カテゴリー「ACL」の20件の記事

2012年4月 8日 (日)

真のアウェイ ACL 北京国安vsFC東京 4月4日(水) (TV観戦)

天皇杯チャンピオンとして臨む試合であり、アジアチャンピオン・クラブワールドカップへの道であり、一チームとしての真剣勝負であり、国を代表する戦いでもある。 それも単なる二国間ではない、日本と中国という二国の、しかも首都のクラブどうしの試合。

そして、これほどアウェイを感じさせる試合は、世界でも稀なんじゃないかなと思う。 プレミアでもUCLでも、ビッグクラブのビッグゲームになるほど観光客やセレブ観戦者が多いし。 南米とかならあるかな。

とにもかくにも、そんな大きな試合だったけど、新年度早々ということもあり、あいにく現地観戦はかなわず、TV観戦。

序盤、北京ペースが落ち着いたかな?と思ったところで、いきなり加賀の負傷。 交錯プレーによるものではなかったけど、厳しい試合を予感させる。

そして、秀人のPK献上。 相手のシミュレーションだったけど、手を伸ばしてしまった以上、言い訳はできない。 0-1。 秀人は、広島戦に引き続きややフワフワしていたな。

その後も、トップに収まって振り向きざまのシュートを許すなど、北京ペースで試合が続く。 東京も、らしいパス回しを時々見せるものの、決定機はなかなか作れなかった。

けど、前半終了間際、右サイドの混戦の中を繋いだあと、ナオがスペースの空いた中に切れ込み、走り込んだアーリアがダイレクトで決めて同点! いい時間帯だったし、慌てずしぶとく点を取れたのは去年の成果の証しだと思う。

イメージ通りそれなりに荒かった北京国安。 あからさまに脛を蹴ったり、足裏を見せたり、アフターで来るシーンもあった。 (特に6番はいやらしかったな。) ただし、荒いだけでない正当な厳しさもあって、終盤の押されている時間帯など、1対1、セカンドへの寄せなど、後手を踏んでいた。 いずれにせよ、乗り越えなければならない壁。

収穫は、蔚山も分けて得失点差でグループ1位を確保したこと、ヒョンスの目処が十分立ったこと。 そして、何より、こういう大きな国際試合に参加したことそのもの。

チームの歴史は新たな段階に達した。

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2012年3月21日 (水)

実戦は最良の訓練 ACL FC東京vs蔚山現代 3月20日(祝)

ブログのカテゴリーに「ACL, FC東京」を並べる。 世界の舞台での真剣勝負を実感できる喜び。 レベルや規模の違いはあったとしても、世界一への挑戦権を得られるという意味ではUEFAチャンピオンズリーグと同等の戦い。 その場に東京がいる。 サポ冥利に尽きる。 (なお、ブリスベン行ってました。 記事アップしておらず、すみません。m(_ _)m 神戸戦の前にはなんとか・・・。)

相手はKリーグでも好調の蔚山現代。 先週末は、名古屋がACLで2-2の引き分けだった城南一和を3-0で一蹴している。 Kリーグ勢と言えば、幾多のJ強豪が全勢力を傾けて戦い、それでも苦杯を飲まされてきたことの多かった相手。 昨日も、一対一での対応、プレス、動き直しの質など、さすがな戦いぶりだった。 (特にイ・グノはさすが。) そんな相手と2-2で引き分けられたのは自信を持っていいし、誇れることだと思う。

けど、目指す高みに限りはない。 失点シーン、いい形を作りかけながら決定機までに至らなかったシーン。 反省材料はいくつでもある。

失点シーンはいずれも裏に抜け出されてしまった。 名古屋戦で玉田に抜け出されてやられた1点目も似ている。
蔚山は、前半から時々裏を狙っていたけど、後半長身の9番をマラニョンと交代してからその傾向が強まった。 それに対し、どう対応するのか。

