カテゴリー「代表」の87件の記事

2010年6月25日 (金)

KE NAKO ~ OUR TIME HAS COME ~ 日本代表の時は来た!

すっかりご無沙汰しています。 1ヶ月近く更新をサボったのは、ブログ開設6年目(先月突入していました・・・)にして初めてだと思います。 生活パターンが若干変わったり、ツイッターで済むようになったり、このブログを巡る状況も変わりつつありますが、閉じることは考えていません。 今後とも、時々覗いてやっていただければ嬉しいです。

さて、この間、今ちゃんが代表レギュラーを奪いそうになったり、奪ったかと思ったら怪我してしまったり、東京がナビスコ杯予選を突破したり、新しいTVとソファが我が家に来たり、W杯が開幕したり、今ちゃんが急回復して試合に出れそうで出れなかったり、小平でU-18を見たり、商店街巡りで近所に北斗と椋原が来たり、けど、平日の昼間なんて行ける訳がなかったり、大黒が突然東京に来たり、大黒にコールするかどうかなんてあり得ない論争が起こったり、と、いろいろありました。

ナビスコ杯については別途書きたいと思いますが、まず、W杯カメルーン戦に関して言えば、試合前から勝てそうな予感、しませんでした? 東京サポで言えば、去年のナビスコ杯決勝の前のような、妙な自信が。

まず、本番前に、アンカーの導入や前線3枚の当たりの強い選手への入れ替えなど、ファンタジーよりも現実を見据えた方向に、急速に舵を切ったこと。

また、キャンプについても、本番会場の標高や4年前の反省(コンディションのピークを本番前に持ってき てしまったこと)を踏まえ、慎重に進めているとの報道があったこと。

さらに、カメルーンの調子に悪さ。 これらが相まって、良くも悪くもそこそこ適当な具合にまとめてくるだろうという感触が急速に広まっていったような気が。

サポティスタ風に言えば、岡田監督が協会に押し付けられた「オシムの劣化コピー」を止め、コンサドーレをJ1に昇格させ、F・マリノスで2連覇を果たした本来のリアリストぷりを発揮したということだと思います。

松井は予選では出場時間が限られ、フィニッシャーなのかチャンスメーカーなのか、使う方も使われる方も中途半端だったけど、もともと西アフリカ系の選手がいっぱいいるリーグ・アンで戦い、一人でボールを運べる強さがありますね。 サイドである程度一人で打開できることで、SBが無理に攻撃参加せずに済み、守備の安定にも繋がったと思います。 カメルーン戦では、大久保が絞って相手を引き付け、本田がその裏を狙う形も得点シーンをはじめ、何度か見えました。

それに対し、別にパスサッカーをやめて良かったなどと言うつもりはありません。 本番でもパスを回して主導権を握れるサッカーが出来れば、無論それは良かったと思います。

けど、うまくいかないものは仕方ない。 餅は餅屋。 得意な形でやった方が良い。 この移行を後退だと捕らえる評論家もいるようですが、逆説的ですが、素早いアジャストができたことこそ、日本サッカーの基礎体力の向上を物語るとも言えるのではないでしょうか。

こんな内容なら0勝3敗の方が日本のサッカーのために良いなんて言う評論家は、最高峰の美味しいサッカーだけをつまみ食いしているから、内容を築き上げること、それを継続することの難しさが身に染みてないし、現実を整合させる難しさが分からないんだと思います。 (あれ?琉球も見てるはずだな。)

組織も大事だし、個の力も大事。 そして、フランスやイタリアを見てつくづく思うのが規律の大切さ。 3つは相互に関連しあってもいると思います。 個の力がなければギリギリのところでパスを繋いで連携を発揮できないし、組織の連携がなければ充分な態勢で個の力を発揮できない。 そして、それらの下地になるのが規律。 (ジーコの時は、見るからに規律があやふやだった。)

W杯はサッカーの品評会である以上に4年に一度の勝負の舞台。 カメルーン戦に勝ったことの喜び。 そしてそれ以上に、オランダ戦に挑み、星勘定を語り合い、デンマーク戦が消化試合ではなく本気で挑める試合となったことが、選手達にはもちろん、サッカーファンにとってどれだけ大事なことか。 何より、一般の人がドキドキして日本代表の試合を3試合も観られることが、この産業(FC東京・城福監督)にとってどれだけ大事なことか。

日本のサッカーにとって、再び時は来た。 グループリーグを突破して、さらに大きく膨らませたいですね!

