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2014年4月22日 (火)

リアリズムと自立 FC東京vsC大阪 2014年4月20日(土)

相手として対戦してみると、ポポのサッカーってこんな感じだったよな、と思う。

フォルラン、柿谷のツートップに、南野、健勇という二列目という、机上の強力メンバーを並べ、理想の形を目指す。 「最大物量」を最大限長い時間使うというのは、算術的には正しい考え方ではあるので、一概には否定は出来ない。 ただ、それが手詰まりとなると、切るカードがなく、打開の術を無くしてしまい、空回りを続けることになってしまう。 何より、先発メンバー以外をスポイルしてしまう。 内容の割に勝ち点が積み上がらない。 東京でもよく見られたこと。

セレッソは良いサッカーはしていたけど、こちらが我慢強くミスをしなければ凌ぎ切れると思えるような、怖さがあまりないサッカーだった。 そして、時間の経過と共ににトーンダウンし、交代は遅かった。 東京でもよく見られたこと。

それに対し、東京は粘り強いサッカーが出来ていたと思う。 それは、流れを無視しがちなポポビッチサッカーとは対照的な試合に臨む姿勢という意味もあるけど、それ以上に、中盤3人の慣れ、バランスの向上が大きいと思う。 ヨネ、東のプレスのかけ方、SBなどとの相手の挟み方が向上していた。 秀人が狙い澄ましてボールを奪い、その勢いのまま相手中盤の裏を突くシーンが何度か見られた。 エルゴラによると、マッシモが率いたセリエAの映像やトリプルボランチの成功例ミランのガットゥーゾやセードルフのなどを研究したらしい。 クラシコの大敗後、「もっと海外国内リーグ問わず試合見て感覚養え!なんて冗談みたいな対策しか思いつかん。」と、半ばやけっぱちでつぶやいたけど、実際にやって、成果を挙げているのは嬉しい。 このポジションは羽生もナビスコでいいプレーをしているし、タマもいるから、切磋琢磨しているのが感じられる。

先制シーンはこうすけの切れ味も、平山の相手DFの背後から顔を出す動きも決定的だった。 必然の1点。 さらに、よっちの粘り強いキープ、タマを経由して、飛び出した秀人の判断もヒールパスも痺れた。 受けたよっちも相手に寄せられつつ、ギリギリまで我慢して冷静にGKの股を抜いた。 縦に速い強烈な1点。

今の東京にとって、ポポからマッシモへの交代に現れているリアリズムへの転換は望ましいこと。 ただ、忘れてはいけないのは、さらにその底に流れる「自立」というテーマ。 仮に監督が誰であれ、実際にピッチで試合をするのは選手であり、自立は追及し続けるべきテーマだと思う。 4万人入った試合で勝てたのは、一皮むけたと考えたいし、選手たちも浮かれてないようなのはよい。 サポも、マッシモの繰り出す戦術に過度に期待して一喜一憂するより、適度な距離感で楽しむのがいいじゃないかなと思う。

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