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2010年12月の6件の記事

2010年12月21日 (火)

チェゼーナ寒すぎ! チェゼーナvsカリアリ 12月18日(土) その3

FC東京の一大転機の最中ですが、チェゼーナvsカリアリの最終回です。 (サッカー以外の旅行記は帰国後に書きます。)

前回、選手紹介について書きましたが、ユートの紹介にスタンドから声援! 他方、監督の紹介の時には全体ではないものの、ところどころ指笛が起き、ザワザワした感じになりました。

19位と降格圏にいて、終盤の失点で勝ち点を失うことが多い、という親近感の湧くシチュエーションのチェゼーナ。 サポの気持ちもよく分かります。

選手がピッチに出てきて軽く練習し、整列して花束贈呈があって、と味スタと同じような光景が繰り広げられ、サッカーって世界中で同じように行われていているんだな、と、観光客が多いビッグクラブの試合よりも、一層そう感じます。

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白が膨張色ということもあるのか、寒くてインナーを着込んでいるのか、いや、植田朝日さんの言うとおり、身体が一回り大きくなった気がします。

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いよいよキックオフと盛り上がったところで、中心部から発炎筒!

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アウェイチームのキックオフ! 長友は右SB、写真の右端です。

試合は、速攻中心(というか遅攻ができない)チェゼーナと、しっかり回す(というか速攻ができない)カリアリという感じ。 チェゼーナはワントップの70番ボグダニに当て、10番ヒメネスと23番ジェッケリーニが拾って縦に突進という形を狙うもなかなか繋がらない。 カリアリはポゼッションで優位に立つも、チェゼーナの守備を崩せない。 無論、そこには5番ユートの貢献もあるが、3番と25番の両CBが頑張っていた。

余談ですが、CB2人は、調べたらアルゼンチン人とスイス人。 人が行き交う土台の厚みのようなものを感じずにはいられません。 今後タイやシンガポール、インドネシアなどでプレーする日本人もますます増えるでしょう。 他方、受け入れる方の国際化は、なかなか難しいですね。 サッカーに限らず、いろんな摩擦を考えると、受け入れるのが良いことなのか、一概には言えませんし。

前半17分。 ヒメネスが右からワンツーとドリブルで相手DFを交わして抜け出し、ゴール! 反対側からでも思いっきりの良さを感じさせる熱いプレーでした!

セリエAの下位ともなれば、決して華麗なボール回しをしている訳ではないものの、ちょっとしたボールの置き方や寄せ方、相手とボールとの間への身体の入れ方、ぶつかる時のファウルにならない身のこなしなど、基本スキルの上手さを感じます。

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バックスタンドの入りはこんな感じ。 もう少し調子がよければもっと入るんでしょうか? それとも、小さい街のクラブだから、これくらいなのか。 バック1F真ん中に日の丸を手にする方々が見えました!

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アウェイゴール裏。 はるばるサルディーニャ島から来たのでしょうか? または長靴在住のカリアリ出身者?

チェゼーナは何度かカウンターで抜け出すチャンスを作るも、追加点を奪えません。 これまで、追いつかれたり逆転されたり、痛い思いをしてきた終盤。 今日も防戦を強いられるチェゼーナ・・・。

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そんな状況に痺れを切らしたか、コーチがゴール裏に向かってもっと応援するよう煽る煽るw
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チェゼーナの応援歌は、イタリア風のガンバのほか、磐田と被るのがあり、我々も分かるところだけ一緒に歌ってました!

そして、1点を守りきって勝利!