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2010年5月11日 (火)

僕たち 私たちの代表 僕たち 私たちのナオ

東京サポにとっては、切ない想い(または怒り)が胸を過ぎる代表発表となった。

言うまでもなく、ナオ、徳永、平山が選ばれなかったこと。

いや、正確に書こう。 俺たちが世界に誇るナオが選ばれなかったこと。

選手生命を脅かす怪我にも負けず、五輪での失意にも負けず、成長の壁にも負けず、何度でも這い上がり、乗り越えてきた選手。

逆境も、環境の変化も、理不尽さも受け入れ、むしろ成長の糧とし、悩み、苦しみながら自らの幅を広げて適応し、花開かせてきた選手。

お洒落で、サーファーで、笑顔がかっこよくて、母親想いで、想いをインタビューやブログで率直に丁寧に伝えてきたファン想いのスピードスター。

そんなキャラクターだけでなく、何より観る者の心を躍らせるのはそのプレースタイル。 去年、あのポジションで、限られた出場試合数で15点取ったのは伊達ではない。 今年は何度もバーに嫌われているけど、一瞬の切れ味は23人の誰にも真似できない。

2005年のユベントス戦でも、右サイドから一瞬の加速でエリア内に飛び込み、以降、相手のDFはディレイまたは複数でナオに対応していた。

W杯という国どうしの総力戦において、戦力の劣る側が勝利するには奇襲が有効だと思う。 それも絶対的なスピードよりも、静から動への変化が。 そんな変化を付けるのにぴったりの選手がナオ、と、理屈でも考えていた。

城福監督も、一人でも多くの東京の選手に南アのピッチに立って欲しいと言っていた中、世界の晴れ舞台でナオが見れないのはとにかく残念だが、誰よりも悔しい思いをしているのはナオ本人であり、一ファンの想いは、ここにぶちまけるだけで封印したいと思う。

感傷も関係なく、本番は近づいている。 今野、長友をはじめ、選ばれた23人にはおめでとうと言うとともに、熱くかつ冷静に頑張って欲しい。

きっと気力も充実していることだろうけど、もし気持ちにブレが生じたり、集中が難しくなったら、ナオのブログを読んで、その想いと悔しさを想像すれば、甘さなど吹き飛ぶという気がするのは大げさだろうか。

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2010年1月 8日 (金)

新感覚☆代表戦!

・若手の招集
・テロ情報(?)で厳戒の現地
・TV中継なし
・現地入りしたライターによる生つぶやき
・超人気者が良い時間帯でツイッター降臨
・西川負傷、権田先発情報
・ウェブ中継情報求めての右往左往

アジア杯予選・イエメン戦は、いままでになく観戦モチベーションと観戦環境が反比例する状況だった。

最初はUSStreamで、途中からU-20日韓戦も見たjustin.tvで見ていたけど、前者は紙芝居状態(+実況はどんだけ吉田麻也が好きなんだ)で、後者は定期的に有料会員勧誘画面に切り替わるため、いずれも定期的なリロードが必要。

分からない部分は、みんなのつぶやきで補完。ツイッターのタイムライン上は、知っている人も知らない人も、こんな一体感はかつて感じたことはなかった。

そして平山。相手がどうだろうが、あまりにも華々しい結果。爆発するタイムライン。

今の時期にこのメンバーで試合することが妥当なのか、この試合が果たしてドイツに繋がるか分からない。悪質なタックルで負傷、J開幕に間に合わない山田はあまりにも気の毒。ただ、個人的に代表戦でこんなに盛り上がったのは、2002年日韓W杯、いや、フランスW杯予選以来だったかもしれない。

だからと言う訳ではないが、たまにこういう将来を見据えた試合があっても良いんじゃないかな。

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2009年6月18日 (木)

悔しい代表戦は置いておいて・・・ FC東京U-18vs大宮ユース 6月14日(日)

NIPPON: Forever in our shadow... なんて横断幕を出された訳ではなく、今ちゃん、長友が目を惹く活躍ができなかったからでもなく、先に書きたいことがあったので。

遅くなったけど、日曜は日本クラブユースサッカー選手権関東大会2次予選、FC東京vs大宮を観てきた。

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ユースの試合は今年まだ2試合目。

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まず、18番山崎直之(ナオ)の長距離ドリブル突破→ドライブ気味のミドルで東京が先制。

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その後も得点を重ねる東京。 重松君は前半でハットトリック。

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山口潤君が流し込む。

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穴がないというか、安定したというか、大人びたチーム。

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久々に小平で観るユースの試合。 FC東京U-18は変わらず強かった。

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大宮サポもいっぱい来ていた。

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タイトル向けて頑張れ!