出し手へのプレッシャー、オフサイド・トラップ(ラインコントロール)の意思疎通、落下点への入り方、裏のケア、GKが飛び出して処理すべきかどうか。 それらを瞬時に判断し、対応しなければならない。 2点目なんかは、打たれてしまったら防ぎきれないから、マラニョンに持たれる前に、または後ろからフィードが出る前にどうにかできなかったか。

大宮戦後、「去年までと今年。 同じポゼッション・パスサッカー志向とは言え、縦への速さという点では対照的と言ってもいい。 どちらが良いということではなく、今の方が、相手が薄い・準備が整っていないところを突く分、決定機は増えるだろう。 他方、失敗の可能性も増え、ラインの高さもあいまって、逆襲を食らう場面も増えるだろう。 今後、その特徴がより出てくると思う。」 と書いたけど、今のところ、良くも悪くも予測通りとなっている。

ポポに名指しで指摘されたモリゲだが、試合終盤(失点シーン)のラインコントロールミスが目立つが、個人的に問題だと思っているのが、去年からたびたび書いているけど、20-30mくらいの中距離パス(フィード)の質。 足元は抜群だし、ショートパスもFKもいい。 長距離なサイドチェンジなどもほれぼれするものを見せる。 けど、パスの的(まと)となるスペースがあまり広くない時の成功率は必ずしも高くなく、相手に渡してしまい、逆襲の起点となってしまうことも少なくない。 周りのフリーになる動きや、スペースに入るタイミング等の質もあるけど、より確実なパスの選択や、周りの活かし方の改善が必要だろう。

米本はまだ試合慣れしていない感じでミスもあったけど、それでも相手への寄せや食いつきなどに片鱗を見せた。 また、ヨネが入ることで、2列目だけでなく、ボランチでもローテーションが成り立つ。 今後が楽しみ。

得点シーンは、徳永の思いっきりも、崩しの繋ぎ・梶山のシュートも素晴らしかった。

その梶山は好調を維持。 梶山の前目での起用というのは、かつて博実も、城福さんもトライし、けど、必ずしもうまくいかず、定着には至らなかった。 ここに来てうまくはまっているのは、無論、梶山自身の頑張りや工夫もあるだろうけど、全体のテンポアップと関係があると思う。 つまり、早めに前にボールが渡るので、相手が寄せる前にボールを保持でき、相手選手との距離感やプレッシャーなどが、かつてボランチでプレーしていた頃と似ているのではないだろうか。 高い位置での崩しのディテールがますます大事になる中、そこの部分を梶山が担えるのは、チームにとってとても意味のあることだと思うし、梶山自身にとっても、単に上手いだけでない危険な選手になるため、代表を視野に入れるため、そして海外を見据えて、とても大事なこと。

ということで勝ちきれなかったけど、アジアで公式戦を闘う経験自体がかけがえのない貴重なもの。 加えて、課題の洗い出しも出来た。 一朝一夕にはいかないだろうけど、認識を持つだけでもかなりの前進。 それらの課題を前向きに修正し、そして悔しさを新たなモチベーションに繋げて、次は必ず勝つ!

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2010年5月13日 (木)

ACL敗退に感じる日本サッカーの先行き

いや、何か分析的なことを書けている訳じゃないですが。

ACL、J全チーム敗退に結構ショックを受けています。 まぁ、相手に上手く試合を運ばれた面もあるけど。。。

つい3年前、こんなことを書いた。

ACLで特に目立つKリーグ・チームのラフプレーは、彼らが意識的にか、無意識のうちにか感じている焦りの現れかもしれないと思った。

大挙して海を渡ってくるサポの数とその熱意、ワシントンやポンテのような選手に満足度の高い職場を提供できること、背景とする経済力、地元クラブを 愛することができるサッカー文化の成熟度・・・。

そういう観点で、JリーグがKリーグよりも浸透していることは、これまでも薄々とは見えていたが、ようやく今年から日本がACLに本腰を入れること になり、いよいよ明白になり始めた。