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柱に登るサポなどw

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選手のゴール裏挨拶のタイミングが掴めず、写真撮り損ねたw かなり手前で挨拶していました。 ユートも良い笑顔です。

長友は、ここぞと言うときの切れ味鋭い飛び出し、クロスを蹴るにせよ戻すにせよ、混乱を招かないはっきりしたプレーが好印象。

けど、何より守備で、裏を取られたら必死に追い付き、小さくても果敢にハイボールを競り合うガッツと、後手を踏んだら一か八かのギャンブルではなく、ディ レイを意識したり、味方に繋げなくても少しでも大きくクリアしようとするリアリティのあるディフェンスが評価されているんじゃな いかな、と思います。

ツイートしましたし、植田さんも書かれていますが、試合後、ユートコールが沸き起こりました。 選手コールでは多分唯一。 ユート愛されています。

また、試合後、カリアリの8番ダヴィデ・ビオンディーニに盛大な声援が送られていました。 Wikipediaで調べたら、チェゼーナの下部組織出身で、チェゼーナでもセリエC時代にプレーしているみたいですね。 Jで我々がやっていることも同じなんだな、と交流を見ながら嬉しくなりました。

そして、サポどうしも勝って笑顔で声を掛け合ったり握手したり、当然のことなのですが、俺たちと同じだな~と感じました。

最後に、寒さです。 ヤバカッタ。

気温はたぶんマイナス5℃くらいだと思いますが、外気よりも、昼間、チェゼーナ市内を歩き回って靴に染み込んだ水(雪)が冷た~くなっていき、足の指の感覚がなくなるだけでなく、足の裏に何か付いてるんじゃないか、足が靴下とくっついて脱げなくなってしまうんじゃないか、凍傷にならないか? と怖かったです。

ハーフタイムも寒くて意識が朦朧としていきそうで、ゴール裏を歩き回ったり、その場で立ったまま走る真似をしていたのですが、そんな間にもたくさんのイタリア人が我々にユート!と声をかけてくれました。

試合前、入り口でPCを預ける際、荷物に気をつけろと言われたので、用心は必要なのでしょうが、少なくとも我々が、危険な思いや嫌な思いをすることは一度もありませんでした。

帰り、とても出待ちする気は起きず、まっすぐ駅に向けて硬直した身体をドタドタと動かして歩きました。 ちなみに、駅から電車に乗って帰るサポはほかに数組しか見かけず、基本的に地元在住の人ばかりのようです。 (それとも飲んで帰るのか?)

今、イタリア国内を旅行していますが、主な土産物店では、どこでもアズーリ、ユベントス、ACミラン、インテル・ミラノのグッズを売っています。 ビッグ・クラブと比べ、チェゼーナはローカルな存在で、マッチデープログラムに出ている広告も、地元の店や、大手自動車メーカーのロゴが出ていても実は地元資本のディーラーだったり、中小事業者が中心。

長友の活躍や愛され方とともに、世界に注目されるリーグで戦う小クラブサポの地の足に着いた心意気と暖かさを感じた試合でした。

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2010年12月20日 (月)

チェゼーナ寒すぎ! チェゼーナvsカリアリ 12月18日(土) その2

チェゼーナまで長友を観に行った話の続きです。 どこまで書いたんだっけ? そうそう、入場しようとしたら、ちょっとしたマイナートラブルがあった話。

でも、その前に、前回書き損ねたことを二つ。

まず、一つ目はチェゼーナで入ったレストランの話。 チェゼーナの選手のサイン入りユニが飾られていました!

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ただし、長友入団前のもののようでした。 店員は英語が、こちらはイタリア語が出来ないので、詳しいことは聞けませんでしたが、こちらが日本人で、チェゼーナに来た理由はよく分かっているようでしたし、店にサッカーにまつわることがあったのはとても嬉しい。 また、店の人はとても親切でした。

もう一つは、街中のオフィシャルショップでの話。 前回も書いたとおり、品切れが多かったのですが、 「じゃー、スタジアムのゴール裏にあるショップで買える?」 と聞いたら、「今日は閉まっている。」 とのこと。

土曜日の試合当日に閉まっているなんて、どうせ適当なことを言ってるんじゃね? と思って、スタジアムに行ってみたら・・・、そのとおり閉まってました! (スタジアムオフィシャルショップは外から見えます。 ホームゴール裏のチケットで入場しないと買いに行けません。) 結局、マフラーはパチ屋さんで調達しました!

