カテゴリー「FC東京2005」の74件の記事

2005年12月30日 (金)

Arrivals and Departures

年を越す前に、移籍動向をまとめておきます。

まず、チームから公式発表があった分(時系列)。

Comings

Goings

続いて、チームから公式発表があった以外。

  • 仙台からレンタルで来ていたGK森田耕一郎の名前が移籍リスト
  • ルーカスも退団、と準機関紙・トーチューの報道
  • 加地もガンバ行きの意志を固めたらしい、とトーチューの報道(12/23付紙面)
  • セリエA・レッチェから今野の身分照会が来たらしい、とトーチューの報道 さらにサンスポの報道
  • 来る方では、アモローゾはサンパウロとの交渉次第らしい
  • そのアモローゾがサンパウロ残留の公算が強く、クルゼイロのアレキサンドロにオファーを出したらしい

番外

  • ダニーロについては音沙汰ない。。。(レンタル中だよね?)

1/3近くが移籍!?

シーズン終了時メンバー38人のうち、最大11人、30%近くが移籍する、または移籍の可能性がある。 常時チームに帯同してないと思われる特別指定の赤嶺、池上、阿部伸行や2種登録の吉本、権田の5人を抜くと、33人中最大1/3が移籍するかもしれない。 そして監督も交代。 果たして、どうなるか。。。

ルーカス

日産スタジアムで頭を打ったときはどうなるかと思ったけど、笑顔で帰国できてよかった。 (お別れでなければもっと良かったけど。) Good luck! ご家族ともどもお大事に!

今回の帰国、本人の希望なのか、チームが戦力外にしたのか、分かりづらい。 後者だったとしてもフロントの判断を尊重するから、はっきりさせるべきでしょう。

健一

地元に戻る。 去年長崎を、今年は島原を巡り、V・ファーレンの試合を見た感触では、チーム(と言うか小嶺監督)への地元サポートは厚いと感じた。 V・ファーレンのJFL、そしてJ2昇格に向け、その立役者になれ!

komine00 長崎のアーケードに掛かる巨大な広告

Socioデーで握手できてよかった。

祐介

神戸で勝負。 広島の茂木を獲得するなど、今オフ、神戸はまるで心を入れ替えたかのように堅実な補強を重ねている。 自ら希望したレンタルのようだけど、ダメだったら戻るところは無いという危機感を持ってやって欲しい。 

尾亦

祐介がレンタルなのに対し、文字どおり戻るところがない立場に自らを追い込んだ尾亦。 その意気や、よし。 ユベントス戦やバイエルン・ミュンヘン戦で、感じるところがあったのだろう。 湘南の左サイド・村山も良かったけど、クロスでは負けない。

小林

鳥栖はいい流れを作っても持続できないことが多い。 そんな時、小林なら、博実も言ってた相手の意表をつくパスで流れを引き戻せるのではないか。 夢の島キングの祐介に多くのアシストを供給していたのは小林だったから。 断じて栃木弁の通訳だけではない。

迫井

J1、J2両方の経験あるし、博実も誉めていたサッカーと向き合う姿勢は、きっと報われるはず。 応援しているぞ! 戸田なんかさみしいだろうなぁ。。。

森田

ビバパラでの憂太との掛け合い(お風呂屋さんネタ)には笑いました。 都立の星、頑張れ!

鈴木健児

一番驚いた。 サッカーだけでなく、いろんな意味で人生をもっと豊かなものとする大きなチャンス。 先入観を持たず、なんでも吸収する意欲を持って行って欲しいな。 来年、シンガポール旅行に行くぞ! オーチャード通り、ナイト・サファリ、マー・ライオン・・・

中村亮

噂によると甲府入りが決定だとか。 だとすれば素晴らしい。 甲府の左サイド山本は右の杉山ほど攻撃的ではないので、突破力を磨いてアピールすれば活躍の場が広がるはず。 厳しい勝負だろうけど、負けるな!

