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2008年12月24日 (水)

残念無念。けどありがとう、FC東京U-18! Jユース杯準決勝 セレッソ大阪U-18vsFC東京U-18 12月23日(祝)

昨日、帰りの新幹線の中からアップしたmixi日記の内容を微修正のうえ転載します。 

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一言で表せば、「剛よく柔を制す」。 (追記、J's GOALのレポも似た表現でしたね。 もちろんお互い偶然ですが、嬉しいです。)

セレッソがうちの良さを抑えつつ、自分達の良さ、つまり高さ、速さ、強さを発揮した試合。

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中盤勝負を避け、徹底してカウンターとサイド攻撃を繰り返す。

体格差を生かし、サイドを鋭く突破。 (あんなに1対1で苦戦する阿部巧を見たのは初めてだ。)  けど、無理には切り込まず、どんどん鋭いクロスを放ち、中だけでなく、外や中盤からも飛び込んで合わせてくる。

守っては、複数マークでブッチ、ルーベン、パブロなどのドリブルを抑え、シュートコースを開けない。

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セレッソはうちをよく研究してた。

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東京のツートップはルーベンとブッチ。 怪我から復帰後のルーベンを見るのは初めて。 ブッチは得点王が確定的。  2列目は左にクロスが美しい山浦、右にドリブラーパブロ。
ボランチはタマと平出くん。 最終ラインは左から巧、広太朗、キャプテン畑尾に久保田大智。

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先制点はセレッソ。 前半、右サイドを突破して中で合わせたボールがフワリとゴールに吸い込まれた。

けど、東京もシュアな足技と意外性ある繋ぎで対抗。セレッソゴールに迫る。  そして前半終了間際にセットプレー後の混戦からブッチが押し込んで同点。

さらに後半、ロングボールに合わせて飛び出したブッチが再び決めて逆転!

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東京の試合になると思われたのだが…。 途中、久保田に代わり廣木投入。

さらに畳み掛けようとする東京だったが、セットプレーを簡単に失敗するうちにペースを失う。

そして、カウンターから相手の鋭いドリブル。 広太朗も勢いを抑えることが出来ず、切り返しに揺さぶられ、前が開くと一蹴。 GK井上の脇をすり抜けるグラウンダーのシュートが決まってしまう。 J1J2入替戦での松浦の3点目を思い出すゴール。 同点。

ここからはひたすら耐える時間。 前に出すボール、出すボールがことごとく跳ね返されてしまう。 得意の吸い付くような足元や糸を引くような繋ぎを発揮することが出来ず、カウンターからしかゴールに迫れず、それも相手の堅い守備に防がれてしまう。 途中、ルーベンから重松に交代。

ツートップと中盤とが乖離していたが、ある程度意図的なものだったと思う。 岩渕とルーベン(あるいは重松)は二人だけで形を作れるから。 けど、相手のディフェンスはとても堅かった。

ロスタイムにはキーパーもかわされる絶対絶命のピンチがあったが、フィールドプレーヤーが跳ね返して難を逃れる。 10分ハーフの延長へ。

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前半はむしろ東京にチャンスが多い。 スペースが広がり、逆サイドへの展開や前線へのロングフィードからゴールに迫る。 けど、やや届かなかったり、やや深く入ったりして惜しくも決めきれない。 だんだんタマの存在感が薄れてくる。

延長後半開始早々だった。 相手にバイタルへの侵入を許し、左から右へのドリブルに付ききれず、放たれたシュートがバーに当たりつつ決まってしまう。  2-3でセレッソがリード。

ここから途中出場の須藤や畑尾も上がってパワープレーを仕掛けるが効を奏さず、山浦のFKもオーバー。 ブッチの最後のシュートも脇に逸れ、試合終了。

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試合を通じてセレッソが自分達のペースを掴み、プラン通りの戦いをした印象。 こういう一発勝負では、プランが勝負を分けることがある。 セレッソが弱いと言う訳ではない。 ただ、これまでの実績から、挑む立場と受ける立場の違いがあったとは言えたと思う。

