもしれない。

去年の決勝では流経大柏高校が広島ユースを倒し冬の高校選手権と合わせて二冠を取った。

今年はプリンス・リーグ関東を逆転優勝で初制覇したFC東京U-18が8年ぶりに出場。 日本クラブユース選手権(アディダスカップ)優勝に次ぐ二冠目を目指す。

グループリーグでFC東京U-18は、ガンバ大阪ユース、広島ユース、桐光学園高校と同組。 客観的に見ても、厳しい、けど面白そうな試合が続く。 会場はすべてサッカーの聖地・西が丘。 ピッチが近くて迫力満点。

高円宮杯応援Tシャツも届いたし準備は万端。

Prince_takamado_t1

Prince_takamado_t2

Prince_takamado_t3_3

写真がアップばかりなのは、引いて撮ると汚い部屋が写るから、というのは秘密だ。

発案して、企画して、告知して、いろんなやりとりや手配をして、しかも手弁当で。 簡単に真似できるものではない。 言葉よりも実行によって、多くの人のU-18を応援する気持ちを結集させて、形にしていることに感謝です。

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2008年9月 2日 (火)

なでしこリーグオールスター(途中から) 8月31日(日)

日曜日は西が丘に。

2年前に国立で開催された時も見たのだが、手作り感と華やかさの絶妙なブレンドをとても好ましく感じ、こんな気恥ずかしいタイトルを付けた。 (意外と悪くなかったかも!?)

今回は、前半途中からしか見られなかったのが凄く残念。 前半の得点シーンでの踊りや、駐車場でのブースや、エキシビション・マッチも凄く楽しかったらしい。 早く行きたかった・・・。

Nadeshiko_allstar00

 

女子サッカーをそんなに追いかけてる訳でないので、的外れな印象かもしれないが、2年前に比べて、不遜な言い方だが、凄く上達していると思った。

前はサイドチェンジを打つ時、一部の選手を除くと、よっこらしょ、という感じだったけど、今回はスムーズにボールが飛んでいく。 前はピッチの広さを持て余しているように感じたけど、今回はピッチを広く有効に使っている。 スピードも上がっている。

ハーフタイムには、なでしこリーグ2部・ジェフレディースのMF石田美穂子にして歌手石田ミホコのライブ。

Nadeshiko_allstar10

この日も臨海での試合後駆けつけたらしい。

試合はEastの2-0リードからWestが追いつく劇的な展開。 双方激しい真剣なプレーの応酬で盛り上がる。 最後もチャンスの連続で手に汗握る展開。

Nadeshiko_allstar30

観客動員も去年の1.5倍ということだけど、自分の席の周りは、会話の端々から、いかにもサッカーに詳しそうな人達が多かった印象。

果たして、一般への認知がどこまで広まったかは分からない。 (まぁ、Jリーグでさえ、広がりを欠いているし。 うまい告知の方法ないですかね?)

この日感じたなでしこリーグの魅力は、既存のサッカー好きにこそ見てもらいたいものかもしれない。 男子サッカーで忘れたものを思い起こさせてくれる清清しさがあった。

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