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2009年12月27日 (日)

FC東京U-18大一番!

今日のJユース杯・決勝に足を運べそうなので、取り急ぎ久々のエントリを!

今年はU-18の試合をあまり見られず、選手の特徴やチームの戦い方について詳しいことは分からないので、限られた情報の中で感じた流れのようなものについて書いてみたい。

最初に今年のチームを観たのは、プリンスリーグも折り返し点を過ぎた第7節。 その時感じたのは、大人びた試合運びが印象的で、今年はチームの完成が早いな、ということ。 当時ブログで、「まるで、去年の冬のチームがそのまま持ち上がったかのよう。」と書いている。 個々の能力が高いのはもちろん、チームとしての戦い方が、例年であれば冬のJユース杯の頃に達するレベルに早くも到達していたように感じた。 まぁ、阿部くん、廣木くんなどは去年から主力だったし、梅内くん、平出くんなども結構出場していた。 (重松くん、山口くんはこの試合怪我で欠場。) ただ、前年も、山浦くん、山村くん、岩渕くんなどは2年生の頃からたくさん試合に出てたし、経験値に大きな差があったとは考えにくい。 FWに怪我人が多いと聞いていたけど、それを割り引いてもチーム作りが順調に行っているのかな、と思った。

その次に見たのはクラ選関東大会2次予選の大宮戦。 今に続く重松くん、山口くんのツートップ。 特に印象的だったのがそのツートップの強烈なプレス。 プレスからリズムを作り、それが中盤以降の守備の安定、そして攻撃に繋がっていった。 このときも非常に成熟したチームに、そして強いチームに見えた。

プリンスリーグ関東も、最終戦ではF・マリノスにボールを持たれたものの、ゴール前での自由は許さず、結果的に完勝で連覇。 クラ選も勝ち進み、決勝でセレッソの相手の良さを消す戦い方の前に敗れたものの準優勝。 高円宮杯に向け大いに期待が膨らんだ。

ところが、高円宮杯1次ラウンドの浦和戦@NACK5で感じた違和感(ブログには書いてませんが観に行きました)。 端的に言って、前線からのプレスが消えていた。 9月の暑さの中だったので、前半はセーブしているのかなと思ったけど、後半に入ってもスイッチが入らず、逆転負け。 重松のイライラばかりが目に付いた。

その後、高体連のチーム相手に勝ち進むものの、準々決勝で磐田に敗れる。 このあたりは、ユースに詳しい方々がいろいろ書いてくださっているとおり、チームとしてのまとまりの問題、怪我など、様々な要因があったのだろう。

で、その後Jユースカップの試合は一試合も観れてないのだが、主力選手を代表に取られる中、控え組みの頑張りで勝ち抜いてきたことは、いろんな方たちが書いてくださっているとおり。 そして、代表組が戻り、穴を埋めた選手達と融合し、チームは再びいい状態にあり、三菱養和、名古屋、ガンバ相手にそれぞれ4-1、7-1、5-1と大勝で勝ち抜いてきている。

いろんなブログ、ネットメディア、エルゴラ等が共通して挙げているキーワードはプレス。 春~夏の調子の良い時期のプレスが復活し、さらにチームとしてのまとまりも上がってきているらしい。 (椋原や大竹も、インタビューでまとまりが大事と言ってたな。)

期待は大いに高まるが、決勝の相手は3年前と同じ相手で、こちらもまとまりの良さを誇る広島。 3年前は、試合を押し気味に進めながら、悔しい敗戦。 GK権田と相手が交錯するも、GKに対するファウルが認められず、アンラッキーな失点を喫してしまった。 森山監督のはしゃぎっぷりが、悔しさに輪をかけた。

3年前のこの大会以降、FC東京U-18はタイトル争いの常連になった。 期待されながら、まだ全国タイトルを取っていない今年。 最後に大きなことを成し遂げよう! 興奮してきたぞ!

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コメント

コストを抑えるために新婚旅行は大阪にしたわけですね(ちょっと背伸びして京都観光もプラスして…笑)。冗談さておき今期最後のタイトル獲得眼前で堪能してきて下さい。

投稿: NFBD | 2009年12月27日 (日) 10:37

NFBD様
そうなんですよ。経済的に済ませました!
って、違います~(笑)
駆け足のたびでしたが、いい試合でした。堪能しました。

投稿: fct fan | 2009年12月30日 (水) 08:17

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