で、ようやく前回の続きです。

白黒マフラーを装着し、気合いを入れていざ、スタジアムに入ろうとしたら・・・。

金属探知機を使用した荷物チェックでNGが出てしまいました! 持っていたノートPCがダメとのこと。 貴重品を身に付けて、あとは鞄ごと預かるから置いていけ、とのこと。

鞄を預けるのは良いのですが、一緒に旅をしているドロンパを入れるものがない・・・。 手に持ったまま試合観戦は無理だし、鞄に入れたまま預けると、ドロンパが入場できない・・・。

一瞬悩んだ結果、ノートPCを裸で預け、ドロンパは鞄に入れて入場することにしました!

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ここでも係員はとても親切でした。 ちなみにカメラの持込み、撮影は無問題。 なんでそんなこと聞く?という感じ。 以前、プレミアリーグでNGと言われたものですから・・・。 あと、ペットボトルはキャップを取ればOK。 おぉ、味スタと同じだ!

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ゴール裏2Fに上る階段の踊り場から。 ピンボケですが、右後方にライトアップされた城壁跡?が。 手前に移動パニーニ屋など。

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やや左にカメラを向ける。 真ん中の黒い人だかりがボンボネーラ。 その他、ピザ屋や、パチ屋さんなど。

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ゴール裏2Fからピッチ全体を望む。 良い感じです。 全体はフクアリをカクカクさせたような感じ。

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ゴール裏2Fは立見席のみ。 2Fに上がる階段の入り口でチケットチェックがありました。 我々の指定席は左端近く。 2Fは左からA~Fブロックに分かれていて、各ブロックごとに縦・横(列・番)の番号が振られています。 床に記載された番号で席(というか立つ位置)が分かる仕組み。

自分と妻の番号が4つくらい離れていたので、ちょっと心配になりましたが、端の方はゆったりしていて、間には誰も来ませんでした。 発券のとき、わざとゆったり確保してくれたのかもしれません。

客は7割以上が男性で、若い人が多いですが、男女二人連れ、おばさん、おじいさんもいました。 特に危険な空気は感じませんでした。

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ゴール裏1Fは日本平アウスタに似ている感じ。 2Fにはないベンチがありました。 また、2Fと異なり、ここに降りる時にチケットチェックはありませんでした。 自由席? 何年か前の天皇杯決勝を思い出させる雪です。

スタグルメは限られていました。 1Fコンコースでビールとホットワインとソフトドリンクとポテトチップを売っているだけ。 その窓口にもボンボネーラと書かれていました。 外の店と関係あるか? また、パニーニという張り紙を見ましたが、現物は確認できず。

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1F最前列でもホットワイン等を売ってました。 (試合中も売ってました。)

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メインはちゃんとした席になっています。 また、最上部にラウンジのようなスペースがあり、飲食ができるようです。

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そのスペースのアップ。 ラウンジというより、なんか部室っぽいような。

選手がアップに出てきました! 無論、我らが長友もいます! ピンボケですが。

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1Fに降りて、至近距離から練習を見る。 ゴール裏メイン寄りにいることが多く、近くてよかったです。

そして、ふと2Fを見上げると、長友のゲーフラが! カッコいい!

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このとき、1Fにいた人が、写真撮りたいからちゃんと綺麗に拡げろ的なことを叫んでくれました。 後でも書きますが、多くの人に親切にしてもらいました。

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長友は近くでアップしていたものの、非常に集中していて、我々も叫んだり、東京の小さいフラッグやドロンパを頭の上に掲げたりしましたが、たぶん、気付いてないと思います。

普通のチェゼーナサポも普通に「ユートー!」とエールを送っているので、我々が声を出しても目立たないということもあります。

また、東京の青赤が、今日の対戦相手のカリアリの色に近く、あまりフラッグ等をおおっぴらに掲げるのは憚れたこともあります。 何人かの人に何?と聞かれ、長友がW杯前まで所属していたFC東京サポだと言うと笑顔になったり、握手を求められたり。 長友は愛されています。

そして、いよいよ選手紹介! スクリーンは、メインとアウェイゴール裏の間の角の低い位置に設置されていました。

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チェゼーナのロゴはタツノオトシゴ!

