カテゴリー「女子サッカー」の4件の記事

2008年9月 2日 (火)

なでしこリーグオールスター(途中から) 8月31日(日)

日曜日は西が丘に。

2年前に国立で開催された時も見たのだが、手作り感と華やかさの絶妙なブレンドをとても好ましく感じ、こんな気恥ずかしいタイトルを付けた。 (意外と悪くなかったかも!?)

今回は、前半途中からしか見られなかったのが凄く残念。 前半の得点シーンでの踊りや、駐車場でのブースや、エキシビション・マッチも凄く楽しかったらしい。 早く行きたかった・・・。

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女子サッカーをそんなに追いかけてる訳でないので、的外れな印象かもしれないが、2年前に比べて、不遜な言い方だが、凄く上達していると思った。

前はサイドチェンジを打つ時、一部の選手を除くと、よっこらしょ、という感じだったけど、今回はスムーズにボールが飛んでいく。 前はピッチの広さを持て余しているように感じたけど、今回はピッチを広く有効に使っている。 スピードも上がっている。

ハーフタイムには、なでしこリーグ2部・ジェフレディースのMF石田美穂子にして歌手石田ミホコのライブ。

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この日も臨海での試合後駆けつけたらしい。

試合はEastの2-0リードからWestが追いつく劇的な展開。 双方激しい真剣なプレーの応酬で盛り上がる。 最後もチャンスの連続で手に汗握る展開。

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観客動員も去年の1.5倍ということだけど、自分の席の周りは、会話の端々から、いかにもサッカーに詳しそうな人達が多かった印象。

果たして、一般への認知がどこまで広まったかは分からない。 (まぁ、Jリーグでさえ、広がりを欠いているし。 うまい告知の方法ないですかね?)

この日感じたなでしこリーグの魅力は、既存のサッカー好きにこそ見てもらいたいものかもしれない。 男子サッカーで忘れたものを思い起こさせてくれる清清しさがあった。

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2008年1月 2日 (水)

2008年観戦初め 天皇杯決勝 広島vs鹿島 1月1日(火)

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ひとことで言えば、鹿島が広島に良さを出させなかった試合だったと思う。

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広島としてはサイドを経由した大きな展開で横に揺さぶりをかけて、寿人や平繁が裏に抜け出す形を狙っていたと思うけど、中盤でもサイドでも鹿島のプレスが厳しくて、広島のボールホルダーはすぐ囲まれてバックパスに逃げるのが精一杯。 前を向けず、十分な視野も確保できず、とてもFWに良いパスを出せる状況ではなかった。 たまにFWにボールが渡っても、FWどうしの、そして高萩との距離が遠く、有効な連携は生まれず、個別に潰されるだけだった。

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森崎ブラザース

結局、サイドから攻めるしかなく、たまに駒野が深く切れ込んでクロスを上げるシーンもあったけど、ほとんどの場合はバックパスや順送りの横パスしか出せなかった。

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立てないストヤノフ

後半の途中、4バック(右から槙野、和幸、ストヤノフ、盛田)にして、駒野を前でプレーさせようとした時間帯があったけど、あまり有効ではなく、李ハンジェが入った頃からはまた3バックに戻っていた。

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「広島の誇り サンフレッチェが好きだ」

トップ下が高萩じゃなくて柏木だったら、味方からボールを引き出す動きや、相手のボールに突っかけるプレーや、相手DFにギャップを生むドリブルを仕掛けて、もっとチャンスを生んでいたかな、と思う。 ただ、鹿島の厳しいプレスをすり抜け、堅い守備をこじ開けられたかは分からない。 たぶん、全体的な流れは変わらなかったんじゃないだろうか?

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本山、野沢、満男、青木で構成する鹿島の中盤はかなり魅力的だった。 四人が互いの位置関係や距離を保ちながら流動的に動いて、すごくバランスがよかった。 「ポジションチェンジ」を狙ってやるのではなく、流れの中で各選手がポジションに囚われずに動いていた感じ。

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あと、プレスに行くときも迷いがない。 自分の空けたスペースは誰か味方が埋めてくれると確信しているから、思い切ってプレスにいける。 そして、プレスから攻撃への切り替えが自然で早(速)い。 なんというか、プレス自体が同時に攻撃の一歩目になっていた。

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結局、内田とダニーロのゴールで鹿島が2-0で勝利。 先制点は打った内田を褒めるべきでしょう。 ダニーロのゴールは柳沢のアシスト。 柳沢は自分で打たなかったのは、「らしい」なぁ、と思った。 ダニーロは動きはもっさりしているけど、なかなかキープ力があったし、シュートもさすがだった。

Kashima22

う~む。 リーグ戦とのV2を果たした鹿島。 今日もたくさんのサポーターが国立のアウェイ・ゴール裏を埋めていたけど、ゴールが決まっても、かつてのよ うに 「キャー」 と黄色い声が響き渡ることはなかった。 声量自体もだいぶ落ちていると思った。 サポーターが年をとったか?

Kashima23

Atsuto

寒そうな内田。

国内3タイトルのうち鹿島が2つを獲ったけど、世間やメディアは相変わらず浦和を中心に回るんだろうなぁ。 憎たらしさがイマイチ足りない鹿島。 完全復活。

Xerox

再び同カード。

TASAKIペルーレvs日テレベレーザ

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後半から観戦。 前半で1点リードしたベレーザが最後に突き放すという、天皇杯決勝と似た試合展開。

スピードや激しさは段違いとは言え、ピッチの横幅を大きく使った展開から裏に抜け出すベレーザのサッカーは広島がやりたかったものに近いんじゃないかな、と思った。

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TASAKIサポ

終盤、ペルーレも惜しいチャンスを作っていたけど、全体的にはベレーザの完勝だった模様。

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2006年8月29日 (火)

今宵、ちょっと素敵なひととき なでしこリーグオールスター 8月27日(日)

日曜は国立になでしこリーグのオールスターを見てきた。

女子サッカーの試合を見るのは日本代表の親善試合(豪州戦)以来2回目。 なでしこリーグの試合を見るのは初めて。

会場に到着し、スタジアムを包むJとは異なる華やいだ雰囲気に気づく。 勝負というより、劇の開演を待つかのような。 それはオールスターだからか、それともなでしこリーグにもともと備わるものなのか。 最初はちょっと違和感があった。

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コンコースにはチームごとにコーナーがあった。 写真はマリーゼのブース。 人気の丸山選手(たぶん)がいて、サインに応じていた。

まもなく試合開始。 選手紹介がよかった。

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選手の名前が呼ばれ、走りながら順番に登場。 そして、お立ち台で一言。  どの選手も笑顔でハキハキ話していた。

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(写真右) Westの山本選手はロナウジーニョの格好(ユニホーム、エクステンション)で登場。 会場の笑いを誘っていた。

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両チームで集合写真

試合が始まると、それまでの華やいだ雰囲気から一転、激しい展開に。

けど、それももっともだろう。 10年ぶりのオールスター。 舞台は国立。 8,000人を超える観客。 選手達も燃えるはず。

序盤はリーグ1位ベレーザと2位レッズレディース(いずれも無敗)を擁するEastが一方的に押した。

けど、先制はWest。 オフサイドをかいくぐってGKと1対1になった大谷選手がループシュートを決めた。

先制後、Westが盛り返し、互角の戦いに持ち込む。 プレスがよく効いていた。 Eastは個人技頼みになりがちだった気がする。

後半、再び抜け出した大谷選手がGKを引きつけて横にパス。 パスを受けた相澤選手が無人のゴールへ蹴りこんでWest2-0。

けど、Eastも反撃。 厚い攻撃から大野選手が蹴りこんで2-1。 その後もEastが反撃を見せるものの結局、そのまま終了。

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女子サッカー。 TVで見ているとスローモーションに見えたが、生で見ると意外にスピードが速くて驚いた。 Westで途中出場した16番の加戸選手なんて速い速い。 (背番号と同じ年齢らしい。)

他方、キック力はさすがに弱かった。 正確なロングパスもあったけど、助走が大きい。 ミドルシュートも少なかった。 ただ、その分ドリブルや細かいパス回しからじっくりエリア侵入を狙うことが多く、スリリングな展開に。

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East、Westともそれぞれのサポに挨拶。 サポもエールで応えた。

最初スタジアムに着いたときは、Jとは異なる雰囲気に少し戸惑ったけど、表彰式の頃には、そのあたたかさが心地よかった。

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East、West両サポが 「毎年やろう・オールスター」 の横断幕を掲げていた。

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2005年7月24日 (日)

なでしこスマイル なでしこジャパンvsオーストラリア女子代表 7月23日(土)

なでしこジャパン初観戦。

正直、選手はまだ分からなかったけど、澤が凄いのは分かった。 サイドに、これほどまでに? とやさしいパスを出し、攻撃を形作る。

ミスとPKから2点先制されたものの、サッカーの質はなでしこが上。 ワンタッチプレーやラストパスの正確性が比較にならなかった。 押せ押せの時に畳み掛ける力も見せた。 前半できっちり逆転し、後半だめを押して4-2。

アッパレ! なでしこジャパン!

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