ポストW杯の主役! FC東京vs山形 11月27日(土)
優勝争いが早々に決着し、ある意味ポストW杯の主役になった東京。
勝っていれば事実上残留が決定し、そんな立場を返上できた山形戦は、残念ながら終了間際の失点で引き分け。 命運は最終節の戦いに託されることに。
事前の予想とは異なり、平山と大黒のツートップが先発。 梶山がボランチに戻ったが、前線でのキープ、ポゼッションという意味ではマイナスだったと思う。 平山はキープ力があるのかないのかよく分からない。 前を向いて自分の間合いでボールを持つと、器用にするするっと抜け出したりするものの、相手に懐に入られたり、混戦になると、ほぼ確実にボールを失う。
試合は双方とも点が取れる予感のしないまま試合が進む。 ナオの負傷により、リカが早めに入ったけど、基本的に攻撃はサイドからが中心で、ワンパターン。
だが、前俊投入により、良くも悪くも試合が動き出した。 一旦、内に切れ込んでからのフィードで、相手ディフェンスが下がり、手前の平山の動けるスペースが開いた。 (運動量の低下で、双方間延びしたこともあるが。)
そして、平山がゴール前の切り替えしからシュートを放ち、相手に当たって僅かにコースがずれ、ゴールが決まる!
名古屋戦での前俊投入は、少しでもポゼッションを上げたいということだったのだ思う。 それに対し、山形戦での意図は、試合を動かしたいということだったのだろう。 その意味では一定、意図どおりの展開になったのだが、問題はその後。
名古屋なら守りきるしかない、ということになっただろうが、相手が山形だと、どこまで徹底できるか。 無論、残留がかかっているのだから、徹底するつもりだっただろうし、現に泣くほどやっていたのだが、結果的に出来なかった。
権田のロングフィードが左に飛び、平山とリカが競ったがキープできず、山形は右から左に素早く展開し、最後はクロスに田代が合わせて失点。 東京はプレスの焦点を絞れず、ずるずるとサイドの突破を許してしまった。
多くの東京サポと同様、重松や大竹を見たい。 そんな中、敢えて彼らを使わなかったことを慮ると、重松のプレスは魅力である一方、キープするのは難しく、またプレスがファウルを取られてしまう可能性が高かったこと。 現に仙台戦はファウルを与え、FKから失点している。 また、大竹は常にボールを動かすので、試合の展開を落としたい時には向かないことだろうか。
東京の命運がかかった試合。 東京に思い入れがあり、東京のために頑張れる選手は誰か。 そもそも、圧倒的な能力差があるなら別だが、東京U-18出身者は世代でも最高の選手達。 (新しく入った選手達が悪いのではなく、彼らもサポがユルネバに込める思いなどを学習する期間だろう。)
最終戦。 気持ちで勝とう!
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