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2011年9月の5件の記事

2011年9月28日 (水)

試合の流れを生み出せ! FC東京vs横浜FC 9月25日(日)

CKから幸先良く先制し、その後、押し込むものの追加点がなかなか取れない。 1失点で凌ぐ相手は切り札・フランサを投入し、揺さぶり始める。。。 相手の狙いどおりの展開? 正直、嫌な感覚を覚えた。

けど、その先の展開は嬉しい誤算だった。 相手のギアチェンジを見計らったようにナオを投入。 そのナオが「大人」だった。 いや、大人だったのはナオだけではなかった。

前がかりになった相手に対し、相手の戻りを待つのではなく、素早いカウンターを仕掛ける。 つい、数試合前まで、危険な横パスを狙われ(奪われ)続けた梶山が、このシーンでは相手のプレッシャーをルーレットで華麗にかわすと、前に運んで確実にキープし、さらに一気に前線へロングパス。 走り込んだナオは、悪いときは一人で無理に打開しようとするけれど、このシーンではタメを作ると中でフリーの羽生にパス。 羽生は一瞬左に視線を送り、対面のDFの意識をそちらに向けると、次は逆に右にステップし、シュートコースを作り、ミドルを蹴り入れた。

さらに、畳み掛けるように、横・横・縦・縦と相手を揺さぶり、羽生のパス・アンド・ゴー、梶山の楔パス、ルーカスのポストから、最後はパス・アンド・ゴーから走り込んでいた羽生が再び決めた。

愛媛戦の後も、状況に応じた試合運びが出来ればいいな、という趣旨のことを書いたけど、この試合では、J's GOALのレポートで馬場さんも書いていたとおり、選手どうしが話し合い、ここは守りきるとか、ここは相手に攻めさせてカウンターとか、試合展開を読んで掴むだけでなく、ベンチも含め、試合の流れを作り出せていた。

もちろん、いつも思い通りに行くわけではないけれども、コントロールしようとする意思が、集中力の向上、状況に合ったプレーにつながり、様々な場面に対応できる判断力を生んでいくんだと思う。

試合運びという意味で、今シーズンここまでではベストゲームだったと思う。

最後に、椋原の左足クロスが急激に向上していた笑った。 あと、徳永のバーに当てたシュート、惜しかったなぁ。 この日の午前中、2番ユニを来て運転免許を更新しました♪

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2011年9月24日 (土)

2連続大勝の見立て 愛媛vsFC東京 9月17日(土)

非常に近しい身内に不幸があり、愛媛行きは急遽キャンセル。 試合前日・当日の通夜・告別式の喪主を無事終え、滑り込んだ吉祥寺ハブで前半途中からTV観戦。

愛媛のメッシが森重と今野を振り切ってシュートしたシーンはJAGSで見たけど、今野が言ったとおり、確かにあれが決まっていればわからなかったかもしれない。 けど、こちらの調子が良くても・悪くても、個の力での打開されることは常に気を付けなければならない訳で、無失点だったことは評価できる。

アウェイ栃木戦の後、いかに相手の東京対策に対応していくのか、ここから先が監督の腕の見せどころと書いた。 アウェイ富山戦では修正できなかったけど、ホーム栃木戦以降、早めに前やサイドに入れることで、ルーカスの上手や組み立てる力を活かすとともに、中盤でのリスクを減らすことに成功している。 ホーム栃木戦では、そこからチャンスに繋げることに苦労し、京都戦でも前半途中までうまく回らなかったけど、京都が途中から相手にスペースを与えることもあり、うまく回るようになってきた。

端的には、月曜のエルゴラで馬場さんが書いていたとおり、それまで横パスを狙われ、掻っ攫われ続けた梶山が、難しいプレーばかりでなく、パス(前・横・後ろ)やキープの判断を調整し、よりリスクをコントロールする方向でプレーしている。 ルーカスと他の選手の距離感も改善している。 SBの上がるタイミング、攻撃参加する時の状況(相手マークを受けながらではなく、フリーになるタイミングでの攻撃参加)も良い。

状況に応じて早めに縦やサイドに入れる試合運びは、結果的にポゼッションを多少犠牲にする面があるし、支配という意味では強さを感じられない場面もあるけど、カウンターを食らうことも減り、昇格を見据えた安定感と言う意味では向上している。

さらに、早めに入れる場面、とにかく繋ぐ場面、それぞれ状況に応じて使い分けられていることは成長であり、今後のことを考えても悪くない流れだと思う。

この試合では上里を使えたのもよかった。 (札幌時代のチームメイト、石井謙伍に決められた駒沢での愛媛戦でも見たかった。)

東京が個の力で上回っているのは確か。 けど、それだけでは勝てないこともまた事実。 そういう意味で、今の東京は決して個の力で勝っているのではなく、連携・集中力・雰囲気などの面でも、チーム状態は悪くないと思う。 アウェイ草津戦などではチームの内情に相当不安を感じたが、今は選手たちが充実しているように見えるのが良い。 無論、個別にはチーム内競争で焦りを感じている選手もいるだろうけど。

ただ、相手もまた対策をかけてくるだろう。 サイドに追い込んで潰すとか、後方を埋めるとか。 その時には、また中を使うとか、選手自身がピッチ上で打開できれば、本当に強いのだが。

愛媛は2005年の天皇杯で行ったきり。 その時の印象が良く、今年のアウェイでもかなり楽しみにしていたけど、父の病状が悪化するにつれ、一週間前にキャンセル

役割を務め、たとえTVでも勝利を見届けることができてよかった。

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2011年9月14日 (水)

クラブ史上最多得点勝利! FC東京vs京都 9月10日(土)

シーズン前、三浦俊也が甲府の監督になると聞いて、自分の周りの人は皆ほぼ例外なくうまくいかないと言った。 三浦俊也が監督としてどうこう以前に、チームのスタイルと監督の持ち味とか違いすぎた。 案の定、チームは推進力を欠き、守備も強化されず、みうみうは解任の憂き目に。

甲府と正反対の意味で、美濃部~加藤久~秋田の4年間を、所謂アンチフットボール的に闘った京都にとって、大木武は劇薬過ぎたとしても不思議ではない。 若手を中心に据えてゼロから再構築中。 早くも一定のスタイルは見せつつあるものの、強さ・弱点ともに目立ち、安定した戦いぶりからは程遠い。 GM祖母井氏のもと、長期的ビジョンを打ち立て、それに沿って進めているのだろうけれども。

序盤はそんな京都ペース。 プレスからの素早い前への展開で、東京ゴールを狙い続け、先制にも成功。

東京と対戦するチームは大概ボランチの横パスに狙いを定め、ブロックを築いて守る。 ただ、京都はいかにも中途半端だった。 プレスは20分で途切れ、中盤が間延びし、梶山が自由を謳歌。 中盤以降3-1-3で構築するブロックも強固とは言いがたく、東京の選手がサイドから侵入を繰り返す。

特に、左SB椋原は得点シーンの前から勢いのある上がりを見せていた。 特にオーバーラップを開始するタイミングが早く、2列目を追い越す地点も低かった←ここ重要。

高い位置にいる味方を追い越すのも悪くはない。 ただ、角度もスペースもなく、展開の余地・選択肢が限られる。 相手DFも揃っていて、クロスに対応してくる。 長い距離を走った後で、フィジカル的にも厳しい。 要は、押し込んでいるように見えて、意外と対応が難しい。

それに対し、得点シーンでは、椋原は草民を早くもハーフライン付近で追い越し、草民から正確なスルーパスを引き出したときには、もう相手の最終ラインに飛び出していた。 まだスペースがあるので、ドリブルコースを修正し、シュートコースを作ることもできた。

得点が更なる自信に繋がったか、2点目を果敢に狙い、守備でも安定。 特に、ギリギリのところを怒涛の加速で相手の横パスを掻っ攫うシーンがあった。 そういう判断って、気持ちが後ろ向きだったり慎重だとなかなかできないと思う。 やっぱり、メンタルって重要。

全体として京都の中盤のプレスが緩く、梶山もキープ力を発揮。 相手を引き寄せ、タメを作り、久々に試合を作っていた。 1点目などはそれが奏功したシーン。

草民も、仕掛けのアイディア・効果が上がっている。 ルーカスの2点目などは無題のない素晴らしいアイディアと動き。 (まるでガンバ時代のよう!?)

他方、今後対戦するチームは、京都より割り切って守り、なかなか弱点を見せず、6点も取れることは、そうないだろう。 それでも、調子を戻しつつある石川や初得点の坂田も含め、多彩な攻撃陣がそれぞれ色を発揮し、お互いのよさを引き出して掛け合っていけば、結果はおのずと着いてくると思うのだが。

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2011年9月11日 (日)

全クラブから勝利ならず FC東京vs栃木 9月4日(日)

アウェイのようなホームゲーム。 せっかく北関東(ではなく、限りなく北関東に近い会場)だったのに栃木サポは少なかった。 東京サポも。。。

今野不在、キープレイヤーの不調などで、正面からぶつかったら普通に力負けするかも? と試合前は思ったけど、始まってみると、栃木は変な色気など見せず、過剰な格下意識なのか、慎重・引き気味に戦い、東京も東京でそんな相手を崩せず、0-0のドロー。 J全チームから勝つという目標は達成できず。 仕方ない。 来年一緒に昇格しよう。

勝てないのでネガティブになるが、富山戦よりはだいぶ良かった。

ルーカスはポストとしてより機能していた。 東京は気持ち早めにボールを入れ、背中に相手がべったり着いた状態で受けるよりも自由にボールを捌けていた。

徳永はCBで必死だったのか、ミスもあったけど、相手FWを抑えることに関して言えば、J2では余裕で十分以上の働き。

秀人も落ち着きを取り戻し、富山戦よりずっと良かった。 ウズベキスタン戦観戦中のつぶやきを見ても、秀人はかなりの理論派。 手前に生まれそうなスペースを事前に察知する意識や、こぼれ球への予測能力が高く、だからポジショニングが良い。

ナオもだんだん試合勘が戻ってきたようで、味方を生かすシーンが増え、富山戦よりずっと良かった。

けど、決定機の回数は負けたアウェイ栃木戦よりも少なかった。 早めに入れるのはいいのだが、タイミングが早いだけで、裏や逆を突くまでには到っていないから、結局相手も落ち着いてさえいれば対応できてしまう。

相手に深く食い込んだ状態からだと、そこからフリーの味方へのパスコースは限られてしまい、展開が限定される。 味方が突っ込んできても、相手の厚いところの外から狙う形になってしまう。

渋滞の中ではなかなかシュートを撃つ体勢に入れず、撃っても相手や味方に当立ってしまうので、そこでいかに抜き切るか、無理ならやり直すとか、逆に早めに打って、イレギュラーやリバウンドを狙うとか、状況に応じた展開を狙えればよいのだが。

スタジアムには屋台がたくさん。 普段、スタ飯が貧弱だと散々言われて、制約のない熊谷で東京スタッフが張り切ったのか、これはこれで楽しかったです←。

次節は京都。 若いスリートップの活きの良さが凄いのだが、きれいに崩しても最後のシュートをミスしたり、非常に詰めが甘い。 奔放に繋いだり、ドリブルしたりするけど、とてもリスキーなサッカー。 点の取り合いか、うまくいけば東京の大勝になる気がする。←卑怯な後だしジャンケン。

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2011年9月 3日 (土)

難しい対応 富山vsFC東京 8月28日(日)

良い試合ができなかった原因として、まず、FWのタイプの違いをチームとして消化しきれていないことがある。 けど、それ以上に両ボランチの絶不調さが大きいと思う。

秀人は栃木戦の失点が尾を引いているのか、自信なさげに置きにいくパスを狙われていた。 また、時間差で攻めあがっていく回数も減っていた。

梶山はボールが収まらず、パスが味方と合わず、不調時でも維持していた運動量も少なかった。 2列目の昔のウィンガータイプじゃない、出すことよりもむしろ前線で貰うことを意識しているということもあるんだろうけど、最近はすっかり展開のレンジが狭く、ロングパスが見られなくなった。

その分、ロングボールは今野や森重から出るのだが、今野の精度は物凄く上がっているものの、繋ぐことを優先し、回数が少なく、裏を取れるチャンスに素早く出ることも稀だ。 森重のは(一般的なイメージと異なり)確率が非常に低い。

ボランチがそんな状況だと、全体に連鎖する。 両SBが思い切って勝負を仕掛けるシーンが減り、バックパスか、ゆっくり上がった挙句、相手に囲まれてボールを失うことが増える。 羽生や草民も、相手に詰めるときにも後ろの味方のポジションを気にしていて、プレスに迫力が生まれない。 相手はプレッシャーフリーでよいパス出し、後ろも苦しくなる。 そんなことが積み重なってペースを掴めない。

やはり、セザーからルーカスに変わったことによる戦い方の違いが影響しているし、ナオも、まったくチームにも試合にも入ってこれていない。 (正直、今の状態で出すのは・・・。)

ルーカスは(平山と同じで)、ハイボールを競り合わせるよりも、前を向いてボールを持った方が怖い。 むしろ、(小さいけど)坂田の方がポスト役として上手くボールを収めていて、ポジションを入れ替えてマイボールにするのも上手い。 前・坂田、後・ルーカスとすれば、ちょっとガンバっぽくなるかも?

難しいのは、セザーが間もなく帰ってくるときに、どこまで修正するのか、または修正しないのか。 昇格争いの佳境を迎えるのに、試行錯誤するのは、正直厳しい。

何より、海外移籍を封印したと報道された梶山の調子が悪いままでは、多彩に揃えた前線の駒も本来の威力を発揮できない。 森重を前に上げるという手も、今野が代表の状況では打てない。 上里などをどう組み込んでいくのか。。。

監督やスタッフとしてもどう手を打てば良いのかが難しい、なかなか苦しい状況だと思うけど、マインドを前向きに設定できれば、また自力で勢いをつけられると思うのだが。

富山はこの時以来2回目。 路面電車で移動しやすいコンパクトシティでなかなか楽しかったです。

そして、翌日通り抜けた立山アルペンルートの景観は素晴らしかった!

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