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2010年5月29日 (土)

ダメ出しだらけの解説にダメ出し ナビスコ杯 仙台vsFC東京 5月26日(水) TV観戦

某所でTV観戦。 グダグダな試合内容に輪をかけてイライラさせられたのが解説。 口をつく言葉の95%は東京へのダメ出し。 仙台のことにはほとんど触れず、東京の失敗をあげつらって悦に入ってるだけ。 清水秀彦ってあんなんだったっけ? 今後、TV観戦が増えるのだが、こんなのばかりだと先が思いやられる。

言ってる内容が間違っている訳ではない。 けど、見たまま、起きたままを言っているだけ。 梶山の縦パスが通らなかったら、シンプルに外を使え、フェルナンジーニョがフリーだったら、マークが外れている。 事実をなぞっているだけだから間違えようが無い。

けど、何の深みも分析もなく、本質に迫っていない。 例えれば、黄疸が出ているのに、肝臓ではなく皮膚の異常を指摘する医師。 真っ直ぐ走らない車で、車台の歪みを調節せず、タイヤの空気圧でどうにかしようとするメカニック。 

贔屓チームにダメ出しばかりされたから、という感情面だけでなく、せっかく、マリノス、ベガルタ、仙台カップの東北選抜と、良いチームを作ってきた指導者なのに、東京の課題にも、仙台の良さにも、今後の展望にも何も触れず、ただただ残念だった。

東京のポゼッションというのは、攻撃の手段であるだけでなく、相手の攻撃機会を減らして失点を防ぐことも含む、総合的に試合をコントロールすることを目指すもの。 だから、その中でチェンジ・オブ・ペースやスイッチのオン・オフを入れるのか、相手の裏やギャップを突くのか、ということが課題のはず。 攻撃が中だから点が取れないとか、外だからシンプルで良いとかではない。 中からの攻めでも、平山がもっと楔として機能すれば、ナオが走りこむ機会も生まれ、チャンスは増える。 じゃあ、そのためにどうするのか、清水さん、次回教えてください。

ところで、梶山は90分出たけど、果たして怪我やコンディション的にそういう状態なのか、不安を感じずにはいられなかった。

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コメント

こんにちは!せっかくの大画面テレビでも解説への苛立ちだけはどうする事もできなかったようですね。副音声で他の解説者が仙台へのダメ出しを連発していたら面白かったのですが(笑)。何度も何度も同じような崩しを試みた東京、あのまま一点取ったら清水氏がなんと発言したか聞いてみたかったのですが。

投稿: NFBD | 2010年5月29日 (土) 14:57

御無沙汰してます。

まさに!ですよね。
何より東京のファンも仙台のファンも、はたまた一見さんも、あの解説で番組を、ひいてはサッカーを愉しく見ることが出来るのか甚だ疑問ですね。

CLの決勝の中継だったら「すごいですねー」しか言わないのかな。それならゲストのさんまで充分ですよね。

投稿: あそぶ | 2010年5月29日 (土) 15:40

NFBD様
遅くなりました(汗
予選突破して、若干溜飲を下げました!

あそぶ様
sんまで充分に笑いました!
本当はもっと出来る人だと思うんですけどね>清水秀彦氏。

投稿: fct fan | 2010年6月25日 (金) 01:50

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