けど、Jが、いや日本サッカーが足踏みを続けているうちに、相手は前に進んでいたようだ。

もちろん、ガンバは西野サッカーがピークを超えた端境期、川崎も関塚退任・憲豪、ジュニーニョの怪我、直近では最も充実している清水、名古屋、浦和の不参加等といった状況が不利に働いた面もあるが。

ポスコは、トップをはじめ一人ひとりが相手を背負いながらもボールを収めて、ポストとして機能。 早めにトップに当てて、前を向いて視野を確保した味方に確実に繋いでいた。 動き過ぎず、数的優位を作ることもなく、ハエがたかるようなサッカーは全然していなかったけど、攻撃がきちんと成立していた。 人数をかけて冒険する必要が無いから、守備も安定。 最後まで集中力を維持し、綻びを見せなかった。

要は一人ひとりが強かったと言えばそれまでな訳だが、同時に、実利的な強さというものについて考えさせられてしまった。 まぁ、個の力が足りないから組織や運動量でカバーするという、何度も繰り返してきて、誰もが百も承知のことなものの。

とは言え、東京にしろ、代表にしろ、消化が難しいことや体力的に大変なことをやろうとして、それに見合った効果を出しにくいというか、リターンに対するリスクが大きい。 なんとなく、重箱の隅をつつくサッカーになってしまっているような感覚がある。 ガラパゴス・サッカーというか。

ただ、代表であれ、ACLであれ、成果を出せないと、国内でのサッカー自体のマイナー化が進んでしまう。 それこそ日本自体がガラパゴスになってしまう。 (アメリカでサッカーはマイナーだが、文字通りマイナー層や移民層だけを切り出しても、広大なマーケットが存在している。)

ヨーロッパリーグ決勝の両チームの胸スポも韓国企業というのも、ささくれた胸に突き刺さった。 ウォン安の恩恵が大きいとは言え、戦略的だからな。

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2009年6月24日 (水)

ソウルサポとの遭遇&東京Vvs湘南 6月24日(水)

ソウルサポとの遭遇&東京Vvs湘南 6月24日(水)

ソウルサポとの遭遇&東京Vvs湘南 6月24日(水)

昼休み、オフィス街を歩く2人組。札幌でもミランでもないけど、見覚えのある赤黒姿。FCソウルだ。

ウチとは3年前からホーム&アウェイでPSMを開催する間柄。去年と3年前はソウルに遠征。忘れるはずもないユニ。

青赤日程カードを見せながら話しかけると、あちらもすぐにこちらを認識。

写真をパチリ。こういう交流は何気に嬉しい。

夜は国立へ!久々にJ2。

阿部ちゃんの同点ゴール!豪快なオーバーヘッドは空振りも、大いに沸く。

首位の勢いで逆転か?と思ったら大黒に一瞬の隙を突かれた。

最後、ジャーンと土肥がリスタートを巡り応酬。東京サポとしては感慨深い。

ACLは、鹿島、ガンバは残念。昼間会ったソウルサポ喜んでいるんだろうなぁ。俺らもそういう経験したいなぁ…。

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2009年3月12日 (木)

二日連続でACL! TV観戦 3月11日(水)

昨日もTV観戦。 川崎は等々力だったのね。 行けばよかったかな。 いや、行って、勝利を喜ぶ川崎サポを見たら悔しくて応援する気が失せるから、TVで良かったかな。

まぁ、TVでは鹿島戦を中心に見ていたので、その川崎戦についてはさして語れることはないのだが。 力強さは相変わらずなのだが、それを感じる時間は短かった気がする。 トンマージはピンポイントの動きと潰しはそれなりに面白かったな。

鹿島は相変わらずの内弁慶ぶりを発揮。 けど、普通に水原が強かったと思う。 縦への速さだけでなく、トップスピードにおけるコントロールの質、何より速さへの意志・迷いの無さが感じられた。

月曜から、日経の夕刊に去年水原に在籍した安英学(アン・ヨンハッ)のインタビューが載っていた。 水原のチャ・ボングン監督は何よりスピードを重視し、ヨンハッもスピード不足から出場機会を得られなかった、ということだが、それも頷ける水原の試合運びだった。