負けたけど、東京はやはり凄かった。 個々人のトンガったプレーと、組織の連動がここまで高い次元で融合したチームはそうそうないのでは、と思う。  岩渕やタマの密集を突破するドリブルは本当に凄い。 ドリブル自体以上に、そのプレー選択に感嘆するしかない。

ただ、追い込まれると精度が大きく落ちたり、プレー選択が無難になって行った。 焦りの気持ちがプレーからありありと見えるプレーヤーもいた。 どこまでも冷静だった(ように見えた)去年のチームとはちょっと違うと思った。 そのあたりがプロの壁だったのかなと思った。 違うかもしれないけど。

あと終盤のパワープレーでは須藤、畑尾、重松を前線に置いて、ブッチが中盤に下がり、タマもヌッキと交代していたけど、最後こそ、東京らしく足元で勝負出来る選手を前線に置いたら・・・、と個人的には思った。 けど、こういうパワープレーでいくつもの勝負を拾ってきたのだから、こちらの方で良かったのだろう。

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プリンスリーグ開幕戦対平塚戦@産能大学を観た時はどうなるかと思ったチーム。 そのチームが、小平、三ツ沢、夏の西が丘などで数々のタイトルと印象的なプレーを見せてくれた。 ありがとう!  胸を張って欲しい! それぞれ異なる進路になるだろうけど、今年のFC東京U-18は本当に成長したチームとして記憶されると思う。

そして、年間を通じて盛り上げて下さったユースウォッチャーの方々にも感謝です。 Tシャツ企画や、応援バナーの他、長居でも旗やメンバー表を配ってくれたり、コールをきったりしてくれました。

トップとU-15はまだまだ行くぞ!

追伸

昨日は本当は行けないはずだったんですが、急遽1試合目だけ行くことにしました。 2試合目はガンバが勝ったそうですね。 決勝は大阪ダービーか。

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コメント

そういえば開幕戦の対湘南戦はご一緒に観戦させて頂きましたですね。恐らくお互いに近い感覚を共有していたと思います。自分も平塚で報を聞いた時にはふと、その時の事がよぎりました。

トップ置いたりボランチに下げたり。ブッチのポジを初め、かなりの試行錯誤を通りながら、しかし彼等は本当に成長したと思います。結果彼等のサッカーはホントに多くの青赤サポを呼びましたし、その価値は(もちろん大会成績だって)色褪せる事は全くありません。

ぶつ切りのハイライトでも激闘だった事は伝わりました。ただ悔しい以上に満足というか、この何とも言えない感情はしかし、この激闘から来る達成感だけでなく何より、人を呼べるサッカーをしてきた「価値」と彼等の「明るい未来」に何の疑いもないからでしょう。

自分にとっては新しい楽しみを教えてくれた彼等に感謝の言葉しかありませんよ!

来年は来年で。
結果至上主義に陥るとめんどくさい事になりそうですけど(今年も昇格関係でそうだったか笑)個人としては、青赤を愛する人が楽しいサッカーをやっている、上手くなってくのを見るだけでも極上でしたよ。来年もまた、選手・ウォッチャーみんなでサッカーをより愛せればいいなと思う次第です。

コメント長かった…感情が〜

投稿: CHONO | 2008年12月24日 (水) 11:37

CHONO様
コメントありがとうございます。
本当に一見の価値のあるサッカーをやってましたね。
彼らは内容だけでなく結果にもこだわる、一段上の意識で戦ってきたと思います。
同時に、ガムシャラに走るところはとても瓦斯っぽかったり。

また、やや抽象的ですが、先輩達が積み上げてきたものがあってこそ、彼らがより高い「ステージ」で戦えるのかな、とも思いました。

そんな彼らには行けるところまで行って欲しかったですけど、そうでなくても十分賞賛に値しますね。
彼らに感謝です。

投稿: fct fan | 2008年12月26日 (金) 08:33

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