三たびCWC パチューカvsリガ・デ・キト 12月17日(水)
昨日はCWCパチューカvsリガ・デ・キトを観戦しに国立へ。
あいにくの天候で、合羽など重装備で会社を出たのだが、いただいたチケットはメインの屋根の下。助かった!
パチューカは相変わらずパチューカで、上手く繋いでいた。ただ、特に前半は繋いで攻めるというより、相手に渡すまで繋ぐという感じで、高度な業がチャンスになかなか結びつかないどころか、前に進むのもままならず、調子が出なかった。
で、相手にボールをカットされ、カウンターを食らうといういつものシーン。
キトでは、奪ったボールを運ぶFW21番が目に付いた。寄せられてもスピードが落ちず、相手を押し下げながらしっかりと前線に運ぶ。そこに、ワイドに張り出していた2列目が絡む。この両サイドがとても速く、前半のパチューカが3バックだったこともあり、ひとたびチャンスとなれば、サイドを蹂躙していた印象。
パチューカの守備は、特に前半は謎だった。まぁ、いつもどおりなのかもしれないが、アル・アハリ戦よりもさらに混乱していたように見えたのだが。
21、3、2で組む3バックのようだけど、左サイドの11も最終ラインに入って4バック気味になったり。11が上がったと思ったら、21がボールの出し入れをコントロールしながら自ら上がっていったり。3バックも中を固めるのかと思えば、たまにワイドに開いて広いエリアをカバーしたり・・・。
相手の攻撃がカウンターばかりということもあるのだが、数的不利に陥ることが多く、MFと相手を挟み込むこともできず、ゴール前のギリギリのところで防ぐシーンが多い。
というか、既に攻撃の時点で、ボール回しにリスクを賭け過ぎている印象。ひとたびボールを失えば、相手が飛び出してくるスペースがたくさんあった。しかもフリーで。
そんな流れからクリアが相手に渡るという不運もあって先制を許し、さらに狙われたハンドで与えたFKから0-2とされたパチューカ。
後半も圧倒的にボールを支配して攻めるパチューカだったが、それに対するキトが印象的だった。
基本的には、守備に比重を置いているのだが、相手の勢いをガッチリ受け止めて防ぐという感じではなく、ガムシャラに守るという感じでもなく、相手の鼻先をいなすかのように振舞い、落ち着いているのか、焦っているのか、真面目に戦っているのかも分からないくらい、のらりくらりと試合から熱を奪い去っていく。
勝ってる試合で相手に押され始めたら、攻撃か守備かはっきりしろ、とよく言うけれど、この日のキトからはそんなものを超えたものを感じた。
見たことはないのだが、南米のよそ行きでない日常のサッカーってこんなものなのかな?と想像できるかのような。良い経験だった。
忙しくて、なかなかアップできない。どういう風にブログを続けようかなぁ、と考えてしまう。
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