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2009年6月 9日 (火)

JFL首位攻防戦、W杯予選など

先週末、個人的に興味を惹かれたのは、水戸vs甲府@ひたちなか。

FC東京U-18出身の井澤が最近4節に出場。 対する水戸には森村と下田が。 結果的に、下田が先発、森村が途中出場、井澤はベンチ入りのみで出場機会はなかった模様。

今年、笠松、改修後の水戸陸、または小瀬にも行けるかな?

土曜、実際には武蔵野陸上競技場に行き、横河武蔵野vs鳥取を観ました! 鳥取では、スズケンと小澤が先発。

小平やサテライトで観た、いいときのスズケンというのは、縦に鋭いイメージだったけど、この日は中盤・左サイドで試合を組み立てていました。 なかなか良かった。

こちらの方をはじめ、東京サポもいっぱい。 ただし、こちらの方は前半で武蔵野陸上を後にし、クラ選常総アイデンティ戦を観に小平に向かわれました。

私も、後半15分くらいに武蔵野陸上競技場を後にしましたが、前半のスズケンの弾丸ミドル。 そして2点目のスーパーゴールも観ることがました。 Youtubeでご覧になった方も多いでしょう。

いやぁ、これは凄かった。 アイディア、キック、コース、驚異的!

小澤もゴールを決めた! けど、残念ながら観ることは出来ず。

武蔵野陸上競技場を後にして向かったのは、海外に赴任する東京サポの壮行会。 青赤Lフラッグにした寄せ書きが記念品。 海外でも東京サポここにあり!というのを示して欲しいです。 遊びに行くぞ!

代表戦もワイワイガヤガヤ楽しくTV観戦。 アジア4.5枠ということで、まぁ、安心して観れました。 ハラハラ、冷や冷やが薄いと、どうしても関心は薄れがちだけど、4大会連続出場、やった!

個人的には、これでアウェイ京都戦@鴨池の日程が土曜で確定したのが嬉しい。 日曜開催だと行けるか微妙なので。 行くぞ! 南アフリカ・・・、ではなく、鹿児島!

試合? シリアの審判は確かに酷かったけど、後半はウズベキスタン目線でも、イライラしたと思う。

長谷部は、ギドに封印されて、ここ数年観られなかったドリブルが復活していたな。 俊輔が怪我や疲労で不調でも、代わりに柱として頼れる選手になっていた。 ただ、(微妙な判定とは言え)レッド貰った後は、ヴォルフスブルクではなく、レッズの選手みたいな態度だったけど、結果的に時間稼ぎになって良かった。

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2009年6月 2日 (火)

長友@スポーツ大陸 & FC東京の試合を観戦できない日々

一身上の都合により、先週末はサッカー生観戦のない週末。 明日の国立も行けません。 が、特に禁断症状(笑)もなく、心身ともとても健康です! とは言え、仕方ないこととは言え、東京の試合を観たいなぁ。

さて、昨日の長友特集@スポーツ大陸。

まずは地上波でこれだけ大々的に、また好意的に長友、そしてFC東京が取り上げられたことを喜びましょう。 有難いことです。

生い立ち、身体のケア、勉強熱心さ、嫌なことから目を背けない姿などを通じて、長友という人の特徴、人柄、姿勢を上手く際立たせていたと思う。 ドキュメント番組として、とても面白かった。

ただし、サッカー番組としてみれば、突っ込み所がいくつかあった。

まず、不調に苦しみ、方向性で迷い、自分らしさを取り戻して再生という、まるで結論が先にあったかのように単純化されたストーリー。

そもそもどんなストーリーであれ、山形戦から大宮戦までの僅か1ヶ月と少しの間に落とし込むことに無理があることくらい、誰にでも分かるだろう。 現実には、その前後に続く流れがあるし、試合毎のアップダウンもある。

今回は、結果的に現実の流れから大きく外れてなかったけど、これが大分のように連敗続きだったら、どんなストーリーにするつもりだったんだろうか?

次に、番組内で例として取り上げられた試合中の場面。

千葉戦で、長友が上がった裏をカウンターで突かれた場面が取り上げられた。 SBが上がった裏を取られるのは、サッカーでは日常茶飯事だし、そのような事態への備えは、どのチームも当然考えておくべきこと。 そんな場面を以って、長友のプレーで流れが変わったと整理したり、長友自身の調子を語るのはミスリーディング。

あの試合で問題だったのは、個々のプレー以上に時間帯に応じたチームとしての流れや意思統一。 俊輔がW杯予選オーストラリア戦で長友に怒ったと言われるのもその点だろう。 その象徴的なプレーとしてどれかのプレーを選ぶのはいいかもしれないけど、果たしてあの場面が適当だったか。

