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2011年4月の2件の記事

2011年4月28日 (木)

演繹法と帰納法 千葉vsFC東京 4月24日(日)

この試合、先制を許す前後で2つに分けて考えたいと思う。

まず、先制を許すまでの内容をどう見るか。 オーロイ対策はほぼできていた。 ミリガンのロングスローは、まぁ、どうにかしたかったが、仕方ない。

むしろ、比較的優位に試合を進めながら、先制できなかったということ。 まだ、意図どおりのサッカーができていないということだろう。

中断期間中、3月31日に小平での練習を見学した。 (その模様はこちらの15時以降のツイートをご覧ください。)

城福さんの練習は、選手を解き放ち、潜在能力を最大限発揮させるための訓練だった。 それは、試合中、同じシチュエーションは二度となく、あらゆる場面で最適の解は異なり、選手は都度それを判断しなければならない、という思想に基づくものだった。 いわば、演繹法的練習であった。

それに対し、小平で見たものは、ちょうぬ君のレポートでも書かれているとおり、具体的なシチュエーションやテーマを想定した、ディテールにこだわった反復練習だった。 これは、なかなか力を発揮できなかった昨年の反省を踏まえ、プレーの成功率を高めることを狙ったものだろう。 いわば、帰納法的練習。

それを実戦で発揮できるか・成功するかは、確証はないが、継続することで成功率が逓増することは確実だろう。 ただ、それが10%から20%に上がるのか、それとも10.1%にとどまるのかは分からないが。

次に、先制を許した後。 もはや内容以前の問題として、選手達の混乱ぶりは見るも無残だった。 味方のスローインでもポジショニングがぐちゃぐちゃでまともに継続できない。 カウンターのチャンスでもまともにチャンスにならない。 このあたりは完全に選手達の責任だが、ベンチワークも、今野がトップに張るなど、不可解な面も多かった。 挙句、2点目、3点目を失う。 (そして自分は千葉サポを一人大人げなくリムってしまった。 すみません。 今度再フォローします。)

梶山がトップ下というのは、練習試合でキープ力を発揮し、機能していた流れであろう。 また、米本の怪我の後、羽生がそのままのポジションに入ったが、J1時代よりもポゼッションで優位に立つため、2ボランチのうちの一方が前に上がる機会が格段に増え、羽生がボランチでも2列目でもあまり関係なくなったということがあるだろう。 ただ、そういった経緯・理由があったにせよ、両者のポジションは逆の方がよかったな、と思ってしまう。

さて、高松に関しては、甲府との練習試合で見せた経験豊富なプレーには唸った。 自分でキープする力は確かに平山には及ばないものの、早めに味方を使い、打開する。 一人ではタメは作れないが、味方を使いながら、3人目の動きを引き出すことができる。 (その3人目がちゃんと反応していれば、だが。) サイドに流れて、相手に囲まれてもうまく味方に繋いでしまう。 いろんな場面やパターンに応じて、必ずしもベストではなくとも、よりベターなプレーが出来るのは、帰納法的サッカーとの親和性が高いと思う。

最後に米本の怪我。 あまりのことに言葉がない。 とにかく辛いだろうが、ただただ彼のキャリア全体から見て、今の状況は初期の苦難だったと振り返えれるようになって欲しい。

鶴×∞

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2011年4月23日 (土)

先週はユースの試合を観てきましたので、雑感を!

多方面で既報のとおり、高円宮杯U-18サッカーリーグ2011 プレミアリーグ 第2節 FC東京U-18にとっての初戦は3-1での勝利!

大会形式の変更があったものの、諸事情により情報収集や推考できず、自分なりのプレミア・リーグ"観"のようなものを形成するには到っていない、というか今後もほぼ難しい状況だけど、見たまま、感じたままを書いていきたいと思います。

で、思ったことは、このリーグは、好事家の枠を超えて大きな存在になるポテンシャルがあるんじゃないか、と言うこと。

高校選手権のようにメジャー・レーベルにはならないまでも、ユースサポでない普通のサッカー好きの日常の話題になったりするくらいの。 その点、次の東京ダービーの前座に組まれるというのもひとつ大きなことだと思う。

ユースの試合にも大勢来るようになり、5、6年前は自分もそういう風に思われていた一員だったのだが、そんな自分から見ても、最近は本当に大勢来るようになった。 他方、以前は来ていたのに今は足を運んでいない人もいる。 そんな方々も、面白いですので、是非また一緒に見ましょう。

以下、簡単で恐縮ですが試合の感想です。

前半は、守備ではプレスに苦労し、攻撃では2トップと2列目以下の距離が遠く、攻撃に厚みを加えられなかったけど、左サイド7番岩木君のドリブル突破で対抗。

岩木君のドリブルは、フェイントやコースを変えるときにスピードが落ちないので、相手守備が飛び込めず、抜かれてしまう。 ちょっと香川みたいで小気味良い。

そんな展開で、浦和の繋ぎに対し、いかに焦れないかが鍵だったが、前半終了間際の時間帯に、プレスが後手を踏み、トップにボールが入ったところで5番小林くんが被ってしまい、相手をドンと倒してしまい、PK。 決められて0-1。

後半、代表帰りの15番野沢君を投入し、前半は3列目にいた9番冷岡君を前に上げた。 聞いたところによると、冷岡君は本職FWということで、前半はいかにもやりづらそうだったけど、これでいきいきした。

そして、まず岩木君の左サイドドリブル突破からの折り返しを野沢君が決めて同点。 このシーン、直前の笛がどちらのファウルだったのか、レッズ守備は混乱して後手を踏んでしまった。

さらに、岩木君と18番岩田君のワンツーから岩木君がグサッと決めて逆転。

その後も試合を優位に進め、相手GKの退場もあり、結局3-1で勝利!

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