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2009年2月20日 (金)

パンパシ杯 LAvs大分2月18日(TV観戦)

去年はルーカスとベッカムがやりあったことで(?)有名になった(?)この大会。
ナビスコ杯優勝のご褒美ということで、今年は大分が出場。

去年はAリーグのチームが出ていた記憶があるが、今年はKにCと、実質的にA3の変形版に。(例えば、もし可能ならメキシコのチームが出たら面白いのだが。または、去年のトヨタカップに出たキトのようにエクアドルあたり…。)

大分の初戦の相手はアメリカサッカー界の重鎮、ブルース・アリーナ監督率いるLAギャラクシー。

会場は去年のホノルルのアロハスタジアムからLAのホームデポセンターに変更。アロハスタジアムは長らくNFLのプロボウル(オールスター)の開催地だが、プロボウルも移転が検討されているらしい。相当老朽化が進んでいるんだろうか?

ともあれ、リゾート地のアメフト兼用スタジアム(人工芝、ピッチも細長い)から、大都市の相手ホームスタジアム(しかもサッカー専用)に変わった訳で、雰囲気にも期待したのだが、TVから見る限り空席が目立ち、サポーターもいたが、いまいち特徴も掴めず、熱気もいまいちであった。ホームスタジアムを共有するシーバス(チバス)USAにヒスパニック層の人気を取られたからか、それとも単純に不況のせいか。

試合は自分の予想に反して大分が苦戦。

相手DFの人数をかけた執拗なチェックでウェズレイのところでタメが作れず、2列目以降がなかなか高い位置に顔を出せない。高松のポストも微妙にずれ、上手く繋げない。
中盤でも相手FWが勤勉に大分ボランチをチェック。エジミウソンは持ちすぎがやや目立ち、ホベルトはバックパスが目立つ。

それでも、大分らしいスペースに飛び出す動きに合わせての縦一本から何度かチャンスを作っていたのだが。

他方、LAは奪ってからボールをタラタラ動かして、相手の守備に綻びが生まれるのを待つ。

サイドにスペースが生まれやすいスリーバックの大分は、振り回され、追いかける守備に陥りがちに。

先制点は意外な形から。良い形を作った大分だったが、エジミウソン→ホベルト→藤田への連続バックパスから相手FWにボールをかっさわれ、1対1からズドン!西川がニアを抜かれるとは、凄い威力…。

この場面に限らず、この日の大分は消極的なプレーや意図の微妙なズレから相手に余計なチャンスを与えていたな。

後半も相手セットプレーの時に与えたPKからいきなり1点献上し、0-2。

けど、試合としてはここからの方が面白かった。

金崎がウェズレイから壁パスを貰って突っ込んで行ったり、家長が左サイドを何度も突破したり。特に家長の切れ味鋭いドリブルは十分以上に通用していたな。

けど、結局0-2でLAの勝利。

自分の知る限り、JのクラブがMLSのクラブに負けたのは初めて。(実際はそんなことはないのだろうが。)

数年前にもこのブログに書いたが、昔、サンワバンクカップで名古屋がDCユナイテッドに勝ったり、ツゥットが加入したばかりの浦和がLAに勝ったりなんてこともあったよう。

自分のルーツもあって、個人的にMLS、特にJとの比較におけるMLSに執着があるので、なかなか興味深く観れた試合だった。

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