とは言え、そもそもサッカーの専門番組ではないし、製作者もおそらくサッカーに詳しくないだろうから、大目に見るべきなんだと思う。

この番組にも出てきたけど、代表選手たちの走行距離データが5月22日(金)の日経に掲載されていた。 それによると、代表の中で長友は1番走行距離が長いらしい。 (2番目は意外にも俊輔。) 長友はまさにチームの活性剤、豊富な運動量で攻守に貢献している。

ただし、一本のパスを受けるまでに走る距離は、主要選手の中では長友が一番長かった。 これは守備に奔走していたことの表れかもしれないし、必ずしも悪いとは限らないけど、効率が悪いのは確か。 特に、逆サイドの内田の倍近いのは気になる。

そして、その割に、相手陣地奥深い位置でボールを受ける回数は長友よりも内田の方が多い。

イメージとしては、長友は攻撃に切り替わるとポーンと飛び出して、サイドを駆け上がり、味方を追い越してボールを受け、相手と鍔迫り合いしながら自分で運んでいく。

他方、内田は、組み立てに参加したり、パスコースに顔を出しつつ、相手の陣形が崩れた後に出来たスペースに上がって行って受けたり。

勢いの長友、深みの内田。 剛の長友、柔の内田。 直の長友、間の内田・・・。

長友は本当に東京っぽい選手だなぁ、と思うのであった。

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2009年5月29日 (金)

チリ戦やCL決勝など

チリ戦は吉祥寺北口のHUBで見ました。10年以上前、サッカー観るようになる前に何度か来たけど、東京とコラボするようになってからは2回目。

日本代表、観ていて普通に楽しかったですね。
出足のよさから、パスコースをいっぱい作っていたし、前を向いて勝負出来ていた。

前を向けるから、ポストからの繋ぎを頑張っていた玉田をフォローできるし、本田のシュート力も活きる。

威力のあるシュートはそれだけで武器になる。弾かれる前提で打ち、そこで着実に詰める形を東京でももっと見たいですね。

2点目はまさかの中澤アシスト(中澤はオフサイドくさい?)だったけど、闘莉王に加え、槙野という攻撃力(とスター性)のあるDFの招集が刺激になったか?

DFとして招集された今ちゃんも、すっかり調子を取り戻し、それどころか攻撃でもターンやらフェイントやら、素敵なプレーを披露し、3月頃からは考えられない動きの良さ。

代表はとっとと出場を決めて、さっさとアウェイ京都戦@鴨池の日程が確定して欲しいね。

CL決勝では、バルセロナの“面”ではなく、“点”で崩していく攻めが機能を発揮。マンUの速く力強い攻撃を封じた。

解説が風間八宏で良かったですね。「やってみるさ」のCHONOさんも書いていたとおり、バルセロナのサッカーは、風間八宏が筑波大学でやろうとしていることと通じるから。

スペースなんて別に。相手がいても技術で抜けばいい。とにかく前へ。

サッカーに正解はたくさんあるということを実感します。

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2009年2月 5日 (木)

フィンランド戦(TV観戦) 2月4日(水)

前売りの売れゆきが芳しくないと聞き、行きたかったのだが、職場の事情により断念。(蓋を開けてみればなんとか3万人以上入ったようですね。)

で、後半途中から某所でTV観戦。その後、リピート再生をチラ見観戦。

真面目に見た訳ではないのだが、フィンランドは緩いというか、日本は中盤でさして動かなくても足元パスが通ってしまうし、さらには比較的余裕で前を向けるので、そりゃ高精度のラストパスを出せるよなぁ、と。
5点取ったとは言え、仮想オーストラリアとして、この相手がどこまで参考になるのか。
ACLで当たるAリーグのチームとオーストラリア代表には相当な実力差があろと実感するが、昨日もそれと似た印象を持った。

高さ、セットプレー対策でも、ご丁寧に得点を献上してしまう。

本番では、相手の高さに怯えるだけではなく、逆にセットプレーで予選無失点堅守オーストラリアをこじ開けるような、したたかさが欲しい。
ACLアデレード戦で、ガンバはCKからペナ外にいたヤットに出し、ヤットが(確か)ボレーで突き刺した。ファウルかオフサイドかで取り消されたが、見事なプレーだった。岡田に隠し球はあるのか。

追記

Jで見てると、都築の方がヨシカツよりずっと反応が鋭くて、憎たらしいほどセーブされている印象が強いのだが(守備範囲はどっちもどっち)、代表で見ると、川口や楢崎の存在感というのは凄いですね。 川島や都築はまだまだという感じ。

となると、川口、楢崎の後は、やはり西川、そして俺たちの権田だな。

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2009年1月21日 (水)

日本vsイエメン(TV観戦)

日本vsイエメン(TV観戦)

日本vsイエメン(TV観戦)

職場近くのHubで前半終了間際から見ました。

力の差は歴然。けど、あれだけ引いた相手のゴールをこじ開けるのは見るからに難しそう。チャンスをいっぱい作っ(たように見え)ても、敵味方の距離が近くて、シュートを打とうとする間に寄せられてしまう。打っても弾かれてしまう。(味方が弾いたのもあったな。モニを思い出した。)
ゴール前で一瞬生まれるスペースを共有する意識がもう少しあればゴールラッシュだったと思うのだが。
まぁ、2点取って勝ったのだから、最低限の結果は出した。良かったのではないか。

そうなると問題は失点なのだが、守備と言うよりボールの失い方やその後のリスクマネジメントの問題だろう。ポストに当てたボールを収めきれず、奪われてカウンター。上がっていた味方の裏を突かれ、慌てたようなファウル。良い位置でのセットプレーから案の定失点。
相手からすればこれしかないという形での得点。逆に言えば、これしかないなら、その形でやられるなよ〜、と言いたい。ファウルするならもっと早くできなかったか。そもそもファウルしてでも止めるような相手だったか。
ロスタイムにも相手にボールを運ばれるシーンがあったが、ロスタイムに優先されるのは追加点よりもカウンターを食らわないこと。ちょっとだけヒヤヒヤしたけど、大過なく終了。

まぁ、若い選手達は失点に動じる様子もなく(というより失点前後で変わらず淡々と?)、プレーしていたのは良かったが。

KKウィングでやったのは良かったのではないか。非日常的スペクタクルの少ない地方で代表戦をすれば、少しでもサッカーの拡大に繋がるかもしれない。ロアッソの動員に良い影響があれば良いが…。

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2008年10月16日 (木)

代表戦って 日本vsウズベキスタン(TV観戦) 10月16日(水)

引き分けだった訳で。

力の差は歴然としていて、そういう意味では勝たなきゃいけない試合だった。けど、現状、なんとしても選手達を突き動かす切実感がないよね。代表という立場にも、W杯予選という試合にも、自分を含むサッカーファンの意気込み的にも。

このままだと、気分や偶然で勝ったり負けたり、とても実力に見合った結果は期待できない。豪州には圧倒されちゃうかも。

勝っても、点を取っても国民的ヒーローになれる訳でも、処遇が劇的に良くなる訳でもない。はっきり言えばマンネリそのもの。頭では代表の重みやW杯に出場する大切さを分かっていても、それ以上に選手達の本能を突き動かす目標や誘因がない。

むしろ、一般的なトーナメント決勝、たとえばナビスコ杯決勝や天皇杯の方が、Jの選手なら燃えるんじゃないかな、と想像。いわゆる「負けられない戦い」のような抽象論を押し付けられるより、目の前に賞金をぶら下げられた方が燃えるのは、プロなら自然かも。だから、選手達の戦いぶりがちょっとばかり淡白だったとしても、あまり責める気にもなれないなぁ。

監督で言えば、そもそも岡ちゃんはJでも守備と個人技で勝ってたようなもね。少なくとも、組織的な構成や戦術的な優位性を突き詰めて勝ってきた監督じゃないことは、辞めた後の札幌やF・マリノスにペンペン草すら生えてない状況を見たら明らか。だから、悪いけど、岡ちゃんにはもともと期待してない。

とは言っても、予選敗退となれば、それはそれで日本サッカー界にとってスキャンダル。なんとか起爆剤が欲しいのだが。

となると、偉大なるモチベーターを招聘するか、もう一度ブームを作り出すか?

後者に関しては、マスコミは一過性のブームを煽るのが得意だけど、サッカー日本代表に関しては煽り過ぎて一般人は胸焼けがするほど食傷してる。他方、心あるサッカーファンはスポーツ好きの中でも最もブームやスターシステムを嫌悪し、不信感を持ってる人種かもしれない。だから、今更人工的に盛り上げるのは難しいんだろうね。

となると、新しい監督かな。どんな候補がいるのかも知らないが。

自分に出来ることとすれば、心のどこかにある醒めた部分に自覚的でありつつも、冷笑的な態度に陥らず(こんなこと書いていてあれだが)、盛り上げるために出来ることをすることなのかなぁ。

関係ないけど、終盤の闘莉王は邪魔者以外の何者でもない。ゴール前に張り付くなら張り付く。守るなら守る。中盤にしゃしゃり出てボールを失い続けるな。

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