元東京の選手達

小峯喜名、増田、浮気(居た時はまだ見てなかったけど)にもがんばって欲しい。 松本は湘南移籍決定おめでとう!

移籍する選手もFC東京に残る選手も、来年が良い年となるように。。。 Good Luck!

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2005年12月28日 (水)

末っ子よ!お兄さんたちの無念を晴らせ!

高円宮杯第17回全日本ユース(U-15)サッカー選手権大会でFC東京U-15深川が決勝進出。 やった!

カスーラ(末っ子)って、たまに味スタのメインのゴル裏寄り上段で集団応援してるよね。 フライイング気味で♪眠らない街を歌っちゃったり。

決勝の相手は浦和だって? しかも天皇杯準決勝・大宮vs浦和の前座試合! まんまアウェイじゃんかよ。。。

あぁ~、見に行って応援したい! けど、仕事納めは30日。。。

バナー、http://www.aoaka.net/よりいただきました。

がんばれ! FC東京U-15深川!

P.S.

母校が惜しかった。 これも見に行って応援したかった。。。

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2005年12月22日 (木)

ガーロに期待すること

FC東京3代目監督にブラジル人の青年監督アレッシャンドレ タデウ ガーロが就任することが正式に発表された

ネットの情報を総合すると、現役時代はボランチで、在籍した全てのクラブでキャプテンだったらしい。 指導者としても、紆余曲折を経ながらも、エリートコースを歩んでいる模様。

若いということで経験不足が懸念されるけど、監督という職業は経験と同じくらい適性もモノを言うと思うから、これまでの実績に鑑みれば、あまり心配はいらないのではないか。 たぶん。。。

で、ガーロに具体的に望むことなんだけど、攻撃パターンをもっと充実させるよう期待します。 以下、観念的な表現になるけど、ご容赦を。

思うに、博実は能力の70%しか発揮できなかった選手に90%なり100%の力を出させることができる監督だった(例えば、ユータ、梶山)。 また、100という能力値を120や150に伸ばすことができる監督だった(例えば、加地、茂庭)。 つまり、戦力を整備してチーム力を引き上げることができる監督だった。 もっと言えば、求心力があって、個々の選手が博実のために能力以上の頑張りを見せる、そういう監督だったと思う。

けど、実際に試合が始まると、攻撃パターンが限られていて、出場選手の能力の合計値を超えた戦いをほとんど出来ていなかったように感じる。 意外性や相手の意表をつく一ひねりを欠くから、セットプレーや相手のミスから、あるいは懸命の頑張りやほとんど偶然の産物のようなスーパープレーからしか点が入らなかった。

「シンプルにやって勝てればそれが一番いい」(原博実@JSPORTS)のはそのとおりだけど、シンプルにやるだけでは戦力が拮抗している相手を凌駕することはできない。 東京の戦い方が相手に知られてしまってからは特にそう。 その結果、個々の選手の恒常的な(=メリハリを欠く)頑張り(特にディフェンス陣やルーカス、ユータ)に依存した、紙一重の勝負が続いてしまった。 また、控えの選手が出ると、その分だけ比例してチーム全体の戦闘力も低下してしまった。

対して、オシムやシャムスカなんかは、特定の局面やパターンにおいて100の能力値しかない選手に150の仕事をさせる約束事を用意していた。 失敗も多いけど、成功したときには一気に決定的なチャンスを作っていた。 ガンバやセレッソやフロンターレなんかも、前3人+αの選手が一つの生き物のような有機的な動きを見せ、たくさんのチャンスを生み出していた。

だから、ガーロに期待するのは、相手を崩す意識と方法論の確立。 例えば、相手のDFを釣り出して、その空いたスペースに誰かが走りこんで・・・みたいな、俺のような素人にも見ていて分かる約束事をいっぱい作ること。 これまでの蓄積を基盤としつつ、大いに「新しい風」を吹かせて欲しい。 (長々書いたけど、要は博実が育てた選手達を活かして、さらに戦術を整備してね、ってこと。)