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GKに続く二番目の紹介! 日本と同じようにサポが手を上げてヘイ!と叫びます。

いよいよキックオフ!

(これから出発なので、すみません。 最終回へ続く。)

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2010年12月19日 (日)

チェゼーナ寒すぎ! チェゼーナvsカリアリ 12月18日(土) その1

遅めの休みでイタリアに来ました! 初イタリア、初セリエAです! 長友は愛されていました!

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ミラノから、ボローニャ経由で、13時頃チェゼーナ着。 小さな駅です。 ミラノ、ボローニャ、途中の車景、どこも銀世界でした。

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雪が冷たい!

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駅から東に15分ほど歩くと見えてきた! スタディオ・ディノ・マヌッツィ!

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ホームゴール裏(メインから見て右側)のチケット売り場でホームゴール裏2Fを購入! 二人で32ユーロ(男性20ユーロ、女性12ユーロ)。 購入時にIDを求められ、チケットに名前が印刷され、入場時に本人か確認のため再びIDが求められます。 旅行者はパスポート必須かな。

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道を挟んで反対側にある「いかにも」な店。 その名も"Bombonera"!

まだキックオフまで4時間以上あるので、駅の南側に広がる町の中心部へ。

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再び雪道wを歩く

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なかなかお洒落な住宅街でした。

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街一番の目抜き通り。 時々、チェゼーナの旗やチェッカーフラッグ(チェザーナカラーはビアンコ・ネロ)を掲げる軽食店などを見かけます。

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12月4日にオープンしたばかりというチェゼーナ・オフィシャルショップが! 長友のブログにも出てましたが、長友の大きな写真も大通り沿いに掲げられていました! 雰囲気的に、街で一番オサレなスポットな感じ・・・

試合の前に腹が減っては・・・ ということで、昼食を食べるところを探すもなかなか見つからない。 ピッツェリアじゃ寂しいし・・・、ということで、なんとか見つけた一軒におそるおそる入る・・・。

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素朴な家庭料理と言う感じでしたが、素材がいいからか、とても美味しい!

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火の通り具合、味付けの塩梅とも絶妙! 大満足でした! ワインにサラダも付けて、余りを持ち帰るほどの量で一人30ユーロ弱は安いのでは?

食事後、先のチェゼーナのショップで買い物。 ただ、品切れが甚だしく、マフラーもない、ホームの長友ユニもない、ということで、アウェイの黒い長友ユニを購入! チームのマーク、タツノオトシゴをフィーチャーしたグッズが多かったですね。

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再びスタジアムに向けて歩き出す。 前に見えるのは、長友も撮影していた城壁跡か?

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光の灯るスタディオ

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ボンボネーラも人でいっぱい! 中では別の試合の中継を。

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パニーニやピザ、パチグッズの出店(トラック)も5、6台並ぶ。

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入り口でマッチデイプログラムを貰い、チケットを見せて入場! ここで小さなハプニングが!

(次回へ続く。)

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2010年12月 5日 (日)

J2なんてららーらーららららーらー 京都vsFC東京 12月4日(土)

まずは、選手、スタッフ、サポの皆さん、一年間お疲れ様でした。 名古屋サポの方、優勝おめでとうございます。 両大阪サポの方、ACL出場おめでとうございます。 柏、甲府、福岡サポの方、昇格おめでとうございます。 来年対戦できないのが本当に残念です。

で、東京・・・。

京都戦の内容を観ても、今年失ってきた勝ち点を数えても、降格は妥当としか言いようがない。

W杯再開後の神戸戦に勝っていればとか、ホーム名古屋戦やアウェイ仙台戦で余計なファウルをしなければとか、巡り会わせ次第で異なる結果になっていたかもしれないけど、現実にそうならなかったのだから、甘んじて受け入れるしかない。

