いろんな意味で淡々と・・・ FC東京vs広島 3月31日(土)
苦手広島にまた負けてしまった。 (そう言えば、大宮、神戸は相性いいし、名古屋も悪くないな。)
広島は、監督が変わって、狙いがさらに明確になったというか、寿人というストロングポイントを研ぎ澄ませ、前面に押し出していた。 試合中も、それをいつどのように見せるのか、ある意味淡々と狙っていて、それ以外は守備に徹していた。 そして、ダイアゴナルな動きや、攻撃の厚さ・多彩さは意外なほど薄くなっていた。 点を取るために無駄な装飾は不要とばかりに、綺麗さっぱり切り捨てたかのように・・・。 結局、これしかやられようのない形を抑えきれなかったのが残念。
梶山、アーリアが不在で、草民がボランチで先発90分出場。 足技など、J1相手でも通用することはこの試合も証明したけど、具体的にチャンスに繋がるプレーという面で、確実性を上げつつ、もっと自分の色も出せたんじゃないかな、と思う。 草民の凄いところは、スペースがあってもなくても関係なく同じようにプレーできることだから、もっと相手のプレッシャーを受ける高い位置に顔を出す回数が多くてよかったし、禁断のドリブルも見せても良かったと思う。
秀人も悪くなかった。 ただ、欲を言えば、もっと確実性に比重を置いたプレーで良かったと思う。 まだまだ若いけど、先発11人を見渡して、また、草民とコンビを組んだボランチとして、秀人に求められたのは、ミスをしないことであり、敢えて言えば、周りが引き立つよう、自分を殺してでもある意味淡々とプレーすることだった気がする。 もはや、個々のプレーの善し悪しや成功・通用したかどうかに一喜一憂する段階を過ぎ、主力として、結果で評価される立場になったということ。 これは凄いことであり、厳しいことでもあると思うけど、自覚してやって欲しいと思う。
全体として、ポポもいろいろ工夫や打開をしようとしていたんだと思う。 ただ、メンバー構成の違いなどもあってか、それがあまりピッチに反映されず、見ている側にもあまり伝わらず、ある意味淡々と90分間過ぎてしまった。 ワンタッチ・ツータッチサッカーにも、もっと改善の余地がたくさんあることは承知している。 これはこれでもっと突き詰めていく必要があるとは思う。 ただ、結果を求めるという面では、場面や状況によってはキープすることも含め、打開が求められているのかもしれない。
平山も帰ってきた。 次はもっと長く。 北京で輝け。
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