紙一重の戦いをスーパーシュートで劇的に勝ち取るのもいいけど、相手を決定的に崩し、ゴールにやさしくパスをするようなシュートももっと見たい。 ウチのディフェンスは堅いから、攻撃が効率的になればもっと勝ち点を拾えると思う。

あと、もう一つガーロに望むとすれば、出来れば東京サポに愛される監督になること。 まぁ、この点では前任者が偉大過ぎて、ガーロに多くを望むのはかわいそうだけどね。

余談

今から思えば、11月27日のサテライト横浜戦を見に来てた外国人がいたんだけど、この人だったんだな。 体格のいい外国人が数人いて、フォルクスワーゲン・トゥアレグで登場していた。 その時はマグロンかな? と思ったんだけど、顔が全然違うや。 

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2005年12月18日 (日)

Wish You were Here

喪失感を埋めるには、無理に紛らわすよりも、とことん浸ってしまった方がいいのかもしれない。

と言うことで、昨晩のBGMはピンク・フロイドの♪Wish You were Here。 もう手が届かないところへ行ってしまった友人への思いを切々と歌った美しいバラード。 気持ちをリセットするには大袈裟なくらいが丁度いい。

昨日、博実のお別れ会で涙腺が緩んだ瞬間は3回。

1. 席に着き選手へのメッセージを読み始めたとき

 温かくも厳しい言葉。 早くも茂庭で泣きそうになったので、家に帰るまで棚上げ。

2. 文さんが嗚咽を漏らしたとき

 頼りになる文さんが俺達を涙に誘ってどうするんだよ(泣笑)!

3. 最後に再登場したとき

 あぁ、これが本当にホントの最後なんだなぁ

hiromi00

家で博実のメッセージを読んで、改めて博実が得がたい監督と言うことを思い知る。 選手一人ひとりの課題を、素人が読んでも納得できるくらい分かりやすい文章で伝えられる監督はそうはいないのではないか。 言葉遊びに走ることなく、おべっかを言う訳でもなく、語り口は平静。 いや、むしろ率直で厳しい。 なのに温かみも同居している。

競技経験が無い俺にとっては、規郎や前田に対する体の使い方のアドバイスや、馬場や金沢や加地、中村のところでの怪我の話、タイセーや浅利、宮沢、ユースケに対するメンタルの話は凄く勉強になった。 まぁ、一番面白かったのは茂庭のところだけどね。 契約非更改を告げられてからこれを書くのは博実にとって辛かったのかもしれないけど、俺にとっては間違いなく永久保存版です。 ありがとう。

質問コーナーでは「浦和とFC東京から同時にオファーがどうするか?」なんて際どいものや、「来年の優勝チームは?」なんて適当に答えられる質問があったけど、博実はリップサービスで誤魔化すことは無かった。 今ちゃんも、「選手のせいにしなかった」と言う博実。 最後まで、博実らしさを見せてくれた。

Farewell, 博実.  See you sometime in a not so distant future, hopefully, here in Tokyo!

博実にはチャンネルをひねればすぐ会えるだろうけど、「東京の原監督」が帰ってくるかは分からない。 けど、願っていればまた会えると博実が言ってた。 だから、その日が来ることを信じて待っています。

hiromi01

味スタから天文台通りに抜けるいつもの道も、昨日はちょっと違って見えた。

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2005年12月12日 (月)

涙をこらえるなんてできないよ 天皇杯FC東京vs浦和 12月10日(土)

「博実と元旦まで!」と言うサポの願いは届かず、FC東京は伊予の地で敗れ去った。

絶好のチャンスを決められず、逆に相手に一瞬の隙を突かれて失点。 一点目は判定に異議を唱えたわずかな瞬間に試合が再開し、フリーで絶妙のクロスを許す。 二点目は今野が治療中だったにもかかわらず前がかりになったところ、カウンター一発に沈んだ。

確かに負けはした。 けど、選手達の頑張りは眩しかった。

梶山はたとえ奪われても奪い返そうと相手に追いすがっていたし、栗澤はこれまでになく果敢に前に飛び出していった。 ササはボールを引き出す動きを繰り返し、ディフェンスにも労を惜しまなかった。 宮沢が繰り出すロングボールは一つ一つがチャンスの可能性を匂わせていた。 藤山やフミさんは相手にしつこく絡み、阿部や規郎は彼ら「らしい」ドリブルを見せていた。 ユースケは自分を表現しきれなかったけど、何かを見せようとはしていた。 そして、安定感抜群のキャプテン土肥。 怪我を抱えていたはずなのに水準以上のプレーを見せる金沢、加地、茂庭、今野。

怪我で出られなかったナオ、ユータ、ルーカスを含め、博実が育て上げたチームは実に魅力的だ。 特に、夏以降の若手選手の成長は特筆すべきであろう。 ただ、ちょっとナイーブだった。 この試合の失点も、もう少し打算的なところがあれば、あるいは防げたかもしれない。

懸命であるがゆえに状況に沿わないプレーを選択してしまう。 シュートを打つべきところで譲ってしまう。 懸命に相手を抜くけど、味方も置き去りにしていたり、はたまた丁寧にビルドアップし過ぎて、相手に守備を固められてしまう。 セルフジャッジが多いのも素直さの表れだと思う(審判をなかなか疑わないのだ)。 たまにマリーシアの真似事もするけど、どこかぎこちなく、あっさり見抜かれてしまう。

けど、俺たちはそんな部分も含めてこのチームを愛している。 昔からの伝統であるのと同時に、博実の人間性を体現したものでもある。 これからチームは変わっていくけど、「たくましさ」は身に着けても、根っこの部分は変わらないで欲しい。 

終了後、選手とともにゴール裏に近づく博実。 俺も周りのみんなもスタンドの最前列に駆けつける。 これでお別れという現実の前に、博実の名を呼ぶ声と涙が止まらない。 レッズサポの勝利の雄叫びも、こみ上げてくる感情をさえぎることはできない。 博実も、ゴール裏の端から端までずっと握手で応えてくれた。 そしてはばかることなく涙を見せていた。 別れは名残惜しく、そして永遠に感じられた。

俺たちは信じている。 博実とまたこのチームで会えることを。

hiromi_hara

友人tsk氏と街に繰り出し、温泉と地元の産品をひととおり楽しんだ後、松山城を望む全日空ホテルのバーで飲んでいた。 すると、Trio La Fantasiaと名乗るラテン・トリオが登場。

何曲目かに「コーヒールンバ」を歌いだした。 昼間、スタジアムでたくさん歌った曲だ。 正直、あまり好きなレパートリーではないのだが、出稼ぎエンターテイナーの紡ぎ出す稚拙なギターの音色は哀愁を帯び、昼間の高ぶった感情を呼び起こしてくれた。

trio_la_fantasia

旅行記は改めて

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2005年12月10日 (土)

松山へ!

ここ数日の出来事や噂。

  • 博実の退任
  • 迫井と中村亮の戦力外
  • 徳永の加入
  • ルーカスの帰国(と退団の噂)
  • 博実の退任挨拶の開催発表
  • コバと尾亦の完全移籍
  • 加地の移籍の噂。。。

一つ一つで単独のエントリを書けそうな話題ばかり。 そう。FC東京は今激変の真っ最中。 ケリーとの別れに集中できた去年と比べると今年の激しさが際立つ。

それに対し、心にモヤモヤが無いと言えば嘘になるけど、不満と言うほどの具体性はなく、怒りを発するまでの確信は持てず、悲しみとは敢えて呼びたくない。 感情に従うまま、誰かを悪者に仕立てることで自分の中で解決させたくない。

今は元旦まで博実といられるよう、気持ちを集中させるだけ。 だから、遅ればせながらこちらの運動に賛同させていただきます。

では、松山行ってきます。 勝つぞ!

P.S.

ワールドカップ組み合わせ。 日本はグループF4。 ブラジル、クロアチア、オーストラリアと。

ササのパラグアイはイングランド、スウェーデン、トリニダード・トバゴと

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2005年12月 6日 (火)

原監督の退任について

昨日、監督人事についてどうなるんだろうか。。。 と書きましたが、その直後に原監督の退任が正式に発表されましたね。

かねてから噂はあったものの、いざ本当に発表されると、ずしんとに心に重くのしかかるものがあります。 原さんや原さんを慕うスタッフ、選手達の心情を考えるとすごく辛いですし、チームが空中分解しないかという不安もあります。 下世話な話ですが、東京ファンが減っちゃうんじゃないかという心配もあります。 何より、大好きな博実との別れは、とてつもなく寂しい。

けど、私は、監督の交代という選択は仕方ないのかな、と思います。 以下、その理由を書きます。

ここ数日、監督人事が話題になるにつれ、自分の考えをまとめようと思っていました。 自分の気持ちに素直になるならば、原さんに続けて欲しい。 大好きな監督だし、若手を育て、一時期の不調を見事に立て直し、来年も良い成績を期待できる手腕も持っている。 人気は抜群だし、選手もファンも誰もが続投に納得する。

けど、ネットの原監督続投運動にも参加したかったけど、最後の踏ん切りがつきませんでした。 原さんの続投を望む気持ちと同時に、本当にそれでいいのか? と言う疑問も頭をよぎっていたのです。 楽な道を選んでいるだけではないか、と。

「楽な道」と言うのは、原さんが監督だと現場がぬるま湯になるとか、原さんの続投は安易な選択だとか、そう言う意味ではありません そんなことは全く思っていません。 そうではなくて、東京は時に敢えて厳しい選択をすべきではないか、その方が東京らしいのではないか、と言う思いがあったのです。

東京にはヴィジョンがあります。 このヴィジョンは必ずしも「東なめ」のスタンスと一致しないので、否定するファンも当然いるでしょう。 正直、私も大風呂敷を広げ過ぎていて恥ずかしいし、実現性も乏しいと思います。 しかし、実現性などはさておき、純粋に中身だけで評価すれば、このヴィジョンには夢がありますし、サッカークラブの一つの理想形を示していると思います。 だから、私には、村林さんをはじめとするフロントが、建前にしてもこのヴィジョンを目指すことを否定はできません。 (本当にそのビジョンを目指してやっているのか、は問題ですが。)

今回の監督交代の決断は、一応、このヴィジョンの実現に向けた一歩だと思うのです。 原さんに来年もお願いすればみんな喜ぶし、まずまずの成績も期待できる。 しかし、劇的な変化を想定しにくいのも確か。 そこで、フロントは敢えてリスクを背負い、理想に向かってステップを踏み出そうとしている、と考えるのはお人好し過ぎるでしょうか。 手堅く堅実なのも東京ですが、博打を打つ時は大きく打つのも東京。 だったら、その心意気は買ってやろうじゃねぇか、と思うのです。

もちろん不安やリスクはあります。 ヴェルディや名古屋、仙台のように監督交代を機に泥沼にはまり込むかもしれません。 後から振り返ったら「あの交代は大失敗だった」なんてことになるかもしれません。 ぶっちゃけて言えば、フロントにはいろいろ不満もあります。 しかし、より重要なのは、選手やサポとともにフロントもこのチームを育ててきたと言うことです。 また、大熊さんのあとに原さんを選んだのもフロントです。 今回も良い選択をしてくれる、と最後のところではフロントを信じたいのです。 そのフロントが新監督で勝負をかけようとしているのだとすれば、お手並み拝見、と気前良く背中をポンと押してあげてもいいのではないでしょうか?

それに、失敗を心配しすぎてもつまらない。 楽観的に行きましょうよ! 江戸っ子は宵越しの銭は持たないのだから。

もし失敗したら? その時はどん底までついていくだけさ。 愚痴も文句も泣き言もいっぱい言いながら。 無論、責任を取るべき人には取ってもらいますけど。 (支持した俺もか?)

博実へ

原さんのような監督を戴いたうちのサポはなんて幸せだったんだろう。 こんなに愛された監督は、世の東西、競技の種類を問わず、そんなにはいないだろう。

天皇杯をもってしばしのお別れとなりますが、ブラウン管の中でたくさん面白いことをしゃべって、スペインの美味しいものをたらふく食って、攻撃的なサッカーをいっぱい吸収して、もしかしたら(あまり考えたくないけど)他所のチームで監督も経験して、そして、またいつの日か、お互いの足跡が重なる日が来ることを確信しています。

その前に天皇杯があります。 原さんを天皇杯王者を率いた監督として送り出すべく、精一杯応援します。 原さんもたくさんぴょんぴょんとガッツポーズを見せてください。 その一瞬一瞬を目蓋に焼きつけ、脳裏に刻み込み、心にしみ込ませます。 そして、元旦に一緒に弾けましょう!

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2005年12月 4日 (日)

首位いじめ C大阪vsFC東京 12月3日(土)

ロスタイムに相手を優勝の座から叩き落とす。 まさに究極の上位いじめ。

けど、上位いじめは終わりじゃない。 来週はリーグ戦2位の浦和を倒すから。

nagai00

セットプレーのこぼれ玉を今野が押し込む。 今年何度も見た形。 最も警戒すべきパターンで決められちゃったんだから、しょうがないね。 まぁ、セレッソサポは諦めきれないだろうけど。 優勝をもうすぐそこまで手繰り寄せていたんだから。。。 ガンバおめでとう! セレッソ終盤良く頑張った!

先週に引き続き、宮沢のセットプレーやロングボールは得点の香りがぷんぷんするね。 ゴール直前のユースケのボレーシュートも良かった。

前半の得点も良かった。 こぼれ玉を拾った梶山が下村と競り合いながらドリブル。 すると、左サイドにいた阿部(ビデオで見直したら栗澤だった。阿部はさらにその前に、戸田はファーサイドにいた。)がゴールに向かってラン。 阿部栗澤の走りにセレッソDF2人が釣られて空いた左サイドのスペースに規郎が走りこむ。 タイミングよく梶山がスルーパスを出し、規郎がシュート!

シンプルでシステマティック。 相手DFがいつも阿部栗澤の動きに釣られてくれるとは限らないけど、もっとこういうパターンでの得点が増えて欲しいな。

他方、失点シーン。 いずれも開始直後のエアポケット状態での失点。 特に、1失点目は相手スローイン後、完全にフリーの状態から上げられちゃった。 このパターンはアウェイ柏戦でもあったね。 天皇杯では気をつけて。

nagai01

お祭り

久々にいろいろな即興コールで楽しかった。 同点の瞬間はまるで勝ったかのような盛り上がり。 忍び込んでいたガンバサポも喜びを爆発させる。 他所のゴール裏に来るのはどうかと思うけど、気持ちはよーく分かる。 ちゃんと土肥コールしてくれてたし、ウチのサポも祝福して「ガンバガンバ大阪ガンバ!」コール。 森島に対しても「モリシ モリシ 森島!」コール。

こういう混沌、ぐちゃぐちゃな感じこそ、東京のゴール裏にいる醍醐味。 来週は松山という中立地で、パワフルな浦和ゴール裏との好対照を見せられるだろうか?

ただ、昨日は勝ったわけじゃないんだよね。 まぁ、昨日は「お祭り」状態だったから、あれで良かったとして、シーズンを通して、もっと、「楽しむ」と「勝つ」を高いレベルで両立させたいね。

ともかく、リーグ戦を12試合連続負け無しで終えた。 首位に立ったり、3ヶ月も勝てなかったり、再び12戦無敗と、ジェットコースターのようなシーズン。 去年は、翌年に向けた期待があったけど、今は正直、翌年のことまで頭が回らない。 連戦連戦の劇的な展開で、それを消化するだけでお腹いっぱいなのと、チーム側も監督人事ほか、不確定要素が多いから。

で、朝起きたら、原監督の退任が決まったかのような報道。 どうなるんだろうか。。。

mt_fuji 雪の薄化粧

kankuu 関空

nankai ティム・バートンの世界に出てきそう。。。

shinsekai00 新世界

kushiyaki 串焼きおいしい

shinsekai02 夜の新世界

shinsekai01

nanba 戎橋

新世界~日本橋~難波~心斎橋と歩き、伊丹から飛行機で帰宅。

大阪はなんでもおいしいね。

天王寺、新今宮近辺は不思議ワールドだ。 簡易宿泊施設の一泊の値段が800円くらいからあるのに、動物園地下の駐車場は1時間630円と東京都心と変わらない。 物の価値がゴチャゴチャ。

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2005年12月 3日 (土)

HDD&DVDレコーダー

今日、会社帰りにHDD&DVDレコーダーを買った。 MXもあるし、何しろ5元中継だし。

新宿で買い物後、高速バスターミナルを通ったら、青赤マフラーの人達の姿。

大阪、等々力、新潟、鹿島、フクアリ。 そして京都、福岡へ。 歴史を目撃しに向かう人々。

俺もその一人。 上位いじめを完成させ、有終の美を飾るFC東京を目撃するぞ。

その前に、早く寝なきゃ

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2005年11月30日 (水)

日経記事フィーチャリング村林常務

今朝の日経の地方欄に、FC東京・村林常務がフィーチャーされた記事があった。

今シーズン、FC東京の戦績はいまひとつだ。 ただ観客数は一試合平均約二万七千人とリーグ三位の好成績。J1昇格からわずか5年で国内屈指の人気クラブに成長したが、常務の村林裕は「新潟や浦和に『人口も経済規模も大きい東京でその程度?』と笑われちゃいますよ」と、最低でも三万人を目標に掲げる。

常時2階全体を開けるくらい動員が増えるといいね。 けど、人口比で新潟並の動員力なったら、味スタにも国立にも入りきらないけどね(笑)。

「面白いサッカーを見せたい」と試合では攻撃を重視。 チームスローガンは「九十分間、攻撃サッカー」、「攻激、攻劇、攻撃サッカー」と勇ましいフレーズが並ぶ。

「攻撃サッカー」って何気なく使っていたけど、改めて活字で見ると重いな。 「攻撃サッカー」って、抽象的な「戦う姿勢」のようなものだと思っていたけど、案外村林さんが思い描いているのは、もっと単純に攻撃で圧倒してたくさん点が入るサッカーなのかもしれない。 そういう視点から見ると、今年の結果は不満だろう。 となると、監督やFWあたりに激変があってもおかしくない・・・ 考えすぎ? 

目標はリーグ優勝だが、究極の目標は「外国人に『見に行きたい』と思われるチームになること」。 欧州の強豪レアル・マドリードやマンチェスター・ユナイテッドの試合には、日本人を含め外国人が押し寄せる。 「あのくらい存在感のあるクラブになりたい」。 視線は世界へ向かっている。

これ、俺の夢と一緒だ。 (→世界へ! FC東京!

海外に行ったり、外国の人と接していると、日本のよくない部分にも目が行くけど、それ以上に素晴らしいところにも気づく。 それは日常の衣食住から、趣味的なこと、仕事に関すること、自然などの観光資源に至るまで。

そのことに、日本人自身があまり気付いてないことに歯がゆさを感じる。 もっと日本の良さをアピールして、世界の人に知って欲しい。 まして、それが自分が愛するクラブだったら、これほど嬉しいことはないじゃない?

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