降格決定後、ほとんどブーイングが起きず、悲嘆に暮れるサポーターが少なかったのも、みんな内心そうなることを予期していたからではないか。 内外のリーグの過去の事例を元にシミュレートし、流れを逃し続けたチームには、こういう結果が待ち受けていることも織り込んでいたのだろう。

その原因を慢心などという実態の見えない言葉で覆い隠すべきではない。 (残留できれば、慢心は無かったことになるのか?) あったのは具体的な計算違いであり、また、誰より選手達がそういう事態に対して受け身で、慌てるばかりで力を結集する術を持っていなかったという現実。 (このあたりは今後もっといろいろ書きたい。)

試合前、西京極に到着した選手バスをサポがエールで迎えたが、選手達の表情が強張っていた。 サポに反応したのは北斗くらいだった。 緊張していて、精神的に追い込まれていたのだろう。 だから、試合でも普段なら犯さないミスを犯し、発揮できる力を発揮できない。 試合展開や時間帯、自分達や相手の状況を客観的に見て対応できない。

積もり積もって、試合終了間際の失点に繋がり、結果的に残留のための勝ち点を稼げなかったということ。

昨日は後半早々から放り込み戦術に移行。 慣れない戦術な上に、そもそも平山を除き、高さが極端に足りないチームには全然合ってない試合の運び方だが、とにかく点を取るしかないチームにとっては、これしか出来ることはなかったのだろう。

サポもエンドレスな応援を敢行したが、もしかしたら却ってナイーブな選手達の焦りを助長したかも?、などと考えても仕方ないことを考えてしまったり。 (かと言って、応援しない訳にはいかないし。。。)

あらゆる面で追い込まれていた。

J2に落ちて良いことなんて絶対ない。 収入減や選手の流出だけでなく、チーム力を確実に蝕む。 チーム力は、そのチームが戦う舞台に収斂される。 たとえJ1優勝チームに勝てるチームであっても、その影響は免れられない。

天皇杯で対戦した千葉は大概な内容だった。 三浦俊也や反町流の手堅いサッカーで上がってきたチームは、余程強力なFWでもいない限り、J1で通用しない。 一世を風靡したノブリン柏のショートカウンターはすぐ対策されてしまった。 ネルシーニョ柏だって、若くて将来性抜群だけど、J1でどこまでやれるかは未知数。 セレッソはJ1昇格時に戦力を充実させ、特に守備に関しては別物にしたから、昇格クラブの例が単純には当てはまらないと思う。 J2の延長線上でJ1でも通用しているのは広島くらいだが、それでも守備の安定性の部分でまだ積み上げが必要。

しかして東京。 こうなってしまった以上、後から振り返って、J2に落ちて良かったとは言わないまでも、J2に落ちたことがきっかけで良い方向に変わった、積み上げる土台を作ることが出来たとしなければならない。 が、前途多難。

大熊監督の志向するサッカーがどういうものかは、まだ確実には分からない。 (少なくとも京都戦のような戦いではないと思うが。 ですよね?) シーズン途中で就任した監督は、自分の色を出す時間がない。 去年のネルシーニョもそうだったし、2006年の倉又監督も、当時のサッカーと、今U-18でやっているサッカーは全然違う。

で、来年の東京はどうなるのか。 城福流ムービング・フットボール? それ以外のやり方? やりたいサッカーの画を描いたうえで、それに合った選手を揃えることができるのか? または、チームに残る選手達に合ったサッカーがどういうものかを描き、指導できる指揮官を据えることができるのか?

サッカーの方向性すら描けていないのだとすれば、来年の東京は、ペトロビッチ広島、ネルシーニョ柏と比べても低い位置からのスタートとなる。 セレッソのクルピはJ2・1年目途中で就任したが、そこから順調に強化が進んでも、昇格は翌年だった。 東京もチーム作りのスタートで躓けば、1年での復帰は難しい、というのが現実的な見方だと思う。

他方、昔と違うのは、J2のチーム数が増え、明らかにレベルの落ちるチームもあること。 また、かつてとは異なり、試合数が減って体力勝負の要素が減ったこと。 東京の戦力は、草刈場になったとしても、並みのJ2チームからは羨まれる戦力だし、残る選手達のチームに寄せる気持ちも厚いと思う。 それを活かして、まとまりのある戦いを見たい。

これからも辛いことがいっぱいあるだろうけど、前向きに、と自分に言い聞かせる。 幸い、あらゆるシチュエーションを楽しめるのが東京サポの強み。 ますますその強みを発揮するぞ!

