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2010年11月の5件の記事

2010年11月26日 (金)

ごめんね梶山 名古屋vsFC東京 11月23日(祝)

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新王者・名古屋のホームに乗り込む15位・残留争い真っ只中のFC東京。

しかし、そこは世界に冠たる戦力均衡が進んだJリーグ。 上位と下位に決定的な差はない。 シーズンで差を分けるのは、①基本の徹底、②規律・秩序の植え付け、③好不調の波の抑制。 それらに基づく勝負強さ。

長年、下位に低迷し、その後、良い選手を揃えても「帳尻合わせ」だの、「中位力」だの言われていた名古屋が強くなったのは、ストイコビッチ監督が入ってこれら3つの条件を満たしたからだ。

何しろ「選手に要求するのは、ハードワークではない。スーパーハードワーク。」 名古屋の基本の徹底については、以前こんな記事を書いた。 そこに闘莉王が加わり、GMまで厳しく、親会社がカイゼンの本家と言えば・・・、強くない方がおかしい。

火曜のFC東京戦でも、例えば、CBからSBの足元に出すパスは、徹底して速い。 緩慢なパスだと、パスが届くのを待ってる間にSBは相手のプレスを受けてしまう。 そうならないよう、次の動きで先手を取れるよう、速いパスが徹底されていた。

ただ、この日はダニルソンがおらず、相手の薄いところを狙う早めのパスが出ない。 金崎がおらず、相手のギャップを突く動きが少ない。 精度は高いものの、意外性のあるプレーは少なく、結局パワープレイ頼みとなり、怖さが減退していた。 当然、優勝決定後ということも大きかっただろう。

それにしても梶山。 ここ数試合、運動量はあるものの、特にパス精度が悪く、川崎戦でも高めの位置で不発。 トップ下で出るという事前の報道にも、確信を持てなかったのだが、そんな予想を覆す活躍。

確信を持てなかった理由は、梶山を高い位置に置いても、①相手に囲まれ、さすがの圧倒的なキープ力を発揮できないこと、②奥にスペースが足りず、展開力を十分発揮できないこと、③(脚の不安で?)シュートをなかなか打た(て)ないこと。

けど、問題は位置の高さではなかった。 相手がガッチリ守ってるところに上がった場合、確かに①~③の制約は大きい。 けど、最初から高い位置にいれば、相手は少なく、スペースもある。 そして梶山は存分にらしさを発揮した。 ごめんよ、梶山。 君の能力を分かっていたつもりだったけど、まだ過小評価していたようだ。 (そうさせた、草民の天皇杯は凄かった。)

最後に、交替選手について。 結果的にみんな良かったと思う。 達也は、キープ力はないけど、相手と無理に競り合うより、早めに位置取りを修正して、セカンドボールを取れる場所に顔を出してよくボールを拾っていた。 重松も果敢なチェイシングで相手の勢いを削ぎ、そして、前俊ののらりくらりとしたプレー。 不思議なボール奪取やキープで相手のリズムを崩し、まさに試合から熱を奪う仕事をやってのけた。

泣いても笑ってもあと二試合。 まだ何も決まっていないが、確信はある。

信じて、信じるだけ。 明日決めよう。

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2010年11月23日 (火)

多摩川クラシコだから FC東京vs川崎 11月20日(土)

J1昇格後、最弱の状態の川崎だったし、カウンター狙いが明確な川崎だった。 川崎のカウンターが日本一とは言え、勝てない試合ではなかったと思う。

勝ちたかった。 何より、残留のために。 多摩川クラシコだから。

試合については、時間がないので梶山についてだけ。

横浜戦に引き続き不調だった。 運動量が増え、特に前線への飛び出しが増えた反面、パスはショートが目立った。 滑りやすいピッチも影響したか?

後半途中から、一列前トップ下でプレー。 原さんや城福さんもトライした形。 あのアイディアをゴール前で見られたら・・・。

ただ、梶山はペナ付近でコースを切られると、(超絶な)ボールキープや、(超正確な)ロングパスは蹴れるけど、シュートを打てない、打っても相手に当たっちゃう。

少なくともペナ付近でのショートパスのアイディアという意味では、草民、大竹、前俊あたりの方が慣れていて、ミスも多いだろうけど、向き不向きという意味で、面白い気がする。

ガチガチに守って、「ドン引き放り込みサッカー」でもやれば、もっと勝ち点を積み重ねられるかもしれない。 けど、出来はいまいちでも、自分達の良さを出すサッカーをやろうとしているように見える。 それならそれで、残留を勝ち取るしかない。

今日は名古屋戦。 規律とハードワークで、内容が良くても悪くても勝てるチーム。 東京も心して当たらないといけない。

これから名古屋へ行ってきます!

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2010年11月20日 (土)

ボールと戯れるヤングトーキョー 天皇杯 FC東京vs千葉 11月17日(水)

水曜の天皇杯・ジェフ千葉戦。 予想メンバーを観て抱いた少しの不安と大きな期待。

勝ち負けより、どんなサッカーが観られるのか、溢れる好奇心を抑えつつ、味スタに急ぐ。

試合後、いやぁ、面白かった。

そして思い出したのがこの試合。 メトカラさんにリンクを張ってもらって、ここが東京系ブログとして少しだけ認知されるきっかけになった試合だ。 どちらの試合も若い東京にウキウキしたのだ!

前半こそ、前俊以外はウォームアップ状態だったけど、後半に入ると本領発揮。 草民、ヨンドク、大竹が、相手に寄せられても、切り返しやフェイントでボールを運び、足元への強いパスと吸い付くようなトラップでボールを繋ぐ。

狭いスペースでもDFの間にどんどんパスを出し、強引に前に運ぶ。 相手に寄せられても、しっかりボールを安全な場所に置きつつ味方の動きを確認し、味方もボールホルダーが出しやすいところに顔を出す。 はたまた、相手の重心の逆を取るかのように、ギリギリの鼻先に弱いボールを出し、味方がそこに走りこんでボールを掻っ攫っていく。

得点はいずれもショートカウンターからだったが、アタッキングサードでの構成力は、多少雑な面もあったが、最近観たどんなジャンルの試合の中でも秀 逸なものだった。 特に、ヨンドク→大竹→草民→大竹と繋いだ2点目のシーンやその前後の時間帯は、足をバタバタしながら楽しんだ。

ボールと戯れる様は、倉又トーキョーのよう。 メンバーの中では一段と古風なプレーヤーに見える松下すら、途中から若返ったかのようだった。

草民のアイディア、前俊のセンス、ヨンドクの突破力、重松のいやらしさも良かったが、MOTは大竹。 今シーズンの石川の不在→不調や、羽生の不在を考えれば、椋原並みにレギュラーに定着していなければいけなかったと思う。 いろんな事情やめぐり合わせで、そこまでには到ってないけど、ここにきて存在感を強烈にアピールできたのは本当に良かった。

千葉もメンバーを落としたとのことだが、J1経験者を揃えていた割に、正直、想像以上に劣化していた。

改めて、絶対落ちてはダメだ。 クラシコは勝つ。

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2010年11月17日 (水)

ひらやま! 横浜F・マリノスvsFC東京 11月14日(日)

今まで、内容では押してたり、チャンスの数は多かったのに勝てなかった試合というのは多かったが、珍しい逆のパターン。

マリノスは、前半から部活サッカー?というくらいの激しいプレスで、先制は許したものの、東京をなかなか自由にしなかった。 けど、やはり終盤足が止まり、威力を増した東京のカウンターを食らった。 このあたりの試合運びは、先週のガンバとは対照的。

平山の2点は、米本が俊輔にプレスしてこぼれた球と、サイドを突破したリカの戻しを、いずれもダイレクトで打ったもの。 いきなり小さいふりでズドンとあれだけ重くて速いシュートを打てる選手は多くはない。 トラップしていたら、枠に飛んでも相手GKが反応していただろう。 判断力、果敢さなどで一皮剥けた気がするのだが。 無論、本人も言うとおり、継続が大事だが。

リカは、大熊さんが見抜いたとおり、やはりサイドの選手だった。 前では浮遊し、味方に活かされず、かえって蓋になってしまう反面、サイドでも浮遊気味だったものの、やることがはっきりし、スペースがあるのでドリブルも活きる。

2点目の数分前のCKの時、ゴール裏のコールの声量が一段と増した。 雑念のない応援に感じた。 これで勝てる、と思った。

厳しい勝負が続く。 けど、チームも上向きだ。 今日もクラシコも勝とう!

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2010年11月14日 (日)

黒ベア当たりました! FC東京vsガンバ大阪 11月6日(土)

味スタで勝てないどうしの対戦は引き分けでしたね。

ガンバの中盤は、最近にしては珍しい「いつもの」四人。 たまに見せる2手、3手先を見越したパス回しは見事なものの、そんなシーンは2、3回しかなく、橋本は運動量が少なく、二川はミスが目立ち、明神も守備に追われ、東京ペースで進む試合。

そして、羽生の左からのクロスにニアに鋭く走りこんであわせた大黒が後ろにそらしてゴール。 高木にマークさせない動きが見事。

それ以外にも、平山の動きは良かったし、石川もキレを見せつつある。 森重の攻撃参加センスも良い。 平山はもう少し倒れるのを我慢できれば、相手にとって本当に嫌な存在になるはずなのだが。

前半のガンバは中盤の運動量が少なく、特にプレスが緩く、最終ラインが身体を張って守る展開。 明らかにセーブしていた。

前節の神戸戦、宇佐美を先発させ、前半素晴らしいシュートで先制したものの、後半息切れし、何もできないまま敗れた。 その反省から、前半は最小失点で切り抜け、宇佐美に加え、怪我から復帰のルーカス、細かく動き回れる佐々木というカードを切れる後半に勝負を置いていたのだろう。 (そう言えば、アウェイ戦でも、遠藤を後半から投入し、勝負をかけてきた。) 前半のガンバのバランスは悪かったが、90分間を通じては一応帳尻を合わせてきた。 このあたりは示唆に富むのではないだろうか。 (もっとも、優勝やACLを狙うと言う面では不十分だったが。)

他方、東京はチーム事情的に、90分間全力を傾けなければならない状態。 失点しないことが重要であり、特にリードしている場面では、カウンターやセットプレーを与えないために細心の注意が必要だ。

最近、周りでもツイッターのタイムライン上でも評価がうなぎ上りの椋原。 ガンバ戦でも、果敢な攻撃参加を見せ、クロスの質も上がっている。 それ自体は無論良いことなのだが、取捨選択が求められるだろう

ナオがキープしつつ、次の手を打てない状況では、ボールを受けたり、マークを分散させるための攻撃参加は有効であろう。 他方、ナオが相手を抜ききっている場面や、相手のプレスを受けて潰されかけている場面では無理に抜かず、カウンターに備えたり、後ろにパスコースを作ることも大事な役割だろう。 敢えて、攻撃参加を自重する勇気も必要になる。

東京は上向きだが、競い合う相手も同じかそれ以上に上向きだ。 果敢に攻撃しつつ、安い失点を生む可能性のある被カウンターや与セットプレーは何としても避けなければならない。

追伸:

黒ベア当たりました!

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