昨日は後半途中から夢の島へ サテライト FC東京vs鹿島 10月9日(木)
京葉線から見た夢の島。
後半15分頃に到着。 さすがに週末開催時よりは少ないものの、それでも予想以上にいっぱい人が来ていることに驚く。
0-1で鹿島リードだったけど、自分が来てからしばらくはずっと東京の時間帯だった。 というか、ほとんどハーフコートマッチに近かい。
大竹のFK
累積で明日の高円宮杯準決勝に出られないU-18の三田くんや重松くんなどもプレー。 そして、特に怪我や累積や代表召集もないはずの藤原くんも出場。 今日のエルゴラに、大学受験による欠場者が出るかもしれない、と書いてあったけど、そういうことなのかな。 毎年、あるね。 国立でプレーしたいと書いてあったけど、残念。
で、タマが目立ってましたねぇ。 自分の中で三田くんと言えば、8割の時間は堅実なプレーに徹し、たまに鋭い縦の中央突破込み、目の覚めるようなパス、そして思い切ったミドルを放つ、その落差が魅力だと思っていたのだが、昨日は終始アップテンポなプレーで観客を沸かせていた。
重松くんはあまりチャンスには絡めなかったけど、ボールを持てば低重心なプレーを見せ、交代時に喝采を浴びていた。
そして、藤原くん。 去年まではMFで、確かCBは若葉マークのはず。 にも関わらず、鹿島のトップの選手達を相手に安定感溢れるプレーをしていた。 絶対大学でも良いプレーヤーになれるよ!
試合は左サイドでボールを持った信男が、内側を駆け上がる大竹に絶妙のスルーパス。 ゴールライン際を内に切れ込む大竹からのプレゼントパスを平山が決めて同点。
その後も信男が豊富な運動量でボールを引き出し、大竹やタマの攻め上がりから鹿島に襲い掛かる東京。
平山も・・・ 点も決めたし、まぁ、頑張っていたんじゃないかな。
脚を攣った鹿島の選手の足を引っ張ってあげる平山。
終盤、ちょっと反撃を食らったけど、1-1で終了。 勝てなかったけど、サテライト無敗は守った。
鹿島も田代や野沢、大岩などの豪華メンバー。 けど、東京の戦いぶりも(後半は)引けをとらず。
サテライは必ずしも勝つことが目的ではないけど、サテライトで勝てるようになったことは、チーム力のボトムアップを示す一つの指標にはなると思う。 一定の選手層を揃え、チーム戦術も浸透しつつある。 開幕前の川崎戦@麻生や、サテライト浦和戦を見ても東京の戦い方の方向性は間違ってないと思う。 ではその土台の上にどうやって上を伸ばしていくのか。 不安は怪我やメンタル、そして戦い方自体がブレてしまうことだろうか。
東京の指導者層は厚い。 トップよりユースやジュニアユースの方にベテランが揃っている。 そういう観点から、ユースからの昇格に関するチームの判断も尊重したい。
スズケンの移籍やブルーノの帰国についても書きたいのだが、なかなか時間がないなぁ。
さて、明日は高円宮杯準決勝ですね。
東京らしさを見せ付けてやろうじゃないか!
| 固定リンク
「FC東京サテライト」カテゴリの記事
- みんな頑張れ! サテライト 川崎vsFC東京 7月19日(日)(2009.07.21)
- 泳いで来た○○ 多摩川エコラシコ 7月19日(日)(2009.07.22)
- サッカー、バレー、ユース それぞれの戦い(2009.04.04)
- 昨日は後半途中から夢の島へ サテライト FC東京vs鹿島 10月9日(木)(2008.10.10)
- サテライト FC東京vs水戸 7月27日(日)(2008.07.29)
「サッカー」カテゴリの記事
- ケチャップどばどば→守備あれ? FC東京vsガンバ大阪 5月17日(土)、ナビスコ杯 FC東京vs清水 5月21日(水) ナビスコ杯 ガンバ大阪vsFC東京 5月24日(土) TV観戦(2014.05.27)
- 遠い得点 徳島vsFC東京 2014年5月10日(土)(2014.05.17)
- あぁ、もう。。。 FC東京vs大宮 5月6日(祝)(2014.05.09)
- 遠い得点… 浦和vsFC東京 2014年5月3日(祝)(2014.05.06)
「FC東京2008」カテゴリの記事
- fct fanが個人的に振り返る2008年のFC東京(2009.01.11)
- 渇望と喪失と希望 天皇杯準決勝 FC東京vs柏 12月29日(月)(2008.12.30)
- 小平へ、エコパへ、そして勝って国立へ行くぞ!(2008.12.29)
- 高円宮杯(U-15) FC東京U-15深川vsレオーネ山口U-15 12月27日(土)(2008.12.28)
- 仙台、松島旅行記! 12月20日(土)、21日(日)(2008.12.27)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
先日、サッカーマガジン(最新のじゃありません)に日本の育成の記事があり、「優れた育成システムを持つヨーロッパのクラブでは、下のカテゴリーへ進むほどベテランの指導者が増えていく。」とありました。東京にはなんといっても倉又さんがいるし、なんだか安心しました・・・。
明日は2度目のユース観戦です!
投稿: OBAKA母 | 2008年10月10日 (金) 23:12
ご無沙汰してます。
自分は前半途中からでした。
>サテライトで勝てるようになったことは、チーム力のボト
>ムアップを示す一つの指標にはなると思う。
そういう意味では鹿島の強さを実感できました。
今年の夢の島のサテライトは浦和、水戸、鹿島と
見たのですが、鹿島が一番強かったし、純粋に
試合としても両チーム気合が入ってて一番面白かったですね。
投稿: sg | 2008年10月11日 (土) 10:53
OBAKA母様
「優れた育成システムを持つヨーロッパのクラブでは、下のカテゴリーへ進むほどベテランの指導者が増えていく。」
なるほど。そういうことなんですね。
東京で言えば、U-15むさしの山口隆文監督はS級インストラクター(監督を養成する人)の経験者とのことです。今、Jのトップチームで監督に教え子がいると耳にしたことがあります。
当然、肩書きで判断する訳ではないですが、経験や実績がとても重要な世界ですから、そういう部分に手厚くやれるのは、東京として日本サッカー界への貢献に繋がりますし、もちろん一番大事なこととして東京自身にも将来効いてくるのではないかなぁ、と期待しています。
sg様
コメントありがとうございます。木曜は楽しかったですね!
鹿島は層も厚いし、戦い方も確かでしたね。戦術と個人技のバランス、即興と愚直な繰り返しのバランスなど、個人的に一番安定感のあるチームだと思います。
ただ、その鹿島にしても黄金世代の頃は良い選手をいっぱい獲得していましたが、今その吸引力はありません。観客減、地元との関係、サポグループとの関係など、課題も山積していて、そのうち成績にも影響が現れてくるのではないかと思います。
とはいえ、現段階ではまだ目標にすべき点の多いチームですね。
投稿: fct fan | 2008年10月12日 (日) 11:03