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2010年12月 4日 (土)

〜心をひとつに〜

〜心をひとつに〜
昨日参加した決起集会には、これから夜行バスに乗り込む人、翌朝新幹線や飛行機で京都に向かう人、東京で吉報を待つ人、不安と希望で気持ちが溢れそうな人、冷静な人、様々でしたが、皆、心をひとつに集まりました!

今、京都に着いている人、電車、飛行機、クルマ、輪行などで京都に向かっている人、都城に向かっている人、東京で留守を守る人、違う土地で見守る人、様々でしょうが、皆、心をひとつにいるはずです。

この濃密な1日を、心をひとつに戦い抜こうぜ!

勝つよ!

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2010年12月 2日 (木)

ポストW杯の主役! FC東京vs山形 11月27日(土)

優勝争いが早々に決着し、ある意味ポストW杯の主役になった東京。

勝っていれば事実上残留が決定し、そんな立場を返上できた山形戦は、残念ながら終了間際の失点で引き分け。 命運は最終節の戦いに託されることに。

事前の予想とは異なり、平山と大黒のツートップが先発。 梶山がボランチに戻ったが、前線でのキープ、ポゼッションという意味ではマイナスだったと思う。 平山はキープ力があるのかないのかよく分からない。 前を向いて自分の間合いでボールを持つと、器用にするするっと抜け出したりするものの、相手に懐に入られたり、混戦になると、ほぼ確実にボールを失う。

試合は双方とも点が取れる予感のしないまま試合が進む。 ナオの負傷により、リカが早めに入ったけど、基本的に攻撃はサイドからが中心で、ワンパターン。

だが、前俊投入により、良くも悪くも試合が動き出した。 一旦、内に切れ込んでからのフィードで、相手ディフェンスが下がり、手前の平山の動けるスペースが開いた。 (運動量の低下で、双方間延びしたこともあるが。)

そして、平山がゴール前の切り替えしからシュートを放ち、相手に当たって僅かにコースがずれ、ゴールが決まる!

名古屋戦での前俊投入は、少しでもポゼッションを上げたいということだったのだ思う。 それに対し、山形戦での意図は、試合を動かしたいということだったのだろう。 その意味では一定、意図どおりの展開になったのだが、問題はその後。

名古屋なら守りきるしかない、ということになっただろうが、相手が山形だと、どこまで徹底できるか。 無論、残留がかかっているのだから、徹底するつもりだっただろうし、現に泣くほどやっていたのだが、結果的に出来なかった。

権田のロングフィードが左に飛び、平山とリカが競ったがキープできず、山形は右から左に素早く展開し、最後はクロスに田代が合わせて失点。 東京はプレスの焦点を絞れず、ずるずるとサイドの突破を許してしまった。

多くの東京サポと同様、重松や大竹を見たい。 そんな中、敢えて彼らを使わなかったことを慮ると、重松のプレスは魅力である一方、キープするのは難しく、またプレスがファウルを取られてしまう可能性が高かったこと。 現に仙台戦はファウルを与え、FKから失点している。 また、大竹は常にボールを動かすので、試合の展開を落としたい時には向かないことだろうか。

東京の命運がかかった試合。 東京に思い入れがあり、東京のために頑張れる選手は誰か。 そもそも、圧倒的な能力差があるなら別だが、東京U-18出身者は世代でも最高の選手達。 (新しく入った選手達が悪いのではなく、彼らもサポがユルネバに込める思いなどを学習する期間だろう。)

最終戦。 気持ちで勝とう!

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