日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会 1次ラウンド 第3日 Jヴィレッジ 7月28日(火)
昨日、トップチームは無事ナビスコ・カップの、U-18はクラ選の準決勝進出をそれぞれ決めた! (名古屋には行けませんでした。)
で、火曜は休みを取り、2年ぶりのクラ選・1次ラウンド、2年ぶりのJヴィレッジに行ってきた!
全国津々浦々から個性的なチームが集まり、Jヴィレッジ内4つのピッチで、同時進行で試合が行われる。
会場内を各チームの選手、スタッフ、サポーターが行き交う。
サッカーがギュッと詰まった大会。
各チームの選手たちがアップ中。
10:30KOは次の4カード。
- FC東京vs三菱養和SC
- 横河武蔵野FCvs湘南ベルマーレ
- ヴィッセル神戸vsジュビロ磐田
- アビスパ福岡vsガンバ大阪
1次ラウンドを突破できるのは6グループの首位のチーム+グループ2位チームのうち、成績上位2チーム。
Fグループで1勝1分で勝ち点4のFC東京は、2勝で勝ち点6の養和に勝たないと決勝トーナメント進出は難しくなる。
会場のピッチ1に向かうFC東京の選手たち。 過去、ピッチ1では勝ったことが聞いたことがある(事実関係は確認していませんが・・・)。 2年前も、このピッチで札幌に1-3で敗れた(1得点は大竹)。 今回は果たして・・・。
サポの方々が持ってきた横断幕も準備完了!
三菱養和とはここまで1勝(クラ選関東大会)1敗(新人戦)1分(プリンスリーグ)。 ただし、クラ選関東大会での対戦時は、養和はBチームだったとのこと。
強豪どうしの星の潰しあいは、風下にもかかわらず序盤から養和がポゼッションで優位に。
しかし、セットプレーから・・・
重松くんのボールをニアで合わせた梅内くんが決めて、東京が先制!
日が差して暑かったり、霧に日が遮られたり、強い海風で蒸し暑かったり、逆にひんやりしたり、めまぐるしく変わる天気。
バックパスの判定でエリア内で間接FKも身体を張ってクリア。 なんとかピンチを逃れる。
その後も、養和にボールをキープされるが、東京は守備の集中を切らさず、養和に決定機を作らせない。 守備からリズムを掴むと、逆に、左サイドから持ち込み、星くんのミドルの跳ね返りを山口潤くんが押し込んで追加点!
前半を2-0で終える。
ハーフタイム。 隣のピッチ2では2日目終了時点で、勝ち点4でEグループ1位の横河武蔵野の父兄やサポが熱い応援。 対する勝ち点3の湘南サポも声出し応援。 試合は湘南が勝ち、Eグループ首位で決勝ラウンド進出を決めた。
風下の後半も守りきり、徐々に試合をコントロール・・・。
2-0で勝り、Fグループ首位、決勝トーナメント進出決定!
最近、ユースの試合のことを書くたび、"今年はあまり見てないので選手のことは分からない"という趣旨のことを書いていたけど、さすがに各選手の特徴を覚えてきた。
そんな中でも、CBの角田君のプレーを見るのは初めてだったけど(シャーは見た)、読みが鋭く、ボール扱い、クリアとキープの判断も良かった!
目指すは連覇!
優勝候補の養和は勝ち点6でFグループ2位となるも、1次ラウンドで姿を消した。
昼食はJヴィレッジのバイキングで。
南アフリカにまつわるメニューも。 美味しゅうございました。
13:00KOのAグループ勝ち点4の広島vs勝ち点6の横浜F・マリノス。
両チームともサポは声出し応援。 試合はF・マリノスが終盤の2得点で勝ち抜け、広島は決勝トーナメント進出ならず。
勝ち点6でBグループ首位の鹿島vs勝ち点3でグループ3位の新潟。 新潟が0-2で勝ち、2日目までグループ首位だった鹿島は、勝ち点6で京都、新潟と並ぶも、得失点差で3位に落ち、決勝トーナメント進出ならず。
新潟は京都に次ぐBグループ2位に浮上。 しかし、この時点では決勝トーナメント進出は未確定。
Aグループ勝ち点1の名古屋vs塩釜FC。
街クラブの塩釜が後半途中までリードしたが、名古屋が逆転。 初日、二日目と大敗した塩釜だったけど、予想以上に好チームだった。
京都と仙台の試合は4-0で京都が勝ち、前述のとおりBグループ首位となって、決勝トーナメント進出を決めた!
13:00KOの試合が終わり、戦いを終えた選手、スタッフ、サポ。 これから戦いに赴く選手、スタッフ、サポが入り乱れ、それぞれの場に向かう。
ポカリスウェットを運ぶのは徳島の選手たち。
15:00KOの試合が始まる。
Cグループの徳島vs札幌。 札幌は勝ち点3。 決勝トーナメント進出の可能性を残す。
徳島と札幌、ひとつずつ弾幕がかかっていた。 徳島は声出し応援も!
Dグループの川崎vs柏。 2勝、勝ち点6どうしの対戦。 去年、ユースの枠を超え、日本サッカー界で一世を風靡した柏と、新興勢力の川崎。 柏は男女ペアが声出し応援。 (女性は主に合いの手。)
他方、Dグループで2敗どうしの対戦となった清水vs大分。 しかし、いい試合だった。
一人で太鼓を叩き、声を出す大分サポ。 熱い。 頭が下がる。
清水の声出しサポは2人。 2人でもしっかり"サンバ"していた!
Cグループ勝ち点6のヴェルディvs勝ち点3のセレッソ。 いずれも直近の対戦で東京が苦杯を舐めている相手。 (ヴェルディは今年のクラ選関東大会準決勝。 セレッソは去年のJユース杯準決勝。)
ユースの強豪だけあって、いずれも組織立った応援。
4試合が一斉にKO! 1点入るたびに決勝ラウンド進出を巡る状況が変わる緊迫の時間。
まず、川崎vs柏で川崎が先制。 Dグループ首位、決勝ラウンド進出に一歩近づく。 柏も得失点差で可能性を残すが・・・。
徳島vs札幌では、勝ち点3札幌が2点先行し、勝ち点6に近づく。 ヴェルディvsセレッソの展開次第では、決勝ラウンド進出の芽も出てきた。
徳島vs札幌と、その向かいの勝ち点6どうしの川崎vs柏を見守る勝ち点6の新潟サポもそわそわ。 徳島が1点返すと大喜び。
他方、その頃、ヴェルディvsセレッソでは・・・
セレッソが微妙な判定のPKで先制! さらに、直後に追加点をあげ、2-0。 得失点差、総得点でヴェルディと並び、このまま終われば、直接対決で勝ったセレッソがヴェルディを上回る。
この時点でCグループは1位セレッソ、2位ヴェルディ、3位札幌となる。 札幌戦を見守る新潟サポと、札幌は3位だから、ヴェルディvsセレッソの結果の方が新潟に影響するのでは?、などと会話したり。 (それを札幌の控え選手に聞かれてしまい、心配そうな顔ををされてしまったり。 かわいそうなことをした・・・。)
川崎が柏を突き放し、2-0。 柏は苦しくなる。 (新潟サポは思わず安堵の表情。 気持ちはよく分かる・・・。)
東京の倉又監督と新潟の入江コーチ、広島のコーチも情報交換。 どのチームが勝ち抜くかだけでなく、勝ち抜けを決めたチームにとっても、次にどこと対戦するのかは大きな関心事。
川崎が勝ち、Dグループ首位。 柏は1時ラウンドで敗退。
終盤、2点を追加した札幌は4-1で勝利。 勝ち点、得失点差でセレッソ、ヴェルディと並び、総得点でCグループ首位となった!
喜ぶ札幌の選手たち。
ヴォルティスも頑張った!
グループ2位のセレッソも、新潟ともども2位チームどうしで上位2位に入り、決勝トーナメントに進出!
他方、0-2でセレッソに破れ、札幌、セレッソに次ぐグループ3位となり、まさかの敗退となったヴェルディ。 インタビューに答える高木俊幸くん。 悔しいだろうな・・・。
決勝トーナメントの組み合わせが発表される。
そして今日の準々決勝で湘南を4-3で下した東京。 準決勝の対戦相手は川崎を破った新潟。 キックオフは金曜19時@三ツ沢!
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