つくづく鹿島はアジアと縁がない。 と思ったら、第1回A3の優勝が鹿島だったのを思い出した。 あの国立は寒かったなぁ。 サッカー観戦で一番寒かった試合。

で、そのA3は実質的に終了。 それとは別にパン・パシフィック杯が出来たが、過去の記事を見ていたら、「A3をやめてパン・パシフィックとでも銘打った大会」を作ってはどうか、と書いていた。 予想は滅多に当たらないが、この予想は当たった。

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2009年3月11日 (水)

今年もACL! TV観戦 3月10日(火)

ACLも開幕。 明大前でTV観戦。

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ガンバは危なげなく、名古屋も逆転で緒戦を突破。

ガンバはこぼれ球を拾ってのミドルレンジのシュート、名古屋はセットプレーからヘッドと、同じ得点パターンが続いていた。

どちらも伸び伸びプレーして、実力を発揮していた印象。 悪戦苦闘で岡田が協会に苦言を呈していた頃や、ガンバがKリーグクラブに大敗していた頃は、そんなに昔のことではないのだが、隔世の感がある。

仮に東京が出場できたらどれだけやれたか。

まぁ、そんな想像よりも、Jで勝つことが大事なのだが。 ピクシーも、北京戦の前にヤマガタ戦があると言った。

そして、仮に出場できたとして、どれくらい会社休んで行けるかなぁ>アウェイ。

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2008年11月13日 (木)

おめでとうガンバ! 日曜は味スタ行ってました。

ACLは第一戦に引き続き大崎のフットニクで見た。 結構な数のガンバサポが盛り上がってた。 ガンバ、ルーカス、中澤、加地、おめでとう! そして、土曜日は勝ち点3をありがとう!

冗談はさておき、きちんとしたサッカーをきちんと遂行すれば、日本はアジアをほぼ勝ち抜けるレベルにあるということだと思う。 ガンバはきちんとボールを回せるベースがあるから、外国人ストライカーを中東に奪われ続けても強さを保ってきた。 (まぁ、国内から補充しているわけだが。) それに対して、クラブと単純比較はできないとは言え、代表の現状は歯がゆい。

それにしても、去年は浦和が悲壮感を漂わせながら劇的にもぎ取ったタイトルを、ガンバはいともたやすく淡々と手にしたように見えてしまう。 初戦で3点差を付けたこともあるけど、テレビ朝日の演出の差による錯覚もあるだろう。

そして、東京。 ACL出場が現実的な目標を超え、成し遂げるべきミッションとなった今、サポも高い意識を持って応援しなくては、と自分に言い聞かせる。

Ajisuta00

去る日曜日は味スタにヴェルディvs神戸を見に行ってしまった。

各方面で既報のとおり、神戸の完勝というか、ヴェルディが何も出来ずに負けた。

キックオフ当初は大黒が相手DFを追い掛け回していたけど、それが何に結びつくわけでもなく。 (大黒はどんな気持ちでガンバのACL優勝を見たのやら。) もう一人のFW平本を前半途中で引っ込め、船越を投入して放り込みを始めるが、さしたる効果もあげられない。 (シーズン序盤は船越の方が平山より良いプレーをしていたように見えたのだが、これも目の錯覚だろう!?)

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最近のヴェルディの試合を見れてなかったけど、ディエゴに根幹を委ねているうちに、すっかり劣化していたようだ。 どれだけディエゴ依存症だったのかは分からないが、その依存度はフッキモルヒネの比較ではなかった模様。 大野が復帰するまでこのままか?

他方、連勝で波に乗る神戸。 先週も松本山雅相手に容赦ないサッカーをして、「手加減されなくて、却って良かった」 とすっきりした表情で話す山雅サポが印象的だった。

今週のサッカーマガジンのベストプレーヤー50人にも入っていた(原博実もプッシュ)右SB石櫃はいい選手ですね。 大きくて、身体能力を活かして伸び伸びプレーしている。 高い位地から落ちてくるロングクロスはなかなか怖い武器だ。

前線で動きながらボールを出し入れできる吉田孝行のFW起用もヒット(まぁ、元々FWだったが)。 彼が動いているうちに大久保やレアンドロやボッティ、石櫃なんかが上がってきて、厚みのある攻撃を引き出す。 そして、自ら先制点をゲット。 ベテランの良い味。

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そして途中出場の規郎。 左ウィングバックというかサイドハーフでの起用。 と言っても、割と中に絞りがち。 2点目を決めたシュートもほぼゴール正面、やや左よりから決めたもの。 さすがの威力で土肥も反応しきれず。

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神戸とは開幕戦ホームで対戦して3-3。 今年の手ごたえを感じた試合だった。 再来週の対戦が楽しみだ! 今度は勝つぞ!

それにしても、

今、この位置で戦えることを幸福に思う。 (一ヶ月前なら、ここまでで終わっていたが、今はさらに・・・) そして、是が非でもリーグ戦3連勝して、優勝とACL出場は運を天に任せる。 天皇杯も勝ち進んで、元日を国立で東京と共に迎える!

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2008年11月 9日 (日)

アジアの頂点へ歩を進めるのは G大阪vsFC東京 11月8日(土)

お好み焼き、ねぎ焼き、たこ焼き、きつねうどん・・・。 粉物だらけの大阪遠征。 体重増えてるよ!?

帰京して、某店でU-19の日韓戦(悔しい)を見ていると、大阪から五月雨式に戻って来る人達皆それぞれ粉物を楽しんだみたいだった。 そして、ACLに繋がる勝ち点3を・・・。

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万博にはフードコートのようなものが出来ていた。

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青黒のボードを掲げていた。

支配率31%という数字に表れているとおり、ドキドキ感満点の試合だった。 序盤からガンバのパスがスムーズに回り、何度も播戸に裏に抜け出される。 けど、1対1で正面から放たれるシュートを弾き飛ばし続ける塩田。

こちらの方も書いているとおり「・・・ポジショニングか、・・・間合いか、・・・オーラか」。 常日頃、サッカーを見ていて決定機ってなんなんだろうと思う。

たとえば、ディフェンス・ラインの裏に抜け出したとしても、ゴール正面から左右にずれていると、シュートコースの角度がないので、もう一度中の選手に合わせるか、自分でドリブルで中に切れ込むしかない。 けど、相手DFも必死に戻ってくるし、スペースは狭いし、自分自身も縦に抜けてきた勢いが残っていて、十分な態勢ではない。 そこから身体のバランスを立て直しつつボールをキープし、戻ってきた相手を交わし、手の使えるGKにも注意しつつ、正確なシュートかパスを出すのはとても難しい。

また、裏に抜け出した先がGKの正面だと、案外シュートコースは狭く、GKの正面に蹴って弾き出されることも多い。 逆にGKのリーチの外に蹴ると、今度は枠も外してしまいがち。 脇や股を抜いたりするのは、かなりの余裕と技術がなければ難しい。 鹿島戦での大竹のゴールは、達也のヒールパスがやや深く入り、曽ヶ端から見ると大竹自身の身体でボールがブラインドになったのが幸いした。 もちろん、そんな状況でも正確なシュートを放った大竹の冷静さと技術が何よりも光るのだが。

ゴール前に上げたセンタリングに中の選手がギリギリ届かず、惜しい!と感じるシーンがある。 けど、センタリングを上げた選手はマークや態勢の制約によって、そこにしか上げられなかったのかもしれず、他方、中で合わせる選手もマークやオフサイドラインによって、それ以上ボールには近づけなかったのかもしれない。 センタリングが速すぎて中の選手が追いつけなかったのなら、逆に遅いボールを蹴っていれば良かったのか?となるけど、今度はGKが追いついて、キャッチされてしいたかもしれない。 そういう場合、惜しい!と感じたそのシーンは、そもそもチャンスですらなかったのかもしれない。

空間と間合いとタイミングの不思議・・・。

話が脱線した。 とにかく、塩田が素晴らしかった。 そして、チームを救った。

先制点は石川のクロスにファー側でカボレが合わせたもの。 東京に戻ってきてからビデオを見たら、カボレの身体がビヨーンと伸びて、ワンピースのルフィーかよ!と思ってしまった。 押されていた東京が先制。 そして、1-0リードで前半終了。

けど、2005年去年など、万博では前半リードしていたのに大黒や播戸やマグノにやられて、逆転負けを食らったことがある。

だから、後半播戸が下がったのには正直ホッとした。 典型的には寿人だが、サイドや後方で一旦マークを外してから飛び込んできたり、死角からゴールに近づいてきたり、ゾーンを切り裂くように斜めに走ってくる選手は怖い。 東京も苦手にしている印象がある。

確かに播戸は前半の決定機に決められなかったが、下手な鉄砲式にどんどん打たれるのが何よりも怖い。 そのうち的に命中したり、的を外したのに、どこかに跳ね返った挙句、偶発的に的に当たることがあるから。 ルーコンはいい選手だし、ロニーにもスピードがあるが、一番怖いのは播戸である。

アデレード戦でも活躍した佐々木は、ちょこまか動いて相手のペースを乱したり、サイドを大きくえぐって相手ディフェンスにギャップを生むことができる選手だが、自分でゴールする選手じゃないし、パスやドリブルに特別なものを持っている選手でもない。 アデレードには効いたかもしれないが、ちょこまかした選手がいっぱいいるJ相手にそこまで効くとは思わなかった。

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器用に一輪車に乗るガンバボーイ

で、後半開始早々、ナオの追加点! 相手ゴール前でのスローインに中で平山が絡んで、ボールがファーに流れたところをナオが追いついて、振り返ってシュート! ホーム川崎戦での赤嶺のゴールをちょっと思い出した。 前半終了間際に、左サイドのカボレから右サイドのナオに向けて放たれた相手DFとGKの間を通す超絶の巻パスに合わせたシュートを上に外してしまったナオ。 けど、ここではキッチリと決めた!

さらに、右サイド徳永からのボールをゴールを背に受けた平山が背負った相手DF(明神・・・)をうまく押さえ、振り返ってゴール!

これまで、サイドを突破しても、その後のアイディアが出てこないというか、逡巡した挙句、チャンスを失うことが多かった徳永だが、この時は極めてシンプルに平山に渡し、平山が仕事をした。 逆から言えば、それまで前線で身体を張ってボールに競り、相手ディフェンスを追いかけていた平山にチャンスが巡ってきて、きちんと決めたということ。 両者にとって示唆に富むゴールだったのではないだろうか?

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蹴ったらずれてしまった看板を自ら直す平山。 2年前の弁償が応えたか。 ちなみに、2年前に瑞穂で破壊したのは隣の三井住友海上の看板である。

終盤はガンバにボールを支配されたものの、アウェイ川崎戦同様、守備ブロックを決定的に崩されることはほとんどなかったと思う。 ルーコンに1点返されたが、3-1で勝った!

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悪いなりに粘れるようになったところに成長を感じる。 けど、相手の波状攻撃を受け続けると、いくら粘り強く守っていても事故的な失点を食らう可能性があるし、選手も疲れるだろう。 昨日の終盤のガンバは決して一方的にボールを支配されるような相手ではなかった。 むしろ、脆弱なのに高く上げていた最終ラインの裏を狙うとか、やり方が あったと思う。 これからは、粘るだけでなく、相手の勢いを削ぐ、いなしていくようになって欲しい。 

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長友や今野がボールを味方に繋げようとして、却って相手に渡してしまったり、塩田のキックが直接ラインを割り、相手の攻撃を継続さ せてしまうシーンがあった。 ボールを繋いで、自分達のプレーを続けつつ、他方、深追いして却ってリスクが大きくなることは避ける。 繋ぐにしても、足元や楔だけでなく、味方を裏に走らせ、受ける側もパスを引き出す動きをする。 キープとクリアの使い分けや、手前のスペースと裏のスペースの使い分け。 いかに試合をコントロールするのか。

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東京にはまだまだ伸びる余地がある。 清水戦での混乱ぶりや大分戦での力を出せずに終わった敗戦も、こういう終盤の神経戦に慣れるための授業料だと思えば、良い経験だったのではないか? わずか1ヶ月前とは言え、あの頃は今よりも若かったのだ。

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アジアの頂点を目指しているのはガンバだけではない。 東京もその資格を有しつつあると思う。

今日に限って千葉、新潟、頑張れ! (ウチとの試合では負けて。) そして、ボクはJユース杯横浜FCvsFC東京や、柏vs浦和、JFLなども考えたけど、旅行続きによる疲労を考え、ヴェルディvs神戸をアウェイ側で高見の見物と参ります。

残りリーグ戦3試合と天皇杯。 全勝狙おう!

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2008年3月12日 (水)

サテライト FC東京vs浦和 3月9日(日)

遅くなりましたが、日曜のサテライト浦和戦@夢の島について。 (その後、練習試合で国士舘大に破れてしまったらしいが。)

正直、詳細はあまり覚えていないのだが、試合を観ながら携帯に打ち込んだメモに元に書いてみます。

Yumenoshima00

並びはこんな感じだったかな。

__赤嶺_祐介___
_信男___大竹__
__浅利_栗澤___
浄_吉本_青野_小山
____荻_____

 

Yumenoshima01

キックオフ。

前日途中出場した選手も惜しみなく投入した東京に対し、浦和は梅崎、岡野、内館、細貝など名の知れた選手こそいるものの、完全にBチーム。

Yumenoshima02

チームとして規律を身に付けつつある東京の若手に対し、個人技頼みの浦和。

Yumenoshima10_umesaki

CKを蹴る梅崎

正直、東京が快勝すると思ったが、度重なるチャンスに決めきれず、接戦になってしまった。

 

Yumenoshima12

ハーフタイムを終えて、ピッチに戻る選手達。

後半は、前半以上に東京ペースで、ほとんどハーフコートマッチ。

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祐介ともつれ合うように肩から落下し、治療を受ける浦和の選手。 細貝だったかな?

Yumenoshima13_ck

大竹のCK。

Yumenoshima20

大竹に代えて池上投入。 その前には荻→廣永、祐介→森村の交代があった。

森村や池上でさえサテライトで控え。。。

__信男_赤嶺___
_森村___池上__
__浅利_栗澤___
浄_吉本_青野_小山
____廣永____

こんな感じだったかな。

Yumenoshima23_morimura

CKを蹴る森村。

森村が久々に良かった。 柔らかいボール扱いから、丁寧にパスを繰り出す。 かと思えば、巧みにコースを選びながら緩急溢れるドリブルで突破を図る。

特に、正面(ゴールライン方向)を向いた状態から蹴る、巻き込むような森村独特のクロスはいいですね。

Yumenoshima22_kenji

呼ばれる健児。

Yumenoshima24_nobuo_kenji

信男に代わって健児投入。

信男といえば、ドリブル突破を図る岡野を信男が止めにかかるシーン、ベテラン俊足選手どうしのつばぜり合いは迫力満点だった。

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指示を受ける健太。

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栗に代わって健太投入。

___森村_赤嶺___
__健児___池上__
____浄_浅利___
健太_吉本_青野_小山
_____廣永____

浄、浅利のベテランで組むボランチはなかなか味のあるプレーぶり。

健児もボールを持ちすぎず、小気味良い繋ぎを見せていた。

90分出場した小山は、低い位置で持ちすぎてリスキーな場面はあったけど、積極果敢なプレーぶり。 終盤のゴール前でのドリブルでは拍手喝采を浴びていた。

健太なんかも、岡野が相手でもまったく物怖じせず、落ち着いて対応。 そりゃ、年代別代表経験しているし、ユースの最後の大会で優勝しているし、頼もしいというか、今までの東京の選手とはその辺の感覚がちょっと違いそう。

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1-0で勝利! トップで浦和に勝つのは久しぶりだなぁ。

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両チーム、お疲れさま! (特に、吉本のクリアを顔面に食らった岡野。)

P.S.

ACLガンバ対チョンブリ見ましたが、ルーカスは本当にラストプレーでゴール決めましたね。 苦しいけど、いい経験しているな。

それにしても、バレー、ルーカス、山崎、佐々木、山口、藤ケ谷と、他クラブから来た選手でうまく構成していると改めて感じる。 ヤットもフリューゲルス→京都だし、播戸も出戻りだけど、一応他所にいたし。。。

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2007年11月16日 (金)

祝!全然嬉しくない勝利 ACL 浦和vsセパハン 11月14日(水)(TV観戦)

全北戦や城南戦まで遡らずとも、つい一週間前、アウェイのセパハン戦ではかなり本気で浦和を応援していて、ポンテのゴールの瞬間にはガッツポーズまでしたのだが、昨日は白けきった気持ちで観戦。

浦和が勝ったほうが良いと頭では考えているものの、気分は全然高揚しない。 むしろ、セパハンが点取った方が面白いなんて思っていた。 偉そうなことを言っておきながら、いざ、他チームが栄冠に近づくと、東京サポとしての本性を抑えきれなくなる。

試合自体は、浦和が危なげなく勝った印象。

セパハンは個々人としてもチームとしてもキープ力が高いし、ボールを運ぶのも上手い。 浦和は一見押され気味だったけど、浦和の守備の厚さを割り引いても、セパハンはゴール前のアイディアに乏しい。 もっと現実的で実効性のある攻撃をすると思ったのだが。 考えてみたら、川崎とも210分戦って無得点だった。

相手のクリアミスからフリーで豪快に蹴り込んだ永井の先取点。 セットプレー崩れから繋いで最後は阿部がきっちり押し込んだ2点目。 どちらもまったく面白みのないゴールだけど、いかにも浦和の確実さ・堅実さ・強さが現れていた。

埼スタのスタンドはもちろん、テレ朝の中継も、エルゴラもマガもダイも、すべてが、当然なのだが、浦和の浦和による浦和のための試合という感じ。 かつて「罰ゲーム」と呼ばれた頃のACLからは様変わりした光景が広がる。

そんなものを見せつけられても、他サポとしては愉快なはずもなく、試合自体も見所のない、浦和のほぼ完勝だったので、後半早々から早く終われ~、と思いながら見ていた。

けど、試合が終わっても、テレ朝もNHKも「日本初」、「日本初」、と嘘を垂れ流して、引き続き頭に来る。 確かに現在のACLになってからは初めてだが、アジアクラブ選手権、磐田がアウェイ10万人の一発勝負で勝ったことはなかったことになっているのか? それとも、日本人の「初」という言葉への弱さに便乗して、知らない一般人を騙す演出しているのか。 テレビ局のレベルの低さには呆れるばかり。

そんなこんながあり、望んでいた浦和(というかJクラブ)の勝利だったのだが、気分は沈むばかり。

けど、仮に負けていた場合のことを想像すると、「日本のサッカーはまだまだ」とか、「甘い」とか、Jリーグの悪口ばかりをTVや新聞で見せられたり、聞かされていたんだろうから、それはそれでストレスだっただろう。

それに、ヨーロッパとかから見た場合でも、CWCにアジア代表として日本のクラブが出ることのインパクトはあると思う。 国と国とが競い合う舞台では、やっぱり勝たないことには。

あぁ、終わってスッとした。 もう無理しなくて済むから。 浦和はお役御免。 もう勝たなくていいよ。 でも、どうせ次も勝つんだろうけど。

おめでとう。

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