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2009年8月18日 (火)

Oh my ヨネ! FC東京vs横浜F・マリノス 8月16日(日)

ENEOSの胸スポンサー撤退という、本当だとすればとても重いニュース。 他方、F・マリノスも日産がコミットを薄めたがっているという報道も。 敵も味方も、強化もままならないのか。 暗い気分にならざるを得ない。

ともあれ、試合。

米本が凄まじかったな。 試合を通じて見れば引き分けは妥当な結果だったと思うけど、ヨネの頑張りに対して勝ち点3をあげたかった。

出場停止、怪我、病み上がり、緊急帰国等でメンバーが変わっても、システム、やろうとする方向性は同じ。 で、それには良い面とそうでない面とがあった。

良い面は、チームとして理想・方向性がはっきり見えていて、ブレがないということ。 実際、個々の局面ではベストメンバー時に劣らぬサッカーができるシーンもあった。 草民の身体の入れ替えから前にボールを運び、戻しを米本が拾ってカボレがシュートを放ったシーンなど、そこに至るまでの繋ぎも含めてなかなかセクシーだった。

よくない面は、そういう時間帯が限られていたこと。 ベストメンバー時(というよりも、今のサッカーとの親和性の高いメンバー時と言うべきか)よりも、どうしても平均したクォリティが下がってしまう。

決まった形に当てはまるのではなく、その場その場の判断を重視する今のサッカー。 メンバーの向き・不向きやイメージの有無が如実に現れやすい。 ナオの逆算プレーのように、フィニッシュをイメージしてプレーしないと、プレーがぶつ切りになり、"シュートを打て"のコールを招く状態となる。

草民は身体が強くなったし、ドリブルも魅力だけど、持ちすぎる、と言うより、逡巡しているうちにパスの出し所を失ってしまう。 きっとあまり疲れてない状態での交代だったと思う。 悔しさがあるはずだ。 いかに効果的なプレーをするか、頑張れ!

大竹は左足に持ち直すことが多く、プレーがワンテンポ遅れる。 (大竹は右足を、徳永は左足を使えればかなりプレーの幅が広がるのだが。) どうしても、チャンスからビッグチャンスを生みきれない。

そういう面で、一番迷いのないプレーをしていたのは北斗。 トップスピードでいきなり視野に飛び込んでくるシーンが何度かあった。 ただ、プレー時間が短かったこともあり、チャンスに絡む場面はほとんど無かった。

浄は不調だったのか、彼らしいクレバーな繋ぎ、球出しがあまり見られなかった。 もう少しテンポよくボールを繋げていればチャンスが増えたと思うのだが。

それでもチャンスは作れていた。 ただ、そこからビッグチャンスに繋げられなかった。 FWが被ったり、サイドで味方のスペースを塞いでしまったり、フリーの選手がディフェンスを引き付けられる(=ボールホルダーへのプレッシャーを減らせる)のに、そういう動きをしなかったり。 まだまだ改善の余地はいっぱいある。

ディフェンスでは、椋原は対人の強さ、クロスの質の高さを出した。 他方、攻撃参加、飛び出しの面では長友はもちろん、徳永にも譲った。 羽生も認めるとおり資質は充分。 伸び代もまだまだある。 得意とされる部分を含め、もっともっと伸ばして欲しい。

今野。 特にロングフィードやサイドチェンジの正確さには舌を巻いた。 3月頃にはチャレンジすらしてなかったのにこの違い。 やっぱり実力を発揮すれば別格のクォリティの高さ。

モニは、身体はキレていたし、危機感も感じられたし、とても良かったと思う。 何より、彼なりに一生懸命ポゼッション・サッカーに取り組んでいた。 なかなかパスが回ってこなかったり、ブルーノなら繋げられるところで安全プレーを選択せざるを得なかったり、今のサッカーとの親和性の低さを感じてしまったのも、また事実。。。 我慢、なのか?

マリノスも想像以上にいいサッカーをしていた。 SHがワイドに張り、相手を食いつかせてから内に切れ込むと、すかさずSBやボランチなどが空いたサイドのスペースに飛び出していく。 ここら辺のコンビネーションが洗練されており、流動的で面白かった。 渡邉千真のポストプレーも安定しているし、山瀬だけでなく、狩野や長谷川等もキープ力があるし、対人も強いし、ここぞと言う時に強い圧力をかけてくる。

にも関わらず、あまり怖くない。 時間をかけてブロックの外から攻めてくるだけで、こちらの急所やギャップを突く場面が少ない。 カウンターチャンスでも時間をかけすぎで、一気に裏を狙うシーンがほとんど無い。 坂田が出てきてもあまり変わらない。 常に安全マージンを残した状態で攻撃している感じ。 後半から最終ラインも極端に低くなったし。 弱った相手やバランスを崩した相手からは大量点を奪えるから、得失点差は大幅なプラスだけど、均衡状態を打破しきれない。 山瀬のドリブルなど、武器はいっぱいあるはずなんだが。 なんか勿体無い。

それにしてもJスポーツで解説の山本正邦も絶賛していたけど、ヨネは凄まじかった。 ボールカット、間髪入れない前線への供給(正確性はあれだが)、味方を外から追い越す動き、ボールホルダーへの詰め、スペースを埋める動き、終盤になっても変わらぬ運動量。

彼だって、出場し始めた頃は90分持たなかった。 けど、早くもすっかり一人前のJリーガーとしてピッチに溶け込んでいる。 攻撃の選手には、よりクリエイティブなプレーが求められる面で、反復の要素の多いボランチにはない難しさがあると思うけど、大竹や田邉にももっと頑張って欲しい。

全体として、主力4人の不在を感じたのは否めない。 ナオのフィニッシュ、梶山の中盤でのキープやタメ、バランサーとしての羽生の役割、引っ張ってスペースを作るカボレ、そして前線で起点となる平山の働き。 "いいサッカー"をするための条件がこんなに多いのは、正直言って難点だ。

控えの底上げ(というより、今のサッカーに適合させること)は無論必要だけど、中期的には、大竹や赤嶺などの既存の良さを生かす発想、工夫、戦い方のバリエーションを増やす必要もあるのではないか。

まぁ、次はすぐ中二日で山形。 もう一度これまでの強さを発揮して、上位に食い込みたい。

ところで、文丈がベンチ入りしていたんだな。

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