伝統が形作られているのかな FC東京U-18vs横浜F・マリノスユース 7月12日(日)
プリンス・リーグ2連覇! いつ観ても優勝っていいですね!
カンピオーネ カンピオーネ オレ オレ オーレー! 歓喜の輪が渦巻く深川・・・。
今年はプリンス・リーグをあまり観れなかったのだが、春先の新人戦を除き、90分での負けがなく、とても安定感のある、どんなシチュエーションでも慌てない大人びたチームというのが個人的な感想。
その裏づけとなる自信・自覚。 もちろん、当人たちの努力が大きいけど、2006年のプリンス・リーグ復帰、サハラ・カップ準優勝、2007年のサハラ・カップ優勝、2008年のプリンス・リーグ初制覇、アディダス・カップ優勝を含むほとんどのタイトル争いに絡む活躍など、ここ数年、東京U-18が積み上げてきた実績、強豪としての地位がベースにあってのものなのかな、とも思う。
相手は横浜F・マリノスユース。 先々週のサッカー・マガジンがクラブユース特集によると、下部組織出身者の現役選手は、マリノス(フリューゲルス)が37人で、ガンバとヴェルディの38人に続く実績。 佐原(JY)、ナオ、達也もF・マリノスの下部組織出身。 (東京は16人。) まさに伝統を誇る。 (先ごろ、柏監督を解任になった高橋真一郎も、F・マリノスユース監督として実績がある。)
ここまで無敗で首位の東京U-18。 勝ち点2差で3位のF・マリノス。 勝てば文句なく東京の優勝。 引き分けだと勝ち点1差で2位の三菱養和(桐光学園と対戦)の結果次第で、東京または三菱養和の優勝。 負けるとと三菱養和またはF・マリノスの優勝。
後がないF・マリノスユース。 序盤から試合を優位に進める。 鋭い出足でことごとくルースボールを拾い、小気味いいワンタッチのパス回しでゴールに迫る。 ただ、ゴール前での展開がやや淡白。 正確性を欠くパスやミスでチャンスを潰す。 他方、前線にボールを入れてもすぐ囲まれ、潰される東京はカウンターでチャンスを伺う。 山口潤くんがゴール前に抜け出してGKもかわしたが、シュートをDFに間一髪ブロックされる場面もあった。
後半に入り、(案の定)F・マリノスの出足が鈍り、東京が押し始める。 そして、FKを10番重松が直接決めて先制!
その後も左サイドから崩し、相手を押し込んだところに年森くんが後方から走り込んで来てシュート! 2点目!
そして、山崎直宏之くんの迫力満点の長距離ドリブルから最後は山口潤くんが決めて3-0。 試合を決す。
風格漂うキング重松
近年、倉又トーキョーとして実績を積み重ねてきた東京U-18。 ここ2、3年の戦績では1番だと言えるだろう。
他方、大会で成績を収めること以外に、トップチーム(や他チーム)への選手の供給もユースの目的。 去年は一人もプロに送り出すことは出来なかった。 様々な要因や縁、巡り合わせによって変わってくるので、一概には言えないが、今年はどうか?
今後、名門と呼ばれるときも近いのだろうか?
角田くんのシャー!
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コメント
こんにちは
伝統という意味ではまだまだ読売、日産には勝てないでしょう。ただ一つ一つの積み重ねが力と重みを持つまでになると、それが意味をなす訳ですから、東京の未来に期待です。
どういう訳かバルサが福岡にユース(スクール?)を開くそうですね。バルサと言えばカンテナからトップまで同じサッカーを共有することで有名。前回のコメでコントロールについてお返事もらいましたが、下から上まで同じイメージというのは究極のコントロールということでしょうか。もし城福サッカーに東京の未来を見るなら、バルサ方式はすごくお手本になりますね。フロントやその他関係者の決断が問題になりますが(笑
投稿: てむ | 2009年7月19日 (日) 20:35
てむ様
数年前から、東京の理想のサッカーを見たければ、ユースを見ろ、と言われていました。おっしゃるとおり、"究極のコントール"を目指しているのかと思います。
投稿: fct fan | 2009年7月22日 (水) 06:58