カウンター東京! 神戸vsFC東京 3月24日(土) (TV観戦)
ポゼッションを貫くのも、相手に攻撃の機会を与えないという意味でリスク・マネジメントであれば、最小限のタッチと人数で素早くゴールを陥れるカウンターも、リスク・マネジメント。 しかし、一番のリスク・マネジメントは、複数のリスク・マネジメントを状況に応じて、使い分けられること。
神戸の出足の前に、したいサッカーがなかなかできなかったけど、そんな試合でもカウンターチャンスは必ず生まれる。 その時に、きっちり速く攻め切れることの大事さを示した試合だった。
去年の東京は、J2ということで、ある程度意図的だったかもしれないけど、カウンターチャンスでも、すぐに相手を突くより、繋ぎ尽くす戦い方だった。
今年のキャンプでは、ワンタッチ、ツータッチでの繋ぎを求められた。 短い準備期間でやりたいサッカーを選手に刷り込むには、そういうやり方が有効だったのだろう。
また、城福以来のパスサッカーの下地があったので、スムーズに移行できたのも間違いない。 (2006年は、前年までとのギャップが大き過ぎた。)
さらに、補強も含め、いろいろな要素や意図が相まって、今のところうまく行っている東京。 けど、疲労や怪我人に苦しむ時期も来るはず。 次節はアーリアが出停、そして梶山もどうか分からない。 どの選手が新たに起用されたり、ベンチ入するのか。 残留、そして上位進出に向けて楽しみ。
先制点は、逆サイドを見ていたルーカスの正確なセンタリングや、角度のないところをピンポイントでゴールに入れたナオは凄かった。 また、梶山のルーカスへのボールも絶妙だった。 ナオから受けたボールを、早く入れすぎたら、ルーカスのセンタリングに角度が付いてGKに取られたか、ゴールラインを割っていただろう。 横に出したら、相手DFに当たってしまっていただろう。 持ち直していたら、相手DFに詰められていただろう。 絶妙のタメで、ルーカスが蹴りやすいところに出した。
しかし、TV観戦は本当にドキドキする。 遠征が減る見込みの今年、少しは慣れるだろうか。
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