カテゴリー「大学サッカー」の14件の記事

2010年9月 7日 (火)

残暑の天皇杯 FC東京vs駒澤大学 9月5日(日)

普段から練習相手の大学チームには事欠かない東京にとって、大学との対戦自体は珍しいものではない。 ついでに言えば、大勝することもあれば、大苦戦することもある。

この日も、どことなくぎこちなく受け身な東京Bチームに対し、動けるうちにリードしておきたいであろう駒澤大学が鋭く突っかけ、多くのCKを得、シュートを浴びせる。 やきもきする声も漏れる前半のスタンドだが、プロ・アマの「あるべき論」は別として、実力や実績的には、別に圧倒できなくても、さほど驚くことではない。

古い駒澤のイメージで、もっと高くてフィジカルなサッカーをやるのかと思っていたら、意外と小柄の選手が多く、前線とフォローがうまく絡むサッカーをやっていた。 ただ、勢いはあるけど、怖さはない。

東京では、平出(さん)や、秀人、ボランチ松下など、決して悪くはないが、レギュラー争いに割って入るほどのインパクトもないか、という感じ。

重松も相手の激しいぶつかりにめげず、何度も反転シュートを放ち、鋭いFKも放って頑張っていたけど、他方、ドリブルやパスはもっとやれるし、実際やっていただろう、と思う。

達也も、動きのキレは良いし、形がはまれば実力を発揮できると思うのだが、そこまで行く前にドリブルが迷走気味。

その中で、個人的に目を惹かれたのは草民。 弱いパスを奪われるなど、細かいミスはいくつかあったけど、軽いフェイントを入れ、ドリブルで相手に突っかけて行く姿勢が良い。

フェイントもドリブルも、それ自体は大したプレーではない。 けど、最初から相手を抜く意識だから、動きに淀みが無く、それだけでドリブルコースを作り、ボールと共に前進する。 たとえ、相手を抜ききれなくても、少しでも有利な状況で次のパスを出せる。 その繰り返しが、相手を押し下げ、より良い形を作り、チャンスとなる。 もちろん、横パスがいつも悪いわけではなく、空いたスペースを突いたり、相手を揺さぶるのは良い。 が、最近の東京は前に相手が一人でもいると、いつも横に出すばかりで、なかなか相手のブロックや急所に切り込んでいかない(セレッソ戦後に家長にもずばり言われていた)シーンが目立ったので、草民のプレーにウキウキした。 個人的に物足りなかった部分を草民が持っていたのは嬉しい発見だった。

さて、後半。 2列目・大竹と左SB・平出に代わり、羽生と徳永が入り、松下がSBに。 特に、羽生のスペースを埋める動き、味方をカバーする動き、セカンドを狙う動きが素晴らしく、攻撃に一本芯が入ったかのようになる。

そして、平山が削られて得たFKを松下が直接決めて先制。 良かった良かった。 さらに、右サイドで徳永、椋原が絡んだ後のボールを拾った羽生が鋭いアーリー。 それを走りこむ平山が合わせ、2-0。 守備も塩田、モリゲ、秀人が踏ん張って完封。

次のギラヴァンツ北九州戦@何故か前橋に駒を進める。

天皇杯の楽しみのひとつは、普段と違うメンバー(と書いちゃうと、ベストメンバー規定的にマズイ?)や、J2、JFL、地域リーグなど、普段と違う相手との対戦が観られること。

ただ、去年からJチームも2回戦からすることとなり、加えて今年は過密カレンダー。 あまりの過密日程ゆえ、都道府県代表が出揃ったのはつい前週。 プログラムに都道府県代表の記載はなく、1回戦はつい二日前に実施。 対戦相手の駒澤大学は中二日での試合を余儀なくされたが、仮に一回戦でヴェルディユース が駒澤大学に勝っていれば、金曜夜西が丘で天皇杯一回戦、土曜午後は札幌・厚別で高円宮杯第一次ラウンド、日曜夜は味スタで試合、と数千キロのサッカーの旅になったそうだ。

さらに言えば、二回戦で俗に言うジャイアントキリング、アップセットはほとんど起こらず、真夏の暑さの9月で、天皇杯を勝ち残っているのは早くもほとんどJクラブという、決して悪いことではないが、何の面白みもない状況に。 こういう無味乾燥な展開を前会長は望んでいたんでしょうかね?

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2009年5月 5日 (火)

東京国際ユース(U-14)、大学サッカー 5月3日(祝)、4日(休)

新しい自転車で北へ、南へ!

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日曜は大学サッカーを観に西が丘へ、月曜は2009東京国際ユース(U-14)サッカー大会を観に駒沢へ行ってきた!

まずは、U-14の国際大会から。

小粒ながら、国際大会らしい、開放的で親善の雰囲気に溢れてた。 楽しかった。

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祝祭らしい演出も。

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各チームがやってるサッカーも多彩で、展開も意外性の連続。 荒削りだけど、キラキラ若々しいプレー。 ベンチからドイツ語やロシア語やポルトガル語の指示が飛ぶ。 意味はもちろん分からないけど、非日常的で、ワクワクする。 おもちゃ箱をひっくり返したみたい。

まずは、国際大会で実現した東京ダービーから。

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開始早々、FWが落としたボールにあわせてフリーで走りこんだヴェルディ11番の選手のミドルが決まり、先制を許す。 がっしりした14番の選手(高木豊氏の三男)ともども、11番の選手のスピードは目立っていた。

その後、東京が勢いを得るものの、バーやポストやファインセーブに阻まれ、得点には至らず。 逆にカウンターから決定機を与えるが、相手のシュートミスにも助けられ、追加点は許さず。

しかし、後半。 再び開始早々のバタバタした時間帯に左を崩されて失点。 その後、何度もチャンスを迎えるが1点が遠く、0-2で終了。

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押し込んではいたけど、ブロックを崩せてはいなかった。 ゴール間近に迫ったけど、決定機は少なかった。 相手が一枚上手だった。

東京ダービーで負けてしまったのは残念。 今後何度も相まみえる相手。 切磋琢磨していって欲しいですね。

次いで、第2球技場に移り、ベルリン選抜vsモスクワ(スメナ)の後半途中から。

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赤白の縦じまがベルリンで、白がモスクワ(スメナ)。 "スメナ"というのは、"1974年に設立されたスポーツアカデミー"(プログラムより)らしい。

ベルリンが押し込むが、スイーパー(物凄く華奢)を余らせたモスクワから点を奪えない。 

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モスクワもサイド突破や放り込みで対抗するも、0-0のままPK戦へ。

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両チームとも5人目まで全員成功。 両チームとも6人目から蹴る順番を決めていなかったらしく、ちょっとざわざわ。 「お前蹴れ」、「お前こそ先に蹴れ」(想像)なんてやりとりをしていたに違いない。

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両チームとも8人目まで全員決め、先行のモスクワは9人目も決めた。 そして、ベルリンはGKが9人目のキッカーとして立ったが・・・。

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左ポストに嫌われ、失敗。 0-0(PK9-8)でモスクワが勝利!

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終わったら両チーム一緒に記念撮影!

急いで陸上競技場に戻り、サンパウロFCvsソウル選抜を。

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前半10分の時点で既に2-0(苦笑)。

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ソウルも相当良いチームだと思ったけど、それ以上にサンパウロの選手は大きくて、速くて、高くて、何より判断も気が利いている。 末恐ろしい。

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3点目(と試合の趨勢)が決まったところで、再び第二球技場へ。 東京選抜vsニューサウスウェールズ(NSW)選抜を観る。

ニューサウスウェールズのメンバーは全員が"北部NSWスーパーリーグエリートユース大会に参加している最高のユース選手たち"(プログラムより)らしい。 なんだか、凄いのかどうなのか、良く分からないが。

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会場に着く直前にNSWのゴールが決まって2-1でNSWがリード。 さらに、凄いスピードで駆け上がったNSWのFWが、後方からのライナー性のアーリークロスをボレーで叩き込み、3-1。 凄い迫力だった。

三菱養和(巣鴨、調布)、横河武蔵野の選手中心で編成された東京選抜も反撃。 前半終了間際、FWの粘り強いキープからPKをゲットして、3-2NSWリードで前半終了。

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後半が開始すると、すっかり東京選抜の動きが良くなり、ペースを握る。 対照的に、NSWは前半の迫力が見られない。 まず、ショートコーナーから同点とし、さらにNSWの3点目と似たようなゴールで逆転!

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さらに、裏に抜け出した東京選抜の選手がゴールを揺らし、5-3になったかと思ったが、主審はPKの判定。 そして、NSWの選手にレッドカード。 ところが、このPKが失敗してしまう!

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アドバンテージを取った方が、ファウルを受けた側も有利だったし、NSWの選手も次の試合に出れたのに。 結局、4-3のまま。

そして、試合展開は予想どおり・・・ 終了間際、NSWがセットプレーから同点に・・・。

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再びPK戦へ。

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1人づつ外し、サドンデスの6人目。 東京選抜が決め・・・ NSWが外す。

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シーソーゲームを制した!

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こちらも最後は記念撮影!

とても価値ある大会だと思う。 今年が第二回ということだけど、今後もこのような大会を続けられればいいなぁ。 経済環境次第という面もあるかもしれないけど。

新型インフルエンザの関係で、あるいは、開催自体が危ぶまれたかもしれない。 もしかしたら、中止や延期の方が、正しい判断だったのかもしれないけど、一サッカーファンとしては存分に楽しませていただきました。

こういう大会を観られて、東京に住んでいて本当にラッキーだと思う。

大学サッカーはFC東京下部組織出身者を中心に、ごくごく簡単に。

関東大学サッカーリーグ1部 慶応vs早稲田

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2位と3位の上位対決、というより、リーグ戦では十余年ぶりの早慶対決は1-1の引き分け。 首位の流経が一番喜んでいるかも。

より連動していたのは慶応。 早稲田も個の突破力で対抗。 チャンスの数的には互角か。

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慶応の右SB田中奏一もいい働きで目立っていた。

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駒沢vs中央

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村田翔。 扇の要のような選手。 常に前を向き、ボールを出し入れしながら、試合をコントロール。 セットプレーも蹴る。

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深川→前育→中央の六平。

駒沢の伊藤龍はベンチだった。

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中央が調子の上がらない駒沢に3-1で勝利。 村田は常に起点になっていた。

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4チームのプロフィール。

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村田の紹介文がベタ褒めですね。

さて、広島行ってきます!

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2009年4月23日 (木)

ロードバイク購入&駒沢→国立ハシゴ 4月18日(土)

こちらの方も自転車を始められるようですが、私もロードバイクを買いました!

かつては、等々力まで何十回とママチャリでJ2を観に行くなど、自転車で走ることは億劫ではなかったものの、ずっと趣味という意識は皆無でした。

けど、去年あたりから、東京サポの方々に勧められ、西が丘→味スタをハシゴしたり、レースに出たりするうちにその気になっていき・・・

ついにロードバイクを買ってしまいました!

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GIOSのAL LITEという、初心者向きで、どちらかと言うと機能よりもファッション性を重視したモデルらしいのですが、この青にやられました!

注文して約1ヶ月。 鹿島戦当日に納車! その足で味スタへ!

ファッション重視とは言え、またがってみるとグッと前傾姿勢。 上半身に緊張が走り、戦闘意識が呼び覚まさせられる。 走り出すとぐんぐんスピードが出て、ギアチェンジしてもさらに加速しようとする。 これまで乗っていたクロスバイクと全然違う。

これはヤバイおもちゃを手に入れてしまったようだ・・・

で、先週末は大学サッカー@駒沢→国立をハシゴしました。 大学サッカーについては、記者のような真剣な眼差しで試合を見ていたこちらの方の記事をご覧下さい。

ここでは東京U-18OBの村田(中央)、畑尾(早稲田)の写真を。

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村田

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畑尾

駒沢では東京とコラボっているこちらにも立ち寄ってお菓子を買い、国立へ!

国立では、本当に偶然に同じGIOSのAL LITEに乗っているこちらの方が通りかかり、並べてパシャ!

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今後は、自転車ライフも充実していきたい・・・です!

追伸

自転車購入にあたり、とてもとてもお世話になった、東京サポのこちらこちらこちらこちらの方々に深く深く感謝致します!

また、大きなお世話かと思いますが、こちらの方も早くロードバイク買って下さい!

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2009年4月20日 (月)

リベンジまであともう少し… FC東京vs千葉 4月18日(土)

千葉は去年J2に落としておくべきだった!

なんて負け狸の遠吠え。勝てるもんだったら勝ちたかった。けど、勝てなかった。去年の最終節も。この土曜も。

それまで、ぐずぐずしゆっくりした繋ぎで、CKこそたくさん奪っていたものの、ほとんど効果的な攻めは出来てなかった千葉。ところが、終盤は打って変わってダイレクトプレー、ワンタッチプレーで素早く攻めてきた。テンポは良くなったけど、当然精度は落ちる。

それに対し、東京は正直に打ち合いに応じてしまい、素早いばかりで精度の低い千葉のパスでも通ってしまうスペースを与えてしまった。結果論だが、じっと引いてスペースを埋め、自陣での数的優位を維持していれば良かったのだろう。けど、まんまと相手の術中にハマってしまった。術中というほど大した戦術でもないのだが。

まぁ、連続得点中のエースの代わりに平山を投入する訳にはいかなかったのだろう。赤嶺は一点を取りにいく場面では最良のカードだが、一点を守りきる場面ではリストの上位に来る選手ではない。この場面、赤嶺を入れ、今年未だ取れてない2点目を取りに行ったのだと思う。長友なども果敢に攻め上がって行った。千葉がそれまでと同じ戦い方だったらそれでも良かったと思う。けど、それはまさに戦い方を変えた千葉が望んだとおりの展開だった訳で。

連続得点中の赤嶺に代わって先発したのは祐介。セオリーから言えば?だったけど、祐介は良かったと思う。平山よりハイボールに競れていたし、赤嶺よりボールを収めていたし、カボレより裏に抜ける意識があった。何よりも、前線からのチェイシングが実に効いていて、千葉の最終ラインは何度もタッチラインに逃げていた。最後までその調子でやってくれれば良かったんだけど、途中で切れてしまった。

カボレがいつも足下でばかりボールを貰おうとするのは何故なんだろう?スルーパスを呼び込もうという発想はないのかな?せっかく良いものを持っているのに。せっかくスペースが生まれやすいサイドに置いているのに。いつも相手に囲まれた状態でボールを持つから威力半減。このあたりはまだ整備が必要だと思うのだが。

梶山2列目も空回りだった。個人的に、昔から梶山の守備力を評価しているのと、攻撃に守備に忙しく走らせた方が梶山の良さが生きる(攻撃に専念させると消えがちになる)と思っているので、梶山ボランチ派(博実時代の夢を未だに追ってるだけかもしれないが)。ただ、彼の攻撃力を覚醒させるために、本当に凄くて怖い選手になるために、2列目もありと思っていたのだが、この日はボールに触れる回数は少なく、頭の上をボールが通り過ぎるばかり。たまに触っても収めることなく、すぐにはたいてばかり。これでは自分達の強み(梶山のキープ力、センス)を活かせないし、終盤の千葉の戦い方にもぴったりハマってしまった。

羽生は頑張っていたが、悲しいかな、体格が足りない。競り合い、潰し合いになると苦しい。個人的には梶山との位置は入れ換えた方が良いと思う。

達也はすっかり調子を崩しているようだ。去年はドリブルと繋ぎ、戻すか攻めきるか、クリアとキープの判断が的確で、なんて頭の良い選手なんだろう(さすが国立!)、と思ったけど、今その面影はない。この調子ならちょっと使いづらい。

他方、ナオは調子いいね。シュートに持っていくまでの相手との位置の入れ替わり方、コースが開いた瞬間に打った判断。素晴らしい。

米本はミスもあっけど、展開や運びも含めてオールラウンドな能力を発揮出来ていたと思う。比較して悪いけど、3月の今野だったら土曜の米本の方が良い。ただ、鹿島戦の出来ならやっぱり今野かな。もちろん、比較の遡上に乗るだけでも凄いこと。落ち着きや、寄せのスピード感覚とかはかなり通用していたと思う。あとは体力や試合の流れを読むこと。まぁ、流れを読むことに関しては先輩たちも苦労しているけど。

3月には今野のプレーの不満をたくさん書いたけど、CBで見るとフィードとかやっぱり上手い。モニはモニでかなり上達したし、致命的なミスもほとんど減ったけど、見た感じが危なっかしい。それだけで相手は精神的に優位に立つ。そういう意味で、モニは全然足りない。負けるなモニ!

土曜の昼間は駒沢公園で大学サッカー。インカレは見たことあるが、リーグ戦を観るのは多分初めて。中央vs早稲田と国士舘vs東海。
早稲田では新入生の畑尾がベンチ入り!何十人も部員がいる中で凄いことだ。他方、中野遼太郎はベンチ外。今の早稲田の監督は起用の落差が激しいと耳にした。去年干されていた選手でも今年出てたりするらしいから、諦めるな!

今年、中央、法政、東農大で東京U-18出身者(村田、永露、常盤)が10番を背負った。彼らは自分が初めてユースを見始めた年の代だから思い入れが深い。みんなガンバレ!

ちなみに、駒沢と国立は自転車でハシゴしました。ロードバイクを買ったのです。いずれそのことも書きたいな!

日曜はふて寝…ではなく、仕事でプリンスリーグにも、サテライトにも、J2にも、JFLにも、大学サッカーにも行けず。

けど、1日置いて、結果的に情報シャットアウトされていたし、切り替えることが出来たかな。

また次が来る!くよくよなんてしている暇はない!

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2009年1月14日 (水)

三連休はインカレ決勝など・・・

日曜と月曜の夜には東京系の新年会に参加し、書初めをしたり、鍋をつついたりしました。 どうもありがとう! (土曜はひたすらお仕事をしていました~(;´д`))

サッカーに関しては、ここ数年インカレ決勝と選手権決勝の両方に行っていましたが、今年はインカレ決勝だけにしました。

東京サポ系のブログとしては空前のはてブ数を獲得した記念碑的なこちらの記事に触発され、どうしても筑波のやっひーサッカーを見たかったのです。

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筑波大vs中央大

ひとことで言えば、中大が激しいプレスで筑波に得意のパスサッカーを発揮させず、切り替えの早さと決定力の高さで押し切った試合・・・、かな?

それでも序盤と終盤には筑波サッカーの片鱗が見れて、楽しかったです! とにかく繋ぐ、繋ぐ・・・。 その徹底ぶりはこれまでに見たどのチームも上回っている。

他方、個々の技量では中大が上回っていたと思う。

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その筆頭格のFC東京U-18出身の村田君。 穴埋め、押し上げ、捌き。 そして、かつてと同様に3列目からの飛び出し。 着実な技量を発揮していい働きをしていましたね。

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試合前には恒例のJ入団内定者によるサイン会!

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ハーフタイムには学芸大のラテンサークルによるサンバショー。 一人、ノリノリで弾けまくってる子がいて、両応援団とも盛り上がってました~!

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結局、2-1で中大が勝利!

それにしても、この風間監督のこだわりは凄いですね。 スペースは使わないという。

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2008年8月26日 (火)

東京都サッカートーナメントとか、馬場憂太の移籍とか

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昨日は雨の西が丘へ。

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東京都サッカートーナメント準決勝、FC町田ゼルビアvs国士舘、横河武蔵野FCvs駒澤大学。

第一試合

国士舘が開始1分に決めた1点を守りきって町田を破った。 到着が前半20分くらいだったので、得点シーンは見られず。

1点を追う町田もセットプレーから何度か決定的なシーンも作ったが、決めきれず。

去年は準決勝で法政大学を破り、決勝で長友率いる明治大学と対戦するも、敗れた町田。 今年は準決勝で涙を飲む。

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「あの日の悔しさを忘れるな」

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サポも雨の中頑張っていた。

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国士舘は守備が安定していたと思う。

スタンドに柱谷哲二(国士舘大OB、元国士舘大コーチ)と高木琢也がいたよ。 胸糞悪い。

と思ったら、廣永くんも見かけて、気が晴れる。 頑張れ!

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ゴール裏が町田モードから武蔵野モードへ。

第二試合

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8年ぶり、悲願の天皇杯出場を目指す横河武蔵野と駒澤大学の対戦。

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横河武蔵野が押し気味に試合を進めるものの、先制は駒澤。 CK後の混戦から押し込み、そのまま前半終了。

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東京U-18出身の駒澤大DF伊藤龍は右CBで出場。 的確なポジショニングと強さで頑張るが、もう少しスピードがあればなぁ。 応援歌は ♪ポパイ・ザ・セイラーマン♪ のメロディに合わせて ♪ドラゴン・いとうー♪

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ちょっと緩めの駒澤の横断幕

後半、引き続き横河武蔵野ペース。 そして、遠目から放ったミドルを駒澤GKがわずかに抑えきれず、詰めた高橋周大が先制。

さらに高橋は、左サイドでボールを受け、角度の無いところから逆サイドのネットに突き刺すゴールを決め、横河武蔵野が逆転。

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そのまま2-1で逆転勝利。

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横河武蔵野はここ数年、なかなか天皇杯への切符を手に出来ないが、着実に力を蓄えてきて、この日は駒澤相手に終始優位に試合を進めた。

急がば回れ。 東京にも言えるのではないか?

決勝は国士舘大学vs横河武蔵野FC。 30日(土)18時KO@西が丘。

ちなみに翌日はなでしこリーグのオールスター。 31日(日)17時KO@西が丘。 五輪でのなでしこジャパンの奮闘に感動した人は西が丘に集合!

憂太の移籍

憂太については、前の監督を批判して干されてからは全然チャンスがありませんでしたね。 まぁ、移籍は仕方ない。 出場機会を得るため、とポジティブに捉えよう。

ただ、既に出来上がっているチームに途中から加わるのは難しい。 特に、昇格に向けて重要な局面にある山形だから、わざわざバランスを崩すようなことはしないだろうし。 まずはバックアッパーから始めて信頼を勝ち取るところから。

千葉が彼を開花させられなかったのか、彼が千葉で開花出来なかったのか。 (まぁ、東京で開花していた、という見方もあるだろうが、個人的にはもっと出来ると思っている。) 歯がゆいなぁ。

一ファンとして見守っていきたい。 Jユースカップの予選もあるし、今年の秋は山形に行くことが増えるかもしれない。

(30日(土)は西が丘にするか、それともニッパツに横浜FCvs山形を観に行くか迷うなぁ。)

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2008年7月20日 (日)

灼熱の小平→久々の敷島 7月19日(土)

本来なら今日から関西入りして、SAGAWA SHIGA FCvs小澤のいるガイナーレ鳥取を見るつもりだったが、こちらでの用事のため断念。 (小澤ゴールおめでとう! 勝てなくて残念・・・。)

用事を済ませた後、武蔵野陸上競技場に行くという手もあったものの、東京の若い選手達の様子が気になり、小平で順天堂大学との練習試合を観戦。 その後、久しぶりに敷島に行き、草津vs仙台を観戦。 (少しでも敷島に近いという点も、武蔵野より小平を選らんだ理由の一つ。)

小平に向かう途中、新小金井街道が西武新宿線をくぐるところにある温度計が示していた気温は35℃。 暑い!

前半10分頃に到着。 直前に東京が先制したらしいのだが、残念ながらそのシーンは見られず。

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東京のフォーメーションはこんな感じ。
 川口 赤嶺
エメ    石川
 池上 栗澤
浄 茂 藤 健太
    荻

攻撃の起点は概ねエメでしたね。 ただし、なんとなく集まってしまうというか、悪く言えば、ほかの選手がエメに任せ気味の感じがあるのは否めない。

まぁ、暑さの中で下手にムービングしても、自滅を招きかねない。 ムービングというのは、動きさえすればいい、ということではなく、いかにムービングを通じて効果的に攻めるか、ということだろう。 動き疲れて攻撃力が落ちるのであれば、それはムービングではないのだろう。 では、この季節、どうやって「ムービング」を実践し、効果的に攻撃し、点を取って、勝っていくのか・・・、なんてことを考えながら試合を観ていた。

途中、早めに石川が下がり、39番を付けた練習生が投入されてこんな感じに。 石川は縦に抜け出してGKと1対1というシーンでふかしてしまった場面もあったが、調子自体は良さそう。 京都でどれくらい使われるかな。

で、こんなフォーメーションに。

 川口 赤嶺
エメ    栗澤
 池上  浄
練 茂 藤 健太
    荻

その間、梶山や長友がファンサービスに対応し、インタビューを受けていた。

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結局、1-0で前半終了。

後半大きくメンバーが変わってこんな感じに。

 昂太 洋平
健児   栗澤
  練 池上
光平練カズ泰志
    阿部

途中、ミスから良い位置でFKを与え、直接決められて同点。 さらに、ミスからボールを奪われ、ゴール前のパス交換からミドルを決められ逆転を食らう。

けど、終了間際、怪我の泰志に代わって右SBに入っていた健太が、前の栗と入れ替わる形で右サイドを縦に抜け出し、クロスを上げると、昂太にはわずかに合わなかったものの、逆サイドで拾った健児のマイナスパスを洋平が決めて2-2。

昂太のFWは、ユース以来、久々に見た気がする。 昂太は3年のとき、コンバートされたFWで活躍して昇格を勝ち取った(と思う)のだが、元々本職じゃないし、ゴールの嗅覚が格別鋭いとかではなく、相手の意表を突くタイミングで出すパスとか、左足の細かい技とかが持ち味(だと思う。) となると、サイドに流れて組み立てるとか、スペースにボールを引き出すプレーなどはいいのだが、相手を背負って捌いたり、ロングボールやクロスに頭で合わせたりするのは、なかなか苦労していた。 調子自体もこれからかな。

洋平は迷いがだいぶ消えて、はっきりプレー選択していたと思う。 ただ、相手のマークが厳しく、持ち味を出せた場面が限られていた。 それでも、決勝ゴールを決めるあたりはさすが。

意外と言っては失礼だが、良かったのは健児。 身体が締まって、動きが速いし、足元も軽やかで、中をドリブルで抜いていったり、サイドを突いたり。 一瞬、チュンソンみたいだと思った。 プレーエリアも広く、サイドからゴール前に現われてクロスにあわせたり、自分で打つクロスもまずまず。 むろん、トップで通用するか、と問われれば?マークが付くけど、これまで自分が見た健児と比べて、あるいは今日のメンバーの中では、なかなかだったのは確か。

泰志の怪我が心配。 派手な接触とかではなかったと思うが、途中、右肩辺りを押さえて動けなくなり、かなり痛がっていた。 歩きながら戻っていったけど、重くなければいいが・・・。

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終了後、敷島(正田醤油スタジアム)に移動。 無事、キックオフ前に到着。

今年、草津、仙台とも、現地で見るのは初めてかな。

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以前、草津のゴール裏の人数はJ2では仙台、札幌に次ぐのでは? と書いたが、札幌がJ1に上がった今年は仙台に次ぐような気がする。 密度と迫力はかなりのもの。

メインスタジアム外にケータリングカーが並び(再入場可)、食べ物も充実しているし、仙台からも結構来ていたし、良い雰囲気。

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試合はプレスの掛け合い、スペースの潰し合い、と言った様相で、結局スコアレスドローの痛み分け。

草津はパス回しで試合を組み立て、仙台はハードワークと攻守の切り替えでチャンスを生む。 しかし、草津は狭いところで寸詰まりになり、仙台はミスや相手の好守で得点できず。

シーズン前、今年の草津は一味違うと思っていた。 中盤に島田や熊林など計算できる選手が揃い、チーム力が底上げされたと思ったから。 序盤、下位争いに巻き込まれたけど、その後、J昇格後初の連勝を遂げた頃から調子を上げ、今は昇格も不可能ではない位置に付けている。

他方、昇格争いの常連ながら、決められない仙台。 今年はブラジル人を擁せず、Jを知り尽くしたベテランを補強。 最近は、京都から斉藤大介を獲得。 規律とハードワークで悲願の昇格を成し遂げるか?

由紀彦は終盤登場。 右サイドを活性化したが、いかんせん、出場時間が短かった。 宮沢みたい~。

Yukihiko

明日(今日)はどこに行こうか。 関東に残ってどこかの試合を観るか、京都に前日入りするか・・・。

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2008年6月20日 (金)

第59回早慶サッカー定期戦

第59回早慶サッカー定期戦

第59回早慶サッカー定期戦

手前が田中奏一

第59回早慶サッカー定期戦

中野遼太郎登場

第59回早慶サッカー定期戦

第59回早慶サッカー定期戦

慶応は田中奏一くんが右サイドバックで先発。

慶応がセットプレーとロングボールから2点先制も早稲田がムービングなサッカーで追いつく。

後半は双方、攻撃で見せ場を作り、面白い。(どっちも守備が若干緩いが。)どっちもポストやバーや惜しいチャンスがいっぱいだが、早稲田が個の力で逆転。

一応、OBの端くれなので早稲田応援ですが、田中くん頑張れ!(早稲田は中野遼太郎がロスタイムに登場!)

応援も伝統的な慶応とウルトラス主導の早稲田の好コントラスト。これも日本の誇るべきサッカー文化。

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2008年2月10日 (日)

練習試合 FC東京vs筑波大学 2月10日(日) 

小平へ行ってきました。 寒かったけど行って良かった。

これまでの東京のショートカウンターって、速さを重視するあまり、攻撃陣が孤立することが多く、「兵站が伸びきった」状態に陥って個別に潰されて途切れることが多かったけど、今日の試合では、どの選手もよく動いてパスコースを作りながら、「チーム全体」で攻め上がっていく意図が見えた。 誰か個人に極端な負担がかかったり、スーパープレー頼みにならず、チームとして相手を崩し、「ゴールにパス」という場面が見られた。

もちろん、まだ意図が合わなかったり、チャンスで決めきれない場面もあったし、相手が大学生ということも割り引かなければならないけど、新たな方向性と、それを実現するための具体的な方策を、実際のプレーからしっかり見て取ることができ、なおかつ、ある程度点も取れ、非常に良かった。

他方、守備ではまだプレスが連動しない場面もあったけど、個々のレベルの高さでなんとか対処できていた。 火曜日の湘南戦でどうなるか。

1本目はこんな並び。

____平山
_羽生_エメ_ナオ
__梶山__今野_
髪_茂庭__藤山_徳
____塩田

ジミウソンエメルソン(無論、間違えです。ogan様、ご指摘ありがとうございました。)は初めて見たけど、まるで昔からいるのでは?と思うほど違和感が無かった。 ケリーみたいな絶対的なキープ力やドリブルはないけど、ボールキープとパスの判断が良く、バランスを崩さず、チェイシングも労を惜しまない。 CKも良い弾道のを蹴っていたし、今のところ、なかなか「使える」外国人ではないか?と。 FKはどんなのを蹴るのだろうか?

羽生も、まるで水か空気のごとく違和感なくプレー。 やるべきことをそつなくやり続け、時々、ここぞというところで猛ダッシュや猛プレスから相手のバランスを崩すプレーをするところが非凡だなぁ、と思った。 時々右サイドにやってきてプレーしていた。 そんな時はエメルソンがきっちり左サイドをケア。 バランスが崩れることは無かった。

平山も表情が引き締まり、軽薄なところが消えている。 祐介、赤嶺も悪くなかったけど、現時点でのファーストチョイスが平山なのには納得。

石川は中に入ってきてプレー。 ボール離れが良く、持ちすぎて潰されるという弱点は顔を見せず、むしろ、速さやゴール前に果敢に飛び込んでいく思いっきりのよさが活きていた。

梶山は中盤に君臨。 堂々とボールを奪い、パスを捌き、飛び込む。 そのうえで、小技も冴えていた。 アメリカ遠征ではくれぐれも怪我に気をつけて。

今野がまだちょっと試合に入ってこれないところも見受けられたけど、個々の局面ではさすがの対人能力を発揮。 何よりも楽しそうにプレーしていたのが良かった。

長友も活きの良い新人ですねぇ。 良いタイミングでポーンと上がっていく姿はなんか懐かしい感じ。 ファンサも盛り上がっていた。

茂庭は積極的に縦パスを通したり、意外にも順応していた。 守備では個人能力を発揮せずとも対処できてしまっていて、まだ分からないけど、表情も明るく、調子は上向きに見えた。

藤山は相変わらず鋭い突っ込みからいっぱいボールを奪っていた。 選手が入れ替わり、サッカーが変わっても、錆付かないどころかいよいよ増す輝き。 藤山をCBとして花開かせた原さんに感謝。

後半のスタートはこんな並び。

____平山
_栗澤____羽生
__今野__徳永
____梶山
浄_茂庭__佐原_髪
____塩田→権田

むしろ3トップ気味だったかもしれない。

梶山が中盤の底のような感じ。 そして、時々トップ下の位置にもいる。 なかなか興味深い。 栗澤や羽生はポジションを入れ替えることも多く、パスコースにも頻繁に顔を出し、無理なく、ポゼッションサッカーが実現していた。 (まぁ、相手のレベルを割り引かなければならないかもしれないが。)

徳永は中盤でも違和感無くプレー。 あわやハットトリックかという弾丸ミドルも見せた。 ダレた感じが消え、本気を出した徳永は凄い選手なんだなぁ、と改めて実感。 これも代表効果か? 岡ちゃんに感謝。

長友に負けていられない浄も相変わらずの堅実なプレーを見せていた。 かと思えばスペースに飛び出して梶山からのロングパスを受けて正確なクロスから得点をアシストするシーンも。 左は層が薄いとの評判を蹴散らして欲しい。

栗澤は栗澤。 誰とでも馴染み、(良い意味で)存在を感じさせないバランスの良さは貴重だと思った。

佐原も高さと迫力あるスライディングで守備に貢献。 計算できるCBが増えたことは嬉しい。

後半途中から大幅に選手が入れ替わり、こんな並びに。

__赤嶺_祐介_
_栗澤___信男
__浅利_池上
浄_佐原_吉本_小山
___権田

祐介は凄いフィジカルを発揮。 接触プレーでは相手がかわいそうだった。 キープ力もあったし、繋ぎも良かったけど、自分で打てるシーンではどんどん打って。

赤嶺は前線での泥臭いプレーで期待に応えていた。 信男も結構2列目から飛び出して、元FWらしさを発揮。

ナオブログであられもない姿を晒された池上はタイツを着ていて、露出は顔と両手だけという少々期待外れな(?)姿で登場。 クレバーな繋ぎや、2、3列目からの飛び出しも見せていたけど、池上に限らず、この辺のメンバーは少々パスの精度が落ち、チャンスを作りきれていなかった。

3本目のスタート時はこんな感じ。

____祐介
__大竹___信男
___サリ_下田
____栗澤
健児_吉本_小山_椋原
____権田

途中からこんな感じ。

__祐介__赤嶺
____大竹
_池上____下田
____浅利
健児_吉本_小山_椋原
_____荻

大竹の仕掛けにはワクワクしましたねぇ。 足元の上手さを発揮して、常に何かを起こしそう。

健児は反対側でのプレーが多く、よく見えなかったけど、ピンチで相手からボールを奪ったクレバーなプレーが印象に残っている。

下田は顔を真っ赤にしながらプレー。 まだ固かったけど、結構前に出て、チャンスに絡んでいた。

小山はSBのときは球捌きは良いが、攻守の切り替えをもっと早くしたい。 CBで意外な安定感を見せていた。

椋原からはベテランみたいな落ち着きと余裕が感じられた。

小平

13:50頃着いたら凄い人数の人がいた。 人垣の後ろから見ようとしたら、さらに人が来て、あっという間に自分も人垣の一部に。 全体から期待が感じられ、ポジティブな空気でしたね。

ブログを始めた頃、小平にはまだ1、2回しか行ったことがなかったけど、なんだかんだと、そろそろ10回目くらいになるかも。

最初の頃は小金井からバスで行っていたけど、小金井街道の渋滞の酷さに辟易し、その後は車で行き、ヨーカドーの有料駐車場に止めることが多かった。

そして、最近は自転車で行っている。 ただ、新青梅街道の空気の悪さと走りにくさに参っていたのだが、今日は多摩サイクリングロード「多摩湖自転車道」(つぴぃ様、コメントありがとうございました。)で行ったら、近い上に走りやすく、もっと早くこの道を知っていれば良かった。 個人的な小平へのアクセス問題も解消されつつあり、嬉しい。

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2008年1月14日 (月)

中野、永露登場 インカレ決勝 法政vs早稲田 1月13日(日)

昨日は国立でインカレ決勝・法政vs早稲田を観てきた。 (女子決勝には間に合わず。)

早稲田では、FC東京U-18昨年度のキャプテン・中野遼太郎が、1年生ながらボランチで先発。

Nakano00

フィジカルでも見劣りせず堂々たるプレー。 運動量というより、鋭い読みと早めの展開で活躍。 もう少し繋ぎの確実性を高めたい。

Nakano01

早稲田の先制点は右サイド松本怜(2年・青森山田)の突破→中に飛び込んできた兵藤慎剛(4年・国見・横浜FM内定)のシュートだったけど、松本が相手裏に抜け出せる絶好の位置に絶妙のロングフィードを放ったのが中野。 それまで、どちらかと言えば法政ペースだっただけに、試合を分ける重要なプレーだったと言っても過言ではない思う。

さらに、CKからファーサイドに流れたボールにDF藤森がフリーで合わせて早稲田が2点リード。

Nakano10

交代後、大榎監督と握手する中野

2点リードされた法政は左サイドに永露大輔(2年・FC東京U-18)を投入。

Eiro00

早稲田応援モードが、ここから法政(というより永露)応援モードに。

Eiro01

何度か左サイドでドリブル突破を試みたけど、引いて守る早稲田を崩せず、一人抜いても二人目に潰されるシーンが続いた。 相手が引く前に観てみたかった。

結局、2-0で早稲田が勝利。

Waseda00

この試合は早稲田・大榎監督最後の試合。 来年から清水ユース監督に就任。 一度は都リーグに落ちた名門・早稲田を復活させたその手腕を生かす。

Oenoki

「お疲れさま!! 大榎早稲田!!」

決勝を観るのは3回目だったけど、これまでで一番面白かった。

法政の繋ぎとフリーランは練度の高さを感じさせるもので、見ごたえがあった。 ただ、何度か決定的なチャンスを外したのが勿体無かった。 (笛でも不利だった?)

Hosei

お疲れさま。 (ところで、法政のユニは腕のところに白い模様が入っていて、キャプテンがいっぱいいるみたいに見えるんだよね。)

両チーム合わせて910人がJリーグ入りが決定しているという豪華な試合はとても楽しめた。

法政

  • 吉田正樹(DF) → 横浜FC
  • 本田拓也(MF) → 清水
  • 菊岡拓朗(MF) → 水戸
  • 土岐田洸平(FW) → 大宮
  • 市川雅彦(FW) → 大宮

早稲田

  • 横山知伸(DF) → 川崎
  • 鈴木修人(MF) → 鹿島
  • 山本脩斗(MF) → 磐田
  • 兵藤慎剛(MF) → 横浜FM
  • 島村毅(FW) → 湘南

自分の席の近くでも、いろいろなサポを見たな。 ハーフタイムに一瞬「○×歓迎」横断幕を広げていたJサポがけど、気持ちはよく分かった。

Waseda10

P.S. 今年もJ入団選手のサイン会を開催。 去年は難波宏明(笠岡工→ヴィッセル神戸→栃木SC→流経大→横浜FC)のサインが楷書だったのが笑った。

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