黒ベア当たりました! FC東京vsガンバ大阪 11月6日(土)
味スタで勝てないどうしの対戦は引き分けでしたね。
ガンバの中盤は、最近にしては珍しい「いつもの」四人。 たまに見せる2手、3手先を見越したパス回しは見事なものの、そんなシーンは2、3回しかなく、橋本は運動量が少なく、二川はミスが目立ち、明神も守備に追われ、東京ペースで進む試合。
そして、羽生の左からのクロスにニアに鋭く走りこんであわせた大黒が後ろにそらしてゴール。 高木にマークさせない動きが見事。
それ以外にも、平山の動きは良かったし、石川もキレを見せつつある。 森重の攻撃参加センスも良い。 平山はもう少し倒れるのを我慢できれば、相手にとって本当に嫌な存在になるはずなのだが。
前半のガンバは中盤の運動量が少なく、特にプレスが緩く、最終ラインが身体を張って守る展開。 明らかにセーブしていた。
前節の神戸戦、宇佐美を先発させ、前半素晴らしいシュートで先制したものの、後半息切れし、何もできないまま敗れた。 その反省から、前半は最小失点で切り抜け、宇佐美に加え、怪我から復帰のルーカス、細かく動き回れる佐々木というカードを切れる後半に勝負を置いていたのだろう。 (そう言えば、アウェイ戦でも、遠藤を後半から投入し、勝負をかけてきた。) 前半のガンバのバランスは悪かったが、90分間を通じては一応帳尻を合わせてきた。 このあたりは示唆に富むのではないだろうか。 (もっとも、優勝やACLを狙うと言う面では不十分だったが。)
他方、東京はチーム事情的に、90分間全力を傾けなければならない状態。 失点しないことが重要であり、特にリードしている場面では、カウンターやセットプレーを与えないために細心の注意が必要だ。
最近、周りでもツイッターのタイムライン上でも評価がうなぎ上りの椋原。 ガンバ戦でも、果敢な攻撃参加を見せ、クロスの質も上がっている。 それ自体は無論良いことなのだが、取捨選択が求められるだろう
ナオがキープしつつ、次の手を打てない状況では、ボールを受けたり、マークを分散させるための攻撃参加は有効であろう。 他方、ナオが相手を抜ききっている場面や、相手のプレスを受けて潰されかけている場面では無理に抜かず、カウンターに備えたり、後ろにパスコースを作ることも大事な役割だろう。 敢えて、攻撃参加を自重する勇気も必要になる。
東京は上向きだが、競い合う相手も同じかそれ以上に上向きだ。 果敢に攻撃しつつ、安い失点を生む可能性のある被カウンターや与セットプレーは何としても避けなければならない。
追伸:
黒ベア当たりました!
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