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2009年9月24日 (木)

もやもやしていた件について(簡単なご報告)

鹿児島旅行記やU-18からの昇格、ヴェルディやトリニータ、高円宮杯観戦など、書いていないことがたくさんあるけれど、まずは個人的に以前書いたこちらの件の顛末について。

前回の記事をアップ後、キッザニア東京さんに直接問い合わせし、ご回答いただいているので、簡単に報告します。

以下、問い合わせた内容の概略。 (かなり端折ってます。)

・スポーツ紙で、貴施設にてサッカーに関するパビリオンが開設されたとの記事を見た。

・サッカーを取り上げる施設が出来たことは、一サッカーファンとして喜ばしい。

・が、一点、懸念がある。 施設の演出・構成(=浦和レッズの取り上げ方)によっては、ホームタウンチームの権利を侵害する恐れがあるのではないか。

・また、一東京ファンとして、東京に所在する施設で他クラブをフィーチャーする演出がされていたとすれば、残念である。

・以上、僭越ながら懸念をお伝えする。 参考になれば幸甚。

それに対し、キッザニア側からは、非常に丁寧な回答をいただいてます。 公にする前提でいただいた回答ではないので、詳しくは書きませんが、簡単に言えば、「ホームタウン制については、じゅうぶんに配慮の上で運営している」 とのこと。

Jクラブ、あるいはスポーツの興行を行う者にとって、ホームタウンというものは、選手、スポンサー、サポーター、イメージなどと並んで貴重な資源、資産だと思う。

数年前、阪神の優勝が決定するかもしれない試合のパブリックビューイングを(確か)旅行社が埼玉で行おうとして、西武から横槍が入ったことがあった。 その是非や横槍に実質的な意味があったかどうかはさておき、一般論として、ホームタウンやフランチャイズはスポーツ興行を行う者にとって営業の基盤であり、神経質になるのは当然のこと。 もし侵害を放置するとすれば、それは自らの権利を蔑ろにすることであって、チームの伸長、興隆などおぼつかない。 そんな者は興行主としての資格はないとすら思う。 (戦略的に敢えて権利を放棄するという選択肢はあり得るとしても。)

そういう意味で、キッザニア東京から、ホームタウンを配慮しているとの回答を得ることできて、個人的なもやもやは取れた。 (その回答に何の効力がある訳ではないけれども。。。)

その上で、世界に冠たる大都市をホームタウンとし、その名前をチーム名に頂いているFC東京が、その利点をどう活かすのか。 また(博実も指摘していた)それゆえの難しさにどう対応していくのか。 (さらに、そもそもの問題として、サッカーまたはスポーツ自体の人気低下、経済の悪化、少子高齢化・・・。 いちクラブの問題というより、JFAやリーグ、政府が考えるべきことかもしれないけど。)

東京に相応しい人気クラブへの絶対条件は、強豪となること。 (絶対十分条件ではないけれども。) リーグで少しでも上へ。 ナビスコ杯も獲って。

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コメント

こんにちわ。 いつも楽しく拝見しています。
本件スッキリされたようで、ホッとしました。
FC東京には人気チームになって欲しいですが、
先ずは東京というローカルにしっかり根付く
よう、これからも応援していきたいと思います!

投稿: ゴーゴートーキョー! | 2009年9月24日 (木) 10:33

ゴーゴートーキョー!様
コメントありがとうございます。
ご心配をおかけし、申し訳ありませんでした。

>先ずは東京というローカル
そのとおりですね。
サッカーというスポーツ同様、一発逆転のない世界。長期戦で臨む覚悟が、フロントにもファンにも必要だと思います。今は我慢の時だと思います。。。

追伸
素敵なハンドルネームですね!

投稿: fct fan | 2009年9月25日 (金) 20:12

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