もうこの状態を楽しんじゃえ! FC東京vs浦和レッズ 9月12日(日)
秀人がアンカーに入り、4-1-2-3のような、4-1-4-1のような形の東京。 サッカーはフォーメーションでやるものではないとは言え、デフォルトポジションによって、プレーエリアや相対関係が変わってくるのもまた事実。 ひょっとして、一昨年のカボレサイドのような打開策になるかも?と、ちょっと期待。
まぁ、この試合に関しては、ボールに触らなくても味方を活かし、形を作れる羽生はともかくとして、ボールを触ってこそらしさを発揮できる梶山だけでなく、怪我の羽生に代わって入った今野はそれに輪をかけて浮遊気味で、まだこれからという印象。 特に、相手ボール時のプレスや、守備から攻撃に転じた時の、アンカーの両脇の位置・役割がいまいちよく分からなかった。 今野の投入後、しばらくして途中から通常の4-4-2に。
とは言え、キープ力やひらめきのある梶山が少しでも高い位置でプレーできるようになれば、ゴールに近いところで有意な形が増えるのではないか。 また、もっとシンプルに、ワントップを狙ったボールを大黒が競り、あらかじめ走り込んでいた梶山がその落としをかっさらってラストパスやシュート、なんてシーンが増えればいいのだが。 終盤のパワープレー時に似たシーンがあったけど、そういうゴールに直結する形は、終盤以外にも用意しておいて良いと思う。
そう言えば、かつて流行語だったアタッキング・サードだけど、最近はさっぱり聞かれない。 けど、今こそそこの流れの整理が必要だと思う。 例え、あらかじめデザインされたプレーは、ムービングフットボールの本旨に反していたとしても。
レッズ戦は東京にとって貴重な収入をもたらすはずの試合なのに、観客は3万人を割る。 東京はもちろん、浦和もそのポテンシャルに比して情けない成績だからか。
味スタまで遠征するサポが減り、さらにそれ以上に声量が激減しても、相変わらず弾幕でウチの相手をして下さるのは、皮肉ではなく本当に有難い。 それに対してこちらがお返しできない状態なのは申し訳ないけど、ウチはネタや形式よりも、ノリや気分が優先なので、調子が良くなれば自然とおちょくりなんかが出てくるかもね。
まぁ、苦しい状況である。 勝ち点を伸ばせないうえ、怪我人も続出。 特に秀人は骨折とは・・・。 紅白戦すら満足に組めない。 最悪の展開が頭を掠める。
が、その分一試合一試合の重みは増す。 天国と地獄の分かれ目の、濃密な冷や冷やの連続を、心を一つに楽しもうではないか。
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コメント
いつも楽しく読ませていただいております。
良くも悪くもこの状況を楽しんで
あとはどこまでも応援し続けるしか無いですよね。
投稿: Paulo | 2010年9月17日 (金) 13:58
Pauloさま
>いつも楽しく読ませていただいております。
ありがとうございます。本当に嬉しいです。更新、頑張ります。
>あとはどこまでも応援し続けるしか無いですよね。
そうなんですよね。応援していても、ついブツブツ言ったり、思ってしまいますが、自戒も込めて。
投稿: fct fan | 2010年9月18日 (土) 07:43