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2009年1月11日 (日)

fct fanが個人的に振り返る2008年のFC東京

ブログのマイナーチェンジ後第一弾は、昨年のFC東京を振り返ってみる。 FC東京を、というより、自分がFC東京について考えてきたことの変遷と言った方が正確か。

いきなり総括めいた書きぶりになるが、2005年に途絶えたFC東京の右肩上がりを、もう一度掴む「きっかけ」になった年が2008年だと思う。

自分は城福東京に関して就任当初から楽観的だった。 2008年は楽しい1年になる、上位に滑り込める予感があった。

結果的にこの予感は当たるのだが、それはたまたま自分が見たU-17の試合がとても面白かったのと、たまたま手に取った雑誌が伝える城福サッカーが魅力的だったからで、具体的な根拠があった訳ではない。 もしU-17の試合を詳しくフォローしていたら、中には内容の悪い試合もあっただろうから、そこまで楽観できなかったかもしれない。 トップ指導の経験が少ないこと(10年近く前の富士通にまで遡る)を不安視する声も耳にしたけど、自分はトップとユースの指導法の違いなど、専門的なことは分からない。 だから、単純に自分が見たものを信じることにした。

また、いろんな文献を読むと、城福こそが東京にとっての切り札だったことが垣間見える。 数年間の迷走を見せ付けられたサポとしては、藁をも掴む思いで城福に期待を寄せたかった。 ほとんど願望に近いものがあったことを否定しない。

で、小平での始動(1月20日)、グアムキャンプ見学(1月25日26日27日)、都城キャンプ(2月22日23日)を 経て、期待はどんどん高まっていった。 練習が面白い! 以前から、東京には良い選手達が揃っているが持論だった自分としては、その良い選手達が良い練習をこなして、新たな規律を身に付ければ、絶対強くなると思った。 川崎との練習試合@麻生(3月2日)を見て、予感・願望は確信に変わった。

期待に胸を躍らせつつ迎えた開幕戦(3月8日)。 勝つことはできなかったけど、"城福サッカー"がどんなものかを垣間見せる良いプレゼンテーションになったと思う。

その後、勝ち分け負けを繰り返したものの、内容的にも試合ごとにあるいは時間帯ごとに濃淡はあったものの、全体としては手ごたえを感じることができた春。

ピークはホーム多摩川クラシコ(4月19日)だろうか。 大々的なPR。 昨年コテンパンにやられた相手。 城福と佐原の古巣。 整いすぎた舞台で、先行を許しながら2度追いつき、最後に引き離すというハラハラドキドキの展開。 そして大竹の初ゴールと城福も昨年のベストゴールに選んだ今野の4点目。 東京サポとしてこの上ない試合だった。 誤算は、4点目のゴールが去年最もラブリーなゴールになってしまったこと。 シーズン中、あれ以上のゴールが見られなかったのは残念。 あと、繰り返し代表に召集された今野がこの後なかなか輝けなくなる。

4月も後半になると、相手が東京の中盤にプレスをかけ、FWとの分断を図るようになり、ムービングが途切れだす。 アウェイ清水戦(4月26日)を落とし、首位を伺う試合(5月6日)を落とした。 良いプレーを追求するだけではなく、時間帯や流れに応じたプレーをすることの重要性を痛感した時期。 こちらの方の指摘のとおり

そんな中でも大宮戦(5月3日)では放り込みで3点を奪い、現実的な戦いも披露。 東京ダービーでは3連勝(4月12日5月25日6月8日)するなど、苦しい中でも一定の結果は出した。

しかし、暑さが増すにつれて更に苦しくなる。 ホーム千葉戦(6月29日)やホーム横浜FM戦(7月26日)など、当時調子の悪かった相手にも勝ちきれず、鹿島国では完敗を喫した(7月13日)。 そして、浦和には去年も勝てなかった(7月5日8月16日)。 上位につけていたと思ったら、いつの間にか中位に落ちていた。 一方、U-18はクラブユース選手権を制した(8月3日)。

転機になったのは東京ダービー第4戦(8月23日)だろうか? カボレの左サイド起用が当たり、ゴラッソなゴールを奪う。 茂庭の復活を実感したのもこの試合。 ショッキングな形で負けたので、試合後緊急飲み会に呼び出されたけど、居合せた人たちは今後に期待を持っていた。

そして豪雨のアウェイ柏戦(8月28日)。 この試合は現地参戦できなかったけど、個人的に大切な試合になった。

東京はここから5連勝を果たし、再び上位戦線に顔を出す。 どの試合も印象深い。 大竹のFKが眩しい印象を残したホーム大宮戦(9月13日)、苦しい戦いを耐え抜いたアウェイ多摩川クラシコ(9月20日)、「良い人東京」から脱却したホーム磐田戦(9月23日)とアウェイ札幌戦(9月28日)。 チームの成長を実感した日々。

また、この頃はU-18高円宮杯(9月7日13日と15日21日と23日10月11日)、ビグフレ交歓会、自転車での西が丘→味スタハシゴ、等々力ポタなど、いろんなイベントが重なり、交流が深まった時期でもあった。

他方、周りの空気がすわ優勝!、ACL!と盛り上がることに違和感を感じ始めていたのもこの頃。 夏には相当ネガティブだったのに、急に優勝だなんて、物事には段階があるんじゃないの? と。 無論、ボクも優勝を願っているし、常に勝ちを望んでいるので、自己矛盾なのだが・・・。 だから声高に異論は差し挟まなかった。

そして、ホーム清水戦(10月4日)での大敗。 ただ、この大敗によって、あとはもう勝つしかない、なるようにしかならない、いけるところまでいこう、と自分も腹が据わった。

シーズン終盤の日々。 特にマスコミでも大きく扱われたホーム鹿島戦(10月26日)やアウェイガンバ戦(11月8日)の勝利では、上位争いに加わる緊張感と充実感を実感できた。 こういう経験を踏めたことだけでも、2008年は間違いなく良い一年だった。

一方で行楽の秋も堪能した。 札幌大分、大阪、鳥取、神戸、仙台・・・(エコパは観光なし)。 地域リーグ決勝大会やで北九州や石垣島にも行ったな。 本当に楽しかった~!

ただ、結果的に、リーグ戦、天皇杯ともギリギリゴールに到達することはできなかった。 期待の高さと目の前の結果とが一致せず、そのギャップが最も広がったのがリーグ戦・最終戦天皇杯・準決勝の結果。 終わったときの茫然とした感じはまだまだ印象に新しい。

そして残ったのは喜びよりも悔しさ。 選手達も同じではなかったかと思う。 けど、勝利への渇望を糧にして、日々の研鑽と試合での集中に結び付けられれば、悔しい思いをしたことも決して無駄ではない。 東京はもう一段強くなるはず。

個人的に2008年の教訓は次の4点。

  • 良い準備はそうそう裏切らないこと
  • 意図と規律を持って試合に挑めばそうそう崩れないこと
  • ただし、どんなにいい準備をしてもうまくいかない時もあること
  • そんなときでも諦めずにいれば、いずれ道は開けること

東京も相手に対策された時期には苦しんだ。 様々なアイディアを駆使してもうまくいかないこともあった。 それはどのチームにもあるだろう。 大幅に強化した京都やガンバや川崎に完勝した大宮でさえ、終盤まで残留争いに巻き込まれた。 勝負は紙一重。 その中で、いかに諦めず迷わず継続できるか・・・。

2009年も城福東京は王道を進むはず。 そのスタートをグアムで